AWSの利用料を支払わずにアカウントが停止されちゃったのでそこまでの経過を記す
はじめに
AWSの利用料(2000円くらい)の支払いが滞ったためにアカウントが停止されました。
原因はカードの有効期限が切れていたことです。すみませんでした...!
現在は支払いが済んでおりアカウントも復旧されている状況です。
人はこれを「恥」と呼ぶ気がしますが、「今月AWSの支払いできない!」とお困りの方のお役に立てればと思いまして、支払いの請求、アカウント停止、アカウント復旧までの経緯を記しておこうと思います。
なお、ここに書いた事例はあくまで僕の事例なので、参考程度に見ていただければと思います。
経緯
9/2 8月分の請求書の発行
『Amazon Web Services Billing Statement Available』
8月分のAWS利用料の請求書がメールで送られてきていました。
9/2 支払いの失敗
『アクションが必要です - お客様の AWS アカウントの期限が過ぎています』
カードでの支払いが失敗した旨の通知が飛んできていました。
9/6、9/9、9/13、9/17、9/19、9/22 利用料未払いの通知
『アクションが必要です - お客様の AWS アカウントの期限が過ぎています』
3、4日おきに利用料が支払われていない旨のメールがきてました。
9/29 支払い請求の停止
『すぐにアクションが必要です-AWS アカウントが停止する恐れがあります』
今後カードへの請求はしないから自分で払ってね、の通知が来ていました。
とすると上記の利用料未払いの通知の日付でカードへの請求が試みられているのかもしれません。
当社は今後、末尾が XXXX のカードに対する請求を試みません。お客様の責任でこのお支払いを行っていただく必要がございます。当社が残高を全額回収できない場合、お客様の Amazon Web Services アカウントが一時停止される場合がございます。アカウントが一時停止されると、AWS のサービスに保存されているお客様のデータにアクセスしたり、既存のリソースを管理したり、新しいリソースを購入したりすることができなくなり、AWS のサービスに対して行う API 呼び出しは失敗します。
10/9 アカウント停止の通知
『AWS アカウント緊急停止の通知 - すぐに停止を回避する方法』
利用料払わないと10/14にアカウント停止するよ、の通知です。
14 Oct 2024 までに未払い分全額をお支払いいただけない場合、お客様のアカウントを停止させていただきます。
10/16 最終請求
『[重要] AWS 料金の未払いについて』
最後にもう一回だけカードに請求するよ、失敗したらアカウント止めるよ、の通知でした。
お客様のアカウントを良好な状態に保つため、2 日後にお客様のアカウントに登録されているデフォルトのクレジットカードに対して、これらの請求書の金額が請求されます。
これらの請求の処理に失敗した場合、お客様のアカウントは停止される可能性があります。
10/25 アカウントの停止に気づく
ここでようやくアカウントが停止されていることに気づきました。
Lambdaで実装している自動化の仕組みが動いていないことで発覚しました。
停止しましたという通知は飛んできていなかったみたいです。おそらく10/18頃には停止されていたのだと思います。
10/26 支払い、復旧
AWSアカウントにログインし、カードの情報を更新して支払いを実施しました。
支払い完了後、すぐにアカウントが復旧され、Lambdaも動くようになっていました。
AWSからは『お支払いいただきありがとうございます』のメールが飛んできており、こんな僕にも優しいのですね...とAWSのことがまた少し好きになりました。
利用料の支払い失敗から40日ほどでアカウントが停止されたことになります。
ちなみに、以下のページによるとアカウント停止状態を90日放置するとアカウントが終了され復旧不可能になるようです。
停止から 30 日以内にアカウントが回復されない場合、アカウントは閉鎖されます。
閉鎖から 90 日以内にアカウントが回復されない場合、アカウントは終了されます。
停止されたアカウントのリソースは削除されます。
アカウントは 90 日後に完全に閉鎖され、その後アカウントを再開することはできず、AWS はアカウントに残っているコンテンツを削除します。アカウントが完全に閉鎖される前にアカウントを再開するには、できるだけ早く AWS サポートに連絡する必要があります。また、アカウント閉鎖日から60日以内に、請求書に記載されている情報を含む、未払い残高をすべて支払う必要があります。
終わりです。
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