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【クラウドとは?】クラウドサービス・クラウドコンピューティングの違い(AWSの学習に向け)

2025/02/16に公開

昨日書けてなくて悔しいので、2個あげちゃう。


そもそもクラウドとは?

インターネットを通じて使える、リソースやサービス全体を指す。

「クラウドコンピューティング」との違い

「クラウドコンピューティング」は、クラウドを使った仕組みや技術そのもの
クラウドを使った技術・概念・計算・データ処理の仕組み

具体的には、
仮想化技術(VM、コンテナ) → 1台のサーバーを複数の人が使えるようにする
自動スケーリング → 必要に応じてリソースを増減できる
オンデマンド利用 → 使った分だけ課金する仕組み
分散処理 → データを複数のサーバーに分散して処理する

「クラウドサービス」との違い

クラウドサービスは、クラウドを使って提供される具体的なサービスのこと

例えば、

  • Google Drive(ストレージ) → クラウド上にファイルを保存できる
  • Gmail(メールサービス) → ネット経由でメールを使える
  • AWS EC2(仮想サーバー) → ネット上でサーバーを立てて運用できる

クラウドサービスの3つの種類

クラウドサービスは、提供する内容によって3つの種類に分かれる。

  • IaaS(Infrastructure as a Service):
    AWSのEC2やGoogle Compute Engineのように、仮想マシンやネットワークなどのインフラを提供するもの。
    仮想サーバーやネットワークなどのITインフラをクラウドで提供するサービス。サーバーやストレージを借りて、自分で設定して使う。
    例: AWS EC2, Google Compute Engine, Microsoft Azure

  • PaaS(Platform as a Service):
    AWS LambdaやGoogle App Engineのように、アプリ開発用の環境を提供するもの。
    アプリを開発するためのプラットフォーム(開発環境)を提供するサービス
    開発者向け!サーバーの管理は不要で、アプリの開発に集中できる。
    例: Heroku, Firebase, AWS Lambda, Google App Engine

  • SaaS(Software as a Service):
    GmailやSlackのように、完成されたソフトウェアを提供するもの。
    ソフトウェアをインストールしなくても、ネット経由で使えるアプリのこと。
    利用者はサービスを使うだけ
    例: Gmail, Google Docs, Slack, Zoom

パブリッククラウド

みんなで共用する形のクラウドサービス。
例:AWS, Google Cloud, Azure みたいに、企業や個人が自由に契約して使えるクラウド。
逆に、「特定の企業しか使えないクラウド」をプライベートクラウドという。


つまり、
✔ クラウドは「ネットの向こうにあるITリソース全般」
✔ クラウドコンピューティングは「クラウドを支える技術」
✔ クラウドサービスは「クラウドを利用したサービス」
✔ パブリッククラウドは「みんなで使えるクラウドサービスの種類」

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