ClaudeCodeで頻発するAPI Error (Request timed out.)エラーを解消する💣
Claude Code Editor で "API Error (Request timed out.)" エラーを解決する方法
はじめに
Claude Code Editor を使用していて、API タイムアウトエラーが頻発し、作業が中断されることはありませんか?この記事では、このエラーを解決するためのシンプルな方法を紹介します。
私は頻繁に発生していて、開発作業が中断される事がよくあったので色々と調べていたところ、以下のGithub Issueに記載されている方法を試す事で解消しましたので、方法をシェアさせて頂きます。
エラーの症状
Claude Code Editor で作業中に、以下のようなエラーメッセージが連続して表示される問題が発生することがあります:
⎿ API Error (Request timed out.) · Retrying in 1 seconds… (attempt 1/10)
⎿ API Error (Request timed out.) · Retrying in 1 seconds… (attempt 2/10)
⎿ API Error (Request timed out.) · Retrying in 2 seconds… (attempt 3/10)
⎿ API Error (Request timed out.) · Retrying in 5 seconds… (attempt 4/10)
⎿ API Error (Request timed out.) · Retrying in 9 seconds… (attempt 5/10)
⎿ API Error (Request timed out.) · Retrying in 17 seconds… (attempt 6/10)
⎿ API Error (Request timed out.) · Retrying in 36 seconds… (attempt 7/10)
⎿ API Error (Request timed out.) · Retrying in 40 seconds… (attempt 8/10)
このエラーが発生すると、リトライが繰り返され、作業が大幅に遅延したりして、継続が難しくなったりします。
解決方法
結論
API_TIMEOUT_MS
環境変数を十分な値に設定することで、このエラーを解消できます。(少なくとも私は直りました)
具体的な設定方法
Claude Code設定JSONファイルに、以下のように環境変数を追加します。
※自環境ではsettings.local.jsonに設定しましたが、恐らく他の設定JSONファイルでも動作するかと思います
{
"env": {
"API_TIMEOUT_MS": "600000"
....
},
....
}
設定値の説明
-
API_TIMEOUT_MS
: API のタイムアウト時間をミリ秒単位で指定します。上記の例では 600,000ms(10分)に設定しています
動作確認環境
以下の環境で動作確認を行いました:
- ハードウェア: MacBook Air M2
- OS: macOS 15.3
- エディタ: Cursor
なぜこの設定が有効なのか
API タイムアウトエラーは、Claude が複雑な処理を行う際に、デフォルトのタイムアウト時間内に処理が完了しないことで発生します。特に:
- 大きなコードベースの解析
- 複雑なリファクタリング
- 多数のファイルにまたがる変更
これらの処理では、より長い処理時間が必要になります。
API_TIMEOUT_MS
を十分に大きな値に設定することで、処理に必要な時間を確保し、タイムアウトエラーの発生を防ぐことができます。
詳細は、Github Issueに記載のある、サポートチームからの返信をご確認ください。
注意事項
- タイムアウト値を大きくしすぎると、実際の問題が発生した際の検知が遅れる可能性があります
- ネットワーク環境や処理の複雑さによって、適切な値は異なる場合があります
- まずは上記の設定値で試し、必要に応じて調整することをお勧めします
トラブルシューティング
もし設定後もエラーが発生する場合は:
- さらに大きな値(例:
"1200000"
= 20分)を試してみる - ネットワーク接続の安定性を確認する
- 処理するファイルやタスクを小さく分割する
まとめ
Claude Code Editor で API タイムアウトエラーが頻発する場合は、API_TIMEOUT_MS
環境変数の設定を見直してみてください。この簡単な設定変更により、リトライの繰り返しから解放され、スムーズな開発体験を取り戻すことができます。
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