お手軽Ansible自動化!MinikubeでAWXをサクッと体験
はじめに
前回までは、Ansible Autmation PlatformでAnsibleTowerを作ってみたという感じだったので、OSSバージョンのAWXというのがあったので、こちらも知識としてもっておいて損はないと思うので、備忘録的な記事にはなりますが、導入までを解説しています。
※(タイトルはGeminiに考えてもらいました)
環境
機種: M1 Macbook Air(2020)
OS: MacOS Sonoma 14.6.1
メモリ: 16GB
AWX: ver.24.6.1
AWX operator: ver.2.19.1
minikube: v1.33.1
前提
最初に大事なことを書くと、AWXのバージョン18.0以降を使用する場合はAWX operatorを使用して、Kubernetesにデプロイすることが必要なようです。(なるほど...)
他の方々のAWXに関する記事を見ていると、いろんなソフトウェアを使用して環境構築されているようですが、始めてみたときにk0s,k3sってなんだって思ったりしてしまったので、あまりそのあたりに詳しくない方は公式でminikubeを利用していますので、こちらを使って良いと思います。 私も今回はそうさせていただきました。
該当記述
構築
私はもともとローカルにminikubeが入っていましたが、まだインストールしたこと無い方は
それぞれのローカル環境に応じて手順が少し異なりますので、公式ドキュメントを参照いただきたいと思います。minikubeのインストールが完了しましたら、下記の手順でAWXoperatorをインストールしてAWXを構築していくのですが、動作確認のために、下記ドキュメントの目次のテスト用のminikubeクラスターを作成してからAWXのインストール手順に進んでください。
ストレートに進むと、最新バージョンのAWX operatorでは以下のような出力が出てくると思います。
これでAWXをKubernetes環境にデプロイできたことになります。
ローカルからアクセスする際に、http://localhost:<ポート番号>でアクセスできるようにするために
kubectl port-forward service/awx-demo-service 8081:80 -n awx
こちらを実行してください。
そうすることで、Webブラウザに
でアクセスできます。ログインIDは
で、ログインパスワードは
kubectl get secret -n awx awx-demo-admin-password -o jsonpath="{.data.password}" | base64 --decode ; echo
を叩いて出てきたものです。
ログイン後の画面は、現行バージョンではこのようになっています。
最後に
AWX構築で、Kubernetesの環境が必須だったり、2024年9月現在はAWXを入れるためにAWXoperatorが使われていたりで、バージョン情報または更新情報を確認するのって大事だと再確認しました。 Kubernetesの知識を入れることも含めて、今後minikubeのようなツールをそれぞれどんな特徴があるのか、調べてみたいと思います。
下記に、今回拝見させていただいた方々の記事を貼らせていただきます。
参照記事
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