📝
技術書読書ログ「ゾンビスクラムサバイバルガイド」
感想
スクラムでの実践的なTIPS集が多く紹介されていて、読み進めていく中で、すぐに試してみたいTIPSがいくつか出てきたり、何か課題が出てきた場合にも参照したいと感じられる内容でした。
リベレイティングストラクチャーをベースにしたTIPSがほとんどで、リベレイティングストラクチャー自体にとても興味が湧き、今後、ファシリテーションを行う際に試してみたいと思いました。
個人的に重要だと思ったところ
サマリ
スクラムの目的は以下の4つに分類できる。
- ステークホルダーが求めるものを作る
- 結果を速く出荷する
- 学習にもとづいて継続的に改善する
- 阻害要因に対処するために自己組織する
上記のルールを守れず、誰も改善しようとしないとゾンビスクラムになっていく。
そうならないようにするためのTIPSが各項目ごとに紹介されている。
各TIPSはリベレイティングストラクチャーをベースにしているものが多い。
リベレイティングストラクチャー
- ミーティングなどのファシリテーション手法のTIPS集
- 全部で33種類ある
- 個人的に試してみたいと思ったもの
- 1-2-4-All
- 15% Solution
- TRIZ
- Appreciative Interview
ステークホルダーが求めるものを作る
- ステークホルダーの見つけ方
- 普段からプロダクトを使っている、または今後使う予定がある
- プロダクトに投資している
- プロダクトが扱う課題の解決に、時間もお金も投資している
- ステークホルダートレジャーハント
- ステークホルダーを見つけるためのTIPS
- まずプロダクトの目的を明確にして、その上でプロダクトに関心がある人を見つける
- ステークホルダーが見つかったら以下を進める
- 席を近くにする
- レビュー会に参加してもらう
- ステークホルダーの満足度を測る
その他
- 継続的に改善する
- 何をやめるかに焦点を当てる(TRIZ)
- 成功体験を共有し、それをもとに事を進める(Appreciative Interview)
- 自己組織化
- 成功の重要な要因
- シンプルなルール
- チームの自立性
- パーミッショントークンで自立性の低さによるコストを可視化する
- 成功の重要な要因
Discussion