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AlmaLinuxをインストールしてみた

2021/12/29に公開

AlmaLinuxをインストールしてみた

業務の検証目的でLinuxを入れてみた。
当初はCentOS8にする予定だったが、2021年12月31日にサポート期限が切れるようなので、後継であるAlmaLinuxをインストールした。
その手順を自分用にメモ。

環境

  • Windows10 Pro 64bit Hyper-V

ISOダウンロード

  • ISOのダウンロードページにアクセス
  • 今回は最新版であるVersion8.5を選択(2021/12/29現在)
  • "AlmaLinux-8.5-x86_64-dvd.iso"を選択してダウンロード

Hyper-Vの設定

Hyper-Vの仮想マシン作成

仮想マシン(Hyper-V)にインストールする

  • 仮想マシンは第2世代で作成
  • 第2世代で作成した場合、「セキュアブート」は無効にする。
    (無効にしないと「Start PEX over IPv4」と出て起動しないので注意!)

Hyper-Vの仮想マシンのIP固定

Hyper-Vインストール後に自動的に作成される仮想スイッチ “Default Switch”は、ホストOSの再起動毎に自動的にゲストOSのIPとサブネットが変更される。
それだと不便なことが多いので、以下の手順でIPを固定する。

  • Hyper-Vマネージャー上で仮想スイッチを新規作成。作成する仮想スイッチの種別は「内部」にする
  • ホストOSのネットワークアダプタに上記で作った仮想スイッチの名前でアダプタが追加されているので、その仮想スイッチに適当なIPアドレスとサブネットマスクを指定する。
    (例:IPアドレス:192.168.1.1、サブネットマスク:255.255.255.0)
  • ホストOS側のIPは、ホストOS側の所定の手順でIP固定を行う。
  • 更にホストOS側からインターネットにアクセスしたい場合、ホストOS側のPowerShellから以下のコマンドを実行する。(※末尾のIPは仮想スイッチに設定したIPを設定。)
New-NeTNat -Name "InternalHubNAT" -InternalIPInterfaceAddressPrefix 192.168.1.1/24

インストール

  • デフォルト設定から、以下を変更
    • TimeZoneの変更
    • Ethernetの有効化
    • インストールボリュームの選択
    • ユーザー、パスワードの設定

初回ログイン

  • ライセンスに同意して次へ
  • インストール時に指定したパスワードでログイン

初期設定

sudo有効化

  • terminalを指定して以下を実行

    [user@localhost ~]$ su
    [root@localhost user]# visudo 
    
  • ファイル末尾に以下を追記(頭のuserは各自が設定したユーザー名)

    user  ALL=(ALL)       ALL
    

IPアドレス固定

vi /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0

以下を追記

BOOTPROTO=none   #rewrite:dhcp->none or static.
ONBOOT=yes       #rewrite:no->yes
IPADDR=xxx.xxx.xxx.xxx
PREFIX=xxx
GATEWAY=xxx.xxx.xxx.xxx
DNS1=xxx.xxx.xxx.xxx
DNS2=xxx.xxx.xxx.xxx

デフォルトゲートウェイを設定

route add default gw xxx.xxx.xxx.xxx

追記後は以下で反映

systemctl restart NetworkManager.service

SSH有効化

vi /etc/ssh/sshd_config

以下を追記

PermitRootLogin no          #Rewrite "no"
PasswordAuthentication yes  #Remove "#"
PermitEmptyPasswords no     #Remove "#"

サービス起動&起動確認

systemctl start sshd.service         #起動
systemctl status sshd.service yes    #確認

とりあえずここまで。
この後、Oracle19cを入れてDBサーバにしたが、その手順は後日作成。

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