AWS SAPに合格したのでやったことを振り返ってみた
AWS Certified Solutions Architect - Professional (SAP) に合格したのでやったことの振り返り記事として本記事を作成しています。23新卒でITエンジニアとなり、2年目までに取得したいなーとぼんやり思っておりました。ギリギリですが最後の月(2025年3月)になんとか取得できました。
AWS SAPとは?
認定を受けた個人が、複雑な問題に対する複雑なソリューションの提供、セキュリティ、コスト、パフォーマンスの最適化、および手動プロセスの自動化における高度な知識とスキルを証明するために役立ちます。この認定は、組織がクラウドイニシアティブを実施するための重要なスキルを備えた人材を特定して育成するための手段です。
引用:https://aws.amazon.com/jp/certification/certified-solutions-architect-professional/
- 試験期間:180分
- 問題数:75問
- 受験料:300 USD(2025/3/9時点)
前提:AWSの経験
- AWSを使った経験
- 開発:2024年4月くらい〜2月終わり(現状)まで
- 運用:半年ほど
- AWS認定
- AWS Solutions Architect Associate (SAA) 資格を既に取得済み(2024年10月)
資格取得の目的
実務においてAWSのアーキテクチャ設計の話題が多く出てきたので、会話についていきたいと思っていたためです。
その上で目標にしやすいものを考えると、AWS SAP かなと思ったので趣味で学習を始めました。
学習期間と方法
学習期間
2025年1月末~3月の2週目までの 約1.2ヶ月 です。
土日メインでの学習を行い、平日は帰宅の際に電車で振り返りを行ってました。
具体的な学習方法
1. Web問題集の利用
問題集としてはCloudTechを利用しました。
問題に解説動画と画像があり、個人的に理解しやすかったです。
1周した後は75問のランダム演習を行い、SAPの受験1週間前は 80% くらいは正解できる状態でした。
2. Claudeを活用した理解度確認
新しく学ぶサービスがいくつもありましたが、その際は問題と解答を暗記するのではなく以下の3点を自分の言葉で説明できる状態になることを意識しておりました。
- サービスの概要
- 主なユースケース
- 使うと嬉しいポイント
1問1問時間はかかることが多かったですが、これらをClaudeに説明してみて自分の認識が正しいか確認しながら問題集を解いていきました。
3. Discord個人サーバーへのアウトプット
個人用Discordサーバーを作成しメモ用に使ってました。
Claudeとの対話内容や理解した内容は、ここにまとめていき電車の中など隙間時間で見返してました。思い出したい時にサーバ内で検索すれば以前書いたメモが出てくるので便利でした。
当日の受験スコア
当日のスコアは 782/1000 点でした。
見直しの時間は15分程度しか取れなかったです。
合否の結果は当日の19時くらいにメールで届きました。
苦労した点
- 問題文と選択肢の文章量が長く、1問の内容を把握するのに時間がかかった点
⇒ 選択肢をざっと見て何が違うのかを把握し、消去法で回答することも少なくなかったです - 2択まで絞れるが、どちらか判断に迷うことが多かった点
⇒ 問題として何が問われてるのか最後に書かれてる事が多かった印象なので、その観点から内容ブレないように再度検討しどちらか判断するようにしました
感想
資格を取ったからと言ってすぐに実際のリソースを設計・構築できるかといわれるとそうではないので、趣味でやってる個人開発でAWSを活用し、リソースを構築しながら実践的なスキルにしていきたいと思います。
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