IRKitのサポート終了対応
作者の方のブログで対応の仕方がアナウンスされていたのでそれを適用する。
幸いにもIRKitのファームウェアはオープンソースであり、この問題を解決してくれた方がいらっしゃいます。 こちらのpull request https://github.com/irkit/device/pull/6 を書き込むと useCloudControl という設定をfalseにしてビルドすることで、サーバに接続する機能を停止します。この時ローカルネットワークは使えます。 そもそも今のMacやWindows PCからIRKitのファームウェアを書き込むことができるのかなど困難はあるでしょうが、ご希望であればお試しください。
上記のブランチをマージして、 config.h
を useCloudControl = false
としてIRKitにファームウェアを書き込む。
しかし、このままでは動かなかったので以下の2点を対応した。
HomebridgeからIRKitが見つからなくなった
IRKitXXXX.local
のアドレスで見つからなくなってしまった。上記のPRをよく見ると、クラウドアクセスする時だけ mDNS
に登録するように変更されてしまっていたのでそれを戻した。
IRKitで赤外線を受信すると反応しなくなってしまう
IRKitが緑点滅してしばらく反応しなくなってしまったため、シリアルコンソールでprintデバッグしながら調べたところ、赤外線受信をした際にクラウドアクセスが発生するコードを呼び出しており、その結果リセットがかかってしまっていた。
その部分を回避するように修正した。
まとめ
クラウドアクセスしないPRをIRKitに出している人、に対してPRを出してある。
まだマージされていないので、すぐ使いたい人のためにマージ済みのブランチも用意しておいた。入用の方はどうぞ↓
同じような問題で悩んでいそうな人が上記のPRのコメント欄に居たので、コメントしておいた。
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