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MacbookAir M2 セットアップメモ
Macbook Air を新規にセットアップします。
以下の要素が含まれます。
- 基本的な項目と使い勝手の設定
- ユーザー名とホスト名の修正
- キーボード、トラックパッド設定
- SUDO を Touch ID で実行
- ターミナル関連
- prezto + powerlevel10k
- iTerm2
- Homebrew
- VS Code
- Python
- Git
- Obsidian
- Firefox
- Mouse Dictionary
開封
- MacBook Air M2 2022
- 16 GB
- 1TB
アップデート
- MacOS Sonoma 14.1.2 へアップデートした
各種設定前にやること
ユーザー名とホスト名の修正
ユーザー名の変更
- https://support.apple.com/ja-jp/102547
- ユーザー名を変更するために、一旦仮の管理者アカウントを作成する。
- ログアウトして仮の管理者でログインする。
- Finder > 移動 > フォルダへ移動 >
/Users
- ホームフォルダの名称を変更する。
- 設定 > ユーザーとグループ
- control を押しながらユーザーをクリックする。
- 詳細オプションを選択する。
- ユーザー名を変更する。
- ホームディレクトリを変更
/Users/ユーザー名
- 再起動 > ログイン > 仮の管理者を削除
ホスト名の変更
- 設定 > 一般 > 情報
- コンピュータ名を変更
HomeBrew のインストール
/bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"
- 聞かれたらPasswordを入力する。
- Command Line Tools for Xcode は自動で入る。
- インストール完了
- Next Step で指示された通りPATHを通すコマンドをコピペして実行する。
-
{USER_NAME}
は自動でユーザー名が入っている。
(echo; echo 'eval "$(/opt/homebrew/bin/brew shellenv)"') >> /Users/{USER_NAME}/.zprofile
eval "$(/opt/homebrew/bin/brew shellenv)"
-
brew help
を入力してHelpが表示されたら完了。
- cask のインストール
$ brew install cask
ターミナル環境を整える
prezto のインストール
$ git clone --recursive https://github.com/sorin-ionescu/prezto.git "${ZDOTDIR:-$HOME}/.zprezto"
setopt EXTENDED_GLOB
for rcfile in "${ZDOTDIR:-$HOME}"/.zprezto/runcoms/^README.md(.N); do
ln -s "$rcfile" "${ZDOTDIR:-$HOME}/.${rcfile:t}"
done
フォントのインストール
- https://github.com/romkatv/powerlevel10k#meslo-nerd-font-patched-for-powerlevel10k
- MesloLGS NF Regular.ttf
- MesloLGS NF Bold.ttf
- MesloLGS NF Italic.ttf
- MesloLGS NF Bold Italic.ttf
- ダウンロード > ダブルクリック > インストール
- ターミナル > 設定 > プロファイル > テキスト > フォント > 変更 > 全てのフォント >
MesloLGS NF
>Regular
>OK
> 閉じる
powerlevel10k のインストール
- .zpreztorc の編集
# sudo vi ~/.zpreztorc
- テーマを設定する
-
zstyle ':prezto:module:prompt' theme 'sorin'
をコメントアウト。 -
zstyle :prezto:module:prompt theme powerlevel10k
を追記。
/Users/{USER_NAME}/.zpreztorc
# zstyle ':prezto:module:prompt' theme 'sorin'
zstyle :prezto:module:prompt theme powerlevel10k
-
Terminal を再起動する
-
お好みで設定する
ダイアモンドに見える:y
鍵に見える:y
upwards arrow に見える: y
記号とXか重なっていない :y
(2) Classic. : 2
(1) Unicode. : 1
(2) Light. : 2
(2) 24-hour format. : 2
(2) Vertical. : 2
(4) Round. : 4
(1) Flat. : 1
(2) Two lines. : 2
(1) Disconnected. : 1
(4) Full. : 4
(2) Sparse. : 2
(2) Many icons. : 2
(2) Fluent. : 2
(n) no. : n
(1) Verbose (recommended). : 1
(y) Yes (recommended). : y
- やり直ししたかったら
$ p10k configure
- autosuggestions, syntax-highlighting, git の行を書き加える
/Users/{USER_NAME}/.zpreztorc
zstyle ':prezto:load' pmodule \
'environment' \
'terminal' \
'editor' \
'history' \
'directory' \
'spectrum' \
'utility' \
'completion' \
'git' \
'syntax-highlighting' \
'autosuggestions' \
'history-substring-search' \
'prompt'
iTerm2
- iTerm2のインストール
$ brew install --cask iterm2
- メニューバー > iTerm2 > Settings...
- Profiles > Colors > Color Presets... > Solarized Dark
- Profiles > Colors > Minimum Contrast > 20
- Profiles > Text > Font > MesloLGS NF > Reguar > 14
- Profiles > Window > Transparency > 10
- Profiles > Terminal > Scrollback lines > 50000
- Profiles > Session > Status bar enabled
- Profiles > Session > Status bar enabled > Configure Status Bar
- CPU, RAM, Network を追加
- Auto-Rainbow > Light Colors
- Appearance > General > Status bar location > bottom
- Appearance > Tabs > Show tab bar even when there is only one tab
Log をとる
- ログファイル記録用のディレクトリを作成する。
- 今回はHomeに /var/log/iterm2 を作成してそこを指定する。
$ mkdir var/log/iterm2
- Profiles > Session > Miscellaneous > Automatically log session input files in: にチェックを入れる。
- Profiles > Session > Miscellaneous > Log plain text にチェックを入れる。
- /Users/{USER_NAME}/var/log/iterm2 を指定する。
zsh-completionsのインストール
- こちらを参考に
zsh-completions
$ brew install zsh-completions
$ chmod -R go-w /opt/homebrew/share
$ nano .zshrc
- 末尾に追記
.zshrc
# zsh-completions
if type brew &>/dev/null; then
FPATH=$(brew --prefix)/share/zsh-completions:$FPATH
autoload -Uz compinit && compinit
fi
- 再読み込みとキャッシュ再生成
$ source ~/.zshrc
$ rm -f ~/.zcompdump; compinit
キーボード、トラックパッド設定
Caps Lock の無効化
- 設定 > キーボード > キーボードショートカット > 装飾キー > Caps Lock キー を Command キーに変更
マウスとトラックパッドのスクロールを逆にする
- トラックパッドはナチュラルでマウスホイールは通常にしたい。
- ナチュラルスクロールはON
- マウスは手前に回したら下に行く。
- トラックパッドは上に2本指スワイプで下に行く。
$ brew install --cask scroll-reverser
- scroll-reverser を起動する。
- アクセシビリティとタッチパッドの許可を与える。
- アプリ > ログイン時に開始にチェックを入れる。
- アプリ > メニューバーに表示のチェックを外す。
- スクロール > scroll-reverser を動作させるにチェックを入れる。
- スクロール > スクロールデバイス > トラックパッドを逆にするのチェックを外す。
- スクロール > スクロールデバイス > マウスを逆にするのチェックを外す。
タップでクリック
- 設定 > トラックパッド > ポイントとクリック > タップでクリック をON
Magic Trackpad 2 を接続
- 軌跡の速さを最速一歩手前に
キーのリピート速度
- 設定 > キーボード > キーのリピート速度 > 一番右側の最速に設定
VS Code
- VS Code のインストール
$ brew install --cask visual-studio-code
- ターミナルのフォント
- 設定 > ユーザー > 機能 > ターミナル > Integrated: Font Family > MesloLGS NF を入力
- または
- command + shift + p > open settings json > 基本設定: ユーザー設定を開く (JSON) Prefarences: Open User Settings (JSON) を開いて以下を入力
~/Library/Application Support/Code/User/settings.json
{
"terminal.integrated.fontFamily": "MesloLGS NF"
}
Git のインストール
- Git のバージョンが古いので brew から新しいものをインストールする。
$ brew install git
$ exec $SHELL -l
$ git -v
git version 2.43.0
- git global設定
- デフォルトのブランチを
main
に変更
git config --global user.name "{your_user_name]"
git config --global user.email "{your_email_address}"
git config --global color.diff auto
git config --global color.status auto
git config --global color.branch auto
git config --global init.defaultBranch main
Python の環境設定
Pythonのインストール
- Sonoma のPython は古いのでbrew から新しいものをインストールする。
- Python 3.9.6 -> Python 3.11.6
$ brew install python3
$ exec $SHELL -l
$ python3 --version
Python 3.11.6
-
2023-12-03
時点では3.11.6
がインストールされる。 -
3.12
をバージョン指定でインストールしておく。
$ brew install python@3.12
$ python3.12 --version
Python 3.12.0
VSCode のPython設定
- 適当なフォルダを作成する。
- 仮想環境を作成する。
- 仮想環境のActivate。
- VSCodeを開く。
$ mkdir sample
$ cd sample
$ python3.12 -m venv venv
$ source ./venv/bin/activate
$ code
Python用プロファイルの作成
- 設定 > プロファイル > プロファイルの作成
- プロファイル名 : Python
- コピー元 : なし
- アイコン : 任意のアイコンを選択 (歯車にしておけば歯車+PY表示になる)
- 色々余計なものが入るのが気にならなければPythonの雛形を使っても良い。(Flake8,blackなどの機能はRuffに含まれる)
フォントの設定
- まっさらのプロファイルを作成するとユーザー設定が引き継がれないので、こちらでもフォントの設定をする。
{
"terminal.integrated.fontFamily": "MesloLGS NF"
}
VSCode Python関連機能拡張のインストール。
- ms-python.python
- ms-python.black-formatter
- ms-python.flake8
- njpwerner.autodocstring
-
autodocstring
は、docstringの雛形を作成してくれる。関数に引数や戻り値があればそれも反映される。Type Hintがあればそれも反映される。
-
Black Formatter の設定
- ファイル保存時に
Black Formatter
でフォーマットする。 - 設定 > ユーザー > テキストエディター > 書式設定 > Editor.FormatOnSave > チェックボックスをONにする。
- 検索窓に
format on save
を入力しても見つけることができる。 - "editor.formatOnSave": true をJSONに書き加えても良い。
- 検索窓に
Flake8 の設定
- PEP8 では1行の文字数は79文字とされている。
- https://pep8-ja.readthedocs.io/ja/latest/#section-3
- Black Formatter の88文字に合わせる。
- 設定 > ユーザー > 機能拡張 > Flake8 > Flake8: Args > --max-line-length=88 を入力
- 検索窓に
@ext:ms-python.flake8 args
を入力しても見つけることができる。 - 以下をJSONに書き加えても良い。
- 検索窓に
{
"flake8.args": [
"--max-line-length=88"
]
}
確認
- 作成したフォルダを開いて信用するか聞かれた時には回答する。
- hello.pyを作成して開く。
- 右下が作成した仮想環境である
3.12.0 ('venv': venv)
となっていれば良い。 - 下記を入力後右上の▶️を押して実行して実行されればOK。
hello.py
print("Hello, World!")
uvのインストール
$ brew install uv
SUDO を Touch ID で実行する
- https://qiita.com/notakaos/items/fbc817741d43f24bf300
- MacOS Sonoma からテンプレートファイルが用意されているので、複製して書き換える。
$ sudo cp /etc/pam.d/sudo_local.template /etc/pam.d/sudo_local
$ sudo vi /etc/pam.d/sudo_local
/etc/pam.d/sudo_local
- #auth sufficient pam_tid.so
+ auth sufficient pam_tid.so
その他いろいろインストール
Firefox のインストール
$ brew install --cask firefox
Obsidian のインストール
$ brew install --cask obsidian
Discord のインストール
$ brew install --cask discord
Obsidian の設定
- Obsidianは開発のノートとして使用している。設定も最低限
設定
- 設定 > エディタ > 厳密な改行 をON
- 設定 > ファイルとリンク > [[ウィキリンク]]を使用 > OFF
- 設定 > ファイルとリンク > 新規添付ファイルの作成場所 > 現在のフォルダのサブフォルダ
- 設定 > ファイルとリンク > 新規添付ファイルの作成場所 > サブフォルダの名称 > static
デイリーノート設定
- 設定 > デイリーノート > 日付の書式 > YYYY-MM-DD
- 設定 > デイリーノート > 新規ファイルの場所 > Daily
- 設定 > デイリーノート > テンプレートファイルの場所 > Settings/template/Daily Note
- 設定 > デイリーノート > 起動時にデイリーノートを開く
Settings/template/Daily Note
Daily Note
---
- Date : {{date}}T{{time}}
- Tags : []
---
テンプレート設定
- 設定 > テンプレート > テンプレートフォルダの場所 > Settings/template
- 設定 > テンプレート > 日付の書式 > YYYY-MM-DD
- 設定 > テンプレート > 時刻の書式 > HH:mm
Settings/template/Toppics
Toppics
# {{date}}Head1
---
- date : {{date}}T{{time}}
- tags : []
---
-
Firefox の設定
- Mozillaアカウントにログインして同期
Mouse Dictionary の設定
- 英文ページやらドキュメントを読む際に最高に重宝しているツール
- Booth にて500円で買える英次郎データを読み込ませることで覚醒する。
- 今回で気がついたが、当時買ったものは1446だったが、1448に更新されていた。
辞書データの読み込み
- 拡張機能の管理 > Mouse Dictionary > ... > 設定
- 辞書データの文字コード:Shift-JIS
- 辞書データの形式:英次郎テキストデータ(🔳見出し)
- 辞書データの読み込み : 選択 > 解凍したファイル EIJIRO-1448.TXT を選択 > LOAD
- 数分時間がかかるので待つ。
- 登録完了(2,199,292語) > OK
- ツールバーにピン留め
こまごまとした設定
Finder
- 表示 > ステータスバーを表示
Safari
- 表示 > ステータスバーを表示
- 設定 > 一般 > Safariの起動時 > 最後のセッションの全ウィンドウ
ホットコーナー
- 設定 > デスクトップとDock > ホットコーナー >
- 左上 : Mssion Control
- 左下 : ディスプレイをスリープさせる
- 右上 : デスクトップ
- 右下 : アプリケーションウィンドウ
ライブラリ引っ越し
- Macを引越しするとMusicと写真のアプリ自体が変わってたり、ライブラリ構造が変わってたり、勝手にフォルダ構造ぐちゃぐちゃにされて困る。毎回どうすれば良いのか全くわからない。ぐちゃぐちゃのまま移行できても意味がないので、手動で対処することになる。本来はこんなことしなくてもいいはずと信じたい。何かやり方があるはず。
- 特にMusicアプリが変わった影響でライブラリフォルダの中身が混迷を極めているため、実態ファイルとライブラリ.xmlで引越しすることにした。
- 引越し元MacMiniでの作業
- Music でライブラリをエクスポートしておく > ライブラリ.xml
- rsyncでSSDにライブラリをコピーして丸ごと引っ越し
- 写真ライブラリ
- 写真ライブラリはパッケージ化されているので比較的楽。
-
写真 Library.photoslibrary
をPhotos Library.photoslibrary
にリネーム - SSDにコピー
- Musicライブラリ
-
/iTunes Media/Music
が実体ファイル置き場だった。 - 上記実体ファイルと エクスポートした
ライブラリ.xml
をSSDにコピー
-
- 引越し先であるMacBookAir 側の Music と Photos を空にする。
$ rsync -atv /Volumes/SSD/Pictures/Photos\ Library.photoslibrary ~/Pictures
$ rsync -atv /Volumes/SSD/iTunes\ Media/Music ~/Music
- 写真ライブラリは写真を起動した時にライブラリが見つからない警告が出たが、ライブラリ選択で無事復旧。
- Musicはフォルダを指定したところ、Musicフォルダの中に
メディア
フォルダが作成されそちらに実体ファイルが全てコピーされた。そのため、~/Music/Music/メディア/Music/
が実体ファイル置き場となった。 - ファイル > 読み込む からプレイリストは復元できた。
iPhone の同期
- iPhoneを挿して信頼する。iPhone側もロック解除して信頼する。
- 同期する。
- ローカルのバックアップを作成しておく。
- WifiがオンになっているときにこのiPhoneを表示 にチェックをいれる。
日本語入力時の数字入力を半角にする
- 設定 > キーボード > テキスト入力-入力ソース > 日本語-ローマ字入力 > 編集
- 日本語-ローマ字入力 > 数字を全角入力のチェックを外す