個人開発でもエラーモニタリングしたいっ!!!Rollbarのススメ。
この記事は?
個人開発でアプリを出す際に問い合わせやエラーが発生した場合にログを取りたいと考えました。そこで個人開発者はどんな方法でエラーログのモニタリングをすればいいのかなと思いまとめてみました。
モバイルクラウドモニタリングの選択肢
モバイルログのクラウドモニタリングといえば思いつくのは下記の2社と思います。
(他にも思いついた方いたら、教えてください。)
今までの職場ではこの2つのどちらかであることが多かったです。会社だと多く導入されているのではないでしょうか?
DataDogを採用する場合
下記はDataDogの料金画面です。
ネックになるのは、 メトリクスを1日保存
と Proの最低料金が月$18
ということです。
個人開発において1日以内に対応することはかなり難しく、DataDogを使う場合 Pro以上であることは避けられません。
しかし 月$18
も稼いでないのに...という気持ちになります。
NewRelicを採用する場合
下記はNewRelicの料金画面です。
料金面だけ見ると無料でもある程度使えそうな気がしますが、サインアップでもろに会社情報が必要そうで諦めました。
もし個人開発でも使えそうな情報持っている方いらっしゃいましたら教えてください(他力本願)
Rollbarのススメ
そこでRollbarの利用をお勧めします。
RollbarもNewRelicやDataDogと同じモバイルクラウドモニタリングができるツールです
料金の面では月5000件までは無料とのことで使い方を特化してログを送ることで、個人開発の利用に耐えられそうです。
プロジェクトやユーザー数にも縛られないのがいいですね。
2023/08/20時点で2ヶ月間無料で利用できてます。
Rollbarの導入
Rollbarの導入方法です。
と言っても下記に書いてある情報で十分サクサク設定できるので説明はほとんど不要だと思いますが下記3行で導入できます。
今回はiOSの事例で案内していますが、一般的な環境であればほぼ全ての環境で利用可能です。
この手順はチュートリアルのように表示されて実装できるので導入時に特に意識してみに行く必要はありません。
import RollbarNotifier
@main
struct MyApp: App {
init() {
let config = RollbarConfig.mutableConfig(withAccessToken: "[ACCESSTOKEN]")
Rollbar.initWithConfiguration(config)
Rollbar.infoMessage("Rollbar is up and running! Enjoy your remote error and log monitoring...")
}
}
Rollbar応用
普段ロギングをするときに上記のようにメッセージのみを送ることはほぼなく再現させるためになるべく多くの情報を送りたいと願うのがエンジニアであり個人開発者だと思います。
そういう場合下記のGitHubでRollbarのカスタムができるので参考にしてください
ちなみにuser情報などの特定するための情報を送りたい場合下記のように書けます
func logMessage() {
Rollbar.infoMessage(
"Rollbar is up and running! 😁",
data: ["key_x": "value_x", "key_y": "value_y"])
}
まとめ
というわけでRollbarの紹介でした。
記事の途中でもありましたが、Swift以外でもRollbarを利用できるのでぜひ試してください!
Rollbarさんいつもありがとうございます。個人開発で儲かったらいつか返します!!
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