【SP-API】Amazon Marketplace SP-APIを利用するまでの手順(2025年版)
案件でSP-APIを利用するために必要な設定を行う機会がありました。
このページではその備忘録としてAmazon Marketplace SP-APIを利用するまでの手順について解説いたします。
SP-APIを利用するために下記6つのデータを取得します。
- リフレッシュトークン
- クライアントID
- クライアント機密情報
- シークレットアクセスキー
- アクセスキーID
- ロールのARN
IAMユーザーの作成
IAM入力後ユーザークリック。
ユーザーの作成をクリック。
任意のユーザー名(添付画像ではAmazonSPAPIUser)を入力し、次へをクリック。
次へをクリック。
AmazonSPAPIUser部分をクリック。
ARNが表示されるため、メモしてください(以降「ユーザーのARN」として使用します。)。その後セキュリティ認証情報タブをクリック。
アクセスキーを作成をクリック。
ローカルコードを選択し、次へをクリック。
任意の説明タグ(例:Python_code)を入力し、アクセスキーを作成をクリック。
作成が成功すると「アクセスキーID」と「シークレットアクセスキー」が表示されるため、メモしてください。
ポリシーの作成
ポリシーに遷移し、ポリシーの作成をクリック。
JSONタブをクリック後、下記コードをコピペします。
コピペ後次のステップに遷移します。
{
"Version": "2012-10-17",
"Statement": [
{
"Effect": "Allow",
"Action": "execute-api:Invoke",
"Resource": "arn:aws:execute-api:*:*:*"
}
]
}
任意の名前(添付画像ではAmazonSPAPIPolicy)を入力してポリシーの作成をクリックします。
IAMロールの作成
ロール > ロールを作成をクリックします。
別のAWSアカウントにチェックを入れた後、「ユーザーのARN」に含まれる12桁の数字を入力してください。
先ほど作成したポリシーにチェックを入れ、次へをクリックします。
任意のロール名(添付画像ではAmazonSPAPIRole)を入力した後、ロールを作成をクリックします。
作成したロール名をクリックします。
「ロールのARN」をメモしてください。(添付画像のARN部分)
ユーザーにAssumeRoleのポリシーを追加
許可を追加>インラインポリシーを作成をクリック
JSONタブをクリック後、下記コードをコピペします。ロールのARNを記載してくださいの部分に先ほどメモした「ロールのARN」を記載してください。
コピペ後ポリシーの確認をクリックします。
{
"Version": "2012-10-17",
"Statement": {
"Effect":"Allow",
"Action":"sts:AssumeRole",
"Resource":"ロールのARNを記載してください。"
}
}
任意の名前(添付画像ではAmazonSPAPIAssumeRolePolicy)を入力してポリシーの作成をクリックします。
Amazon Seller Centralでアプリクライアントを追加する
Amazon seller centralにアクセスします。
アプリとサービス > アプリの開発をクリック
新しいアプリクライアントを追加をクリックします。
下記のように入力します。
アプリ名:任意のアプリ名(添付画像ではAmazonSPAPIApp)を入力します。
APIタイプ:SP APIを選択します。
IAM ARN:「ロールのARN」を入力します。
ロール:すべてにチェックを入れます。
制限データトークン…:いいえにチェックを入れます。
保存して終了をクリックします。
LWA認証情報の表示をクリックすると「クライアントID」、「クライアント機密情報」が表示されるのでメモしてください。
アクションの「アプリの編集」の「v」クリック後、編集をクリックします。
アプリの編集の横の「v」をクリックし承認をクリック。
アプリを承認をクリックし、表示されたリフレッシュトークンをコピー
以上で下記データの取得が完了です。
- リフレッシュトークン
- クライアントID
- クライアント機密情報
- シークレットアクセスキー
- アクセスキーID
- ロールのARN
よろしければ他の記事もご覧いただけると幸いです!
参考サイト
下記サイトを参考にSP-APIの設定を実施しました。
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