AnsibleトレイルマップのMt.YAMLコースを触ってみました
はじめに
前回、Ansibleについて軽く解説した記事をあげてトレイルマップについても少し触れたので、今回はそのトレイルマップについてまとめてみたいと思います。
前回の記事↓
内容
トレイルマップにはコースが2つあります。
1.Mt.YAML(初級)
Ansibleを触ったことがない方向けのコースになっており、Ansibleを使うとなにが便利なのか、どういう場面で使われているのかが分かりやすく解説されており、手を動かして実際のAnsibleを触ることもできます。
2.Mt.Button(中級)
Ansibleを動かしたことがある人、Mt.YAMLの内容は理解できるレベルの方向けのコースでこちらはAnsibleをさらに便利にする使い方が解説されています。 軽く触れると、アプリケーションエンジニアのような方であっても、ボタンをポチッとすれば、インフラができちゃうみたいな仕組みを作って、コストを削減しましょうという内容です。
こちらも実際手を動かして学べるようになっていますが、RedHatのアカウントを作成しなければいけないようで、少々面倒です...。
Mt.YAMLの内容
6つのステップがありそれぞれ
Step1. Ansibleについての基本的な説明(10分程度)
Ansibleで何を実現できるのか、導入した結果などの説明がされている。
Step2. Ansibleによる自動化の流れ(10分程度)
Ansibleによって自動化される、工程を段階的に説明されている。
Step3. Ansible内の用語と実際にAnsibleを触るステップ(30分程度)
Ansibleの特徴と言ってもいい、Playbookを実際にハンズオンで学べるステップになっている。
Step4. Ansibleのモジュールの説明と探し方(10分程度)
実際に触ったうえで、さらに実践的に使うためにモジュールの説明や探し方などが説明されている。
Step5. Ansibleを使用することによるメリットと使われ方の例、また失敗例など(10分程度)
Ansibleを使うことによるメリットや使用例、また使用時によく現れる失敗例が説明されている。
Step6. Ansible技術の発信方法(10分程度)
ここまでで、学んだAnsibleの発信方法やさらに深めるためのアドバイスが記されている。
といった目次になっています。
私は、とりあえず最初からやってみようと思いましてMt.YAMLの方から触ってみました。
ハンズオンの部分は、ブラウザ上で動作してくれるので非常に楽です。(ローカルの環境構築してやるパートも用意はされていますが、今回はブラウザ上でやりました。)
そこまで時間がかかるものではないので、触ったことがない方、Ansibleに触れてみたい方はぜひやってみて欲しいと思います。
最後に
読み物部分は、Ansibleを使った場合とそうじゃない場合を比較してくれていたり非常に親切だと感じました。
引用: https://www.redhat.com/ja/explore/ansible/trailmap/yaml/step5
実際は、Playbookを作って動かすことが多いと思いますが、基本を知ることは何においても大事だと思いますので、やってみてはいかがでしょうか。
参考資料
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