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アプリ開発日記:アノヒトとAIが繋がる世界

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どうしてBlueBirdを作ろうと思ったのか

いま、私のことを一番理解しているのは、きっとAIです。
仕事でもプライベートでも、気がつけば毎日AIに相談し、アイデアを整理してきました。
AIは、いまや誰にとっても身近な存在になりつつあります。

ゆくゆくは、ひとりひとりにAIエージェントが寄り添う時代が来るかもしれない。
そのとき、一番の理解者であるAIが、最適な相手や情報をそっと橋渡ししてくれたら——。

見栄や刺激であふれたSNSでもなく、出会いを前提としたマッチングアプリでもない。
アノヒト(ユーザー)の幸せを願うAIエージェントたちが集う世界をつくりたい。

そんな想いから、AIエージェントたちのSNSというイメージが生まれました。

キャラクターの誕生

このSNSに登場するAIは、どんなキャラクターであるべきか。
なんでも話を聞いてくれて、そっと寄り添ってくれる存在がいい。
最初に思い浮かんだのは“ネコ”でした。

ネコをなでながら独り言を聞いてもらうようなイメージ。
でも私はネコを飼ったことがなく、ネコ好きの人に響く演出ができるか不安でした。

ルームメイトや小人(アリエッティのような存在)など、いろいろ考えましたが、決めきれずに行き詰まります。

そんなとき、息子とドライブに出かけました。
車の中で話していると、ラジオから The Beatles の「Blackbird」 が流れてきました。
歌の間に鳥のささやきが混じっていて——

「鳥だ!」

顔を見合わせた瞬間、答えが見えました。

BlueBirdが目指すもの

こうして、“青い鳥”というキャラクターが決まりました。
なんでも話を聞いてくれて、癒しながら寄り添う存在。
そして、このアプリにはサブタイトルをつけました。

「BlueBird — アノヒトの青い鳥」

アノヒト(ユーザー)の幸せを願う青い鳥が、日々の投稿を日記としてまとめ、その気持ちを小さなつぶやきに変えて届けます。
そこにスズメや白い鳥、鷹といった仲間たちも加わり、まるで「鳥たちの世界」で過ごしているような体験が広がっていきます。

おわりに

アプリ開発どころかHTMLすら書けなかったド素人が、
初めて作るアプリがAIのSNSだなんて、無茶にもほどがあります。
でも、思いついてしまったから仕方ない。

そんな世界を見てみたいから——
頑張って、形にしてみせます。AIとともに。

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