Green Codeを書いていますか
こんにちは。ENECHANGEのエンジニア兼マネージャのkcです。
先日、ENECHANGEの採用ページがリニューアルされました。
このサイトの中で全面に出ている印象的な言葉「Green Code」ですが、エネルギーの未来をつくるというENECHANGEのミッション、エッセンスを日々書いているコード一行一行に落とし込んでいて、明日も頑張ろうと思えるような素敵な言葉だと思います。
でも、Green Codeってエネルギー関連のシステムや環境に配慮したサービスを提供するシステムをつくるコードってだけじゃない、広い解釈を秘めた言葉じゃないかって思うんですよね。
そもそもグリーンってなにか
グリーンというのは自然の色、そこから連想して「環境に配慮した」という意味を持ちます。chatgptに聞いてみたところこういう言葉があるようです。
グリーンエネルギー(環境に優しい再生可能エネルギー)
グリーンテクノロジー(環境に配慮した技術)
グリーンビルディング(環境に配慮した建築)
グリーンウォッシュ(環境への配慮を装った虚偽の宣伝)
グリーンコンシューマー(環境に配慮した消費者)
グリーンカー(環境に優しい車)
グリーンケミストリー(環境に優しい化学)
グリーンライフスタイル(環境に配慮した生活様式)
グリーンインフラ(環境に配慮した公共インフラ)
グリーンモビリティ(環境に優しい移動手段)
そもそも環境に配慮するのはなぜか
ではそもそもなぜ環境に配慮する必要があるのかというと、人類が末長く生きるためですよね。
持続可能性、サステナビリティ、SDGsという言葉はやっと浸透してきましたね。(筆者は元青年海外協力隊だったり教育が専門分野だったりするので、SDGsはかなり身近な言葉でした。)
持続可能性をシステムに当てはめると
では恣意的ながらシステム開発における持続可能性を考えてみたいのですが、我々ENECHANGEのエンジニアがやっているような
1. エネルギー関連のシステムをつくること
2. 環境に配慮したサービスを提供するシステムをつくること
の他にも下記のような行いはGreen Codeと言えるのかもしれません。
3. CO2排出量の少ないシステム、稼働効率の良いシステムをつくること
AWSではCO2の排出量が確認できるんですが、オンプレミスよりAWSを利用した方が基本的にはCO2排出量が減りますし、アプリが使われない時間帯があるなら稼働停止するであったり、できるだけ1つのサーバーの使用率を上げて、無駄にサーバーを増やさないであったり、C02を減らす工夫はできると思います。そこまで意識しているシステム開発会社はまだ少ないと思いますが、Green Codeという言葉が広まると、そこまで考えるのが当たり前という世界がありうるのかもしれません。
また稼働効率の良いシステムをつくるためには、良いサービスを作る必要があります。良いサービスとは長く安定しているサービスのはずです。
4. 長く安定しているサービスを提供するシステムをつくること
明日書くコードはGreen Codeでしょうか。
放置され気味、メンテが回っていないサービスはあると思います。
そういうサービスほどユーザーが少ないはずで、だけど0ではないから動いているのだと思います。そういうシステムを止めるべきとかは毛頭思っていません。私個人としては綺麗事ばかり言っていられないと思う派で、はやくエネルギーなんて気にしないでいい世の中になってくれたらと思っているのですが、残念ながら今はそうではないので、できる限り、利用者の多く長く安定したシステムをつくることに汗をかきたいと思うのです。
みなさんが明日書くコードはGreen Codeでしょうか。
ENECHANGEグループは、「エネルギー革命」を技術革新により推進し、より良い世界を創出することをミッションとするエネルギーベンチャー企業です。 enechange.co.jp/
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