【クラウドとは?】クラウドサービス・クラウドコンピューティングの違い(AWSの学習に向け)
昨日書けてなくて悔しいので、2個あげちゃう。
そもそもクラウドとは?
インターネットを通じて使える、リソースやサービス全体を指す。
「クラウドコンピューティング」との違い
「クラウドコンピューティング」は、クラウドを使った仕組みや技術そのもの。
クラウドを使った技術・概念・計算・データ処理の仕組み。
具体的には、
✔ 仮想化技術(VM、コンテナ) → 1台のサーバーを複数の人が使えるようにする
✔ 自動スケーリング → 必要に応じてリソースを増減できる
✔ オンデマンド利用 → 使った分だけ課金する仕組み
✔ 分散処理 → データを複数のサーバーに分散して処理する
「クラウドサービス」との違い
クラウドサービスは、クラウドを使って提供される具体的なサービスのこと。
例えば、
- Google Drive(ストレージ) → クラウド上にファイルを保存できる
- Gmail(メールサービス) → ネット経由でメールを使える
- AWS EC2(仮想サーバー) → ネット上でサーバーを立てて運用できる
クラウドサービスの3つの種類
クラウドサービスは、提供する内容によって3つの種類に分かれる。
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IaaS(Infrastructure as a Service):
AWSのEC2やGoogle Compute Engineのように、仮想マシンやネットワークなどのインフラを提供するもの。
仮想サーバーやネットワークなどのITインフラをクラウドで提供するサービス。サーバーやストレージを借りて、自分で設定して使う。
例: AWS EC2, Google Compute Engine, Microsoft Azure -
PaaS(Platform as a Service):
AWS LambdaやGoogle App Engineのように、アプリ開発用の環境を提供するもの。
アプリを開発するためのプラットフォーム(開発環境)を提供するサービス。
開発者向け!サーバーの管理は不要で、アプリの開発に集中できる。
例: Heroku, Firebase, AWS Lambda, Google App Engine -
SaaS(Software as a Service):
GmailやSlackのように、完成されたソフトウェアを提供するもの。
ソフトウェアをインストールしなくても、ネット経由で使えるアプリのこと。
利用者はサービスを使うだけ
例: Gmail, Google Docs, Slack, Zoom
パブリッククラウド
みんなで共用する形のクラウドサービス。
例:AWS, Google Cloud, Azure みたいに、企業や個人が自由に契約して使えるクラウド。
逆に、「特定の企業しか使えないクラウド」をプライベートクラウドという。
つまり、
✔ クラウドは「ネットの向こうにあるITリソース全般」
✔ クラウドコンピューティングは「クラウドを支える技術」
✔ クラウドサービスは「クラウドを利用したサービス」
✔ パブリッククラウドは「みんなで使えるクラウドサービスの種類」
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