Ebitengine Weekly #3 - Ebitengine v2.7 リリース!🎉
先日、待望の text/v2 などの新機能を含む Ebitengine の新バージョン、v2.7 がリリースされました!🎉 今週はその他にも、ぷちConf #2 のフォローアップ記事など、トピック盛りだくさんなので、ぜひチェックしていってください!
本編の前に、Ebitengine Weekly について
Ebitengine Weekly では、Ebitengine に関するありとあらゆる話題を収集し、zenn 上で毎週お届けしています。発信場所としては
のような場所を使っていますので、フォローなどしていただけると幸いです。
Topics
v2.7 がリリースされました!
というわけで、ついに v2.7 がリリースされましたね。リリースノートはこちら。
一番の目玉機能であろう text/v2 については、拙記事 Ebitengineで文字描画 - text/v2でより便利に+多言語・縦書きにも対応!にまとめさせていただきました。ぜひご覧ください。
実際に記事を書きながら筆者が感じた感想としては、今まで自前でやるにはあまりに面倒だった整列機能が一発で済むようになっている上に、初期化処理まで単純になっており、かゆいところに非常に手が届くアップデートだったなと感じました!
新機能はこれだけではありません。まだ実験段階ですが、IME(IM)対応プラットフォームに Windows が追加されました。GUIが作りやすくなりますね!こちらについても筆者が間に合わなかったため後日記事にする予定です!
他にも多くの改善があるため、詳しくはリリースノートを参照してください!
SAEKO: Giantess Dating Sim のエイプリルフール動画が話題に
言わずと知れた Ebitengine 製ゲームであり、また誰もが一度はタイトルを「SEKIRO」に空目することで有名な、SAEKO: Giantess Dating Sim のエイプリルフール動画が話題になっていました。
SAEKO: Giantess Dating Sim が Indie Live Expo のオフィシャルセレクションで紹介されます!
というのは軽いジョークでして、こちらが本当の朗報です。なんと SAEKO: Giantess Dating Sim が日本最大のインディーゲームの配信イベント Indie Live Expo で取り上げられることになりました!
といっても筆者もどれほど特別扱いになるのかは承知していませんが、とても楽しみですね!放送は5/25です!またウィッシュリスト登録もお願いします!
Dream Channel Zero の新トレーラーが公開
未だ謎に包まれた、こちらも Ebitengine 製ゲームである Dream Channel Zero のトレーラーが唐突に公開されました。
気になる方は、例によってこちらからウィッシュリスト登録 をしておきましょう!
Articles
Ebitengineで文字描画 - text/v2でより便利に+多言語・縦書きにも対応! | eihigh
Ebitengineで文字描画 - text/v2でより便利に+多言語・縦書きにも対応!を公開いたしました。多少荒削りですが、新たなテキスト描画の基本についてご紹介することができたのではないかと思います。
新しいバージョンは完成ではなく、これからもどんどん機能追加改善などあると思います。記事の方も適宜アップデートしてまいりたいと思いますので、末永くよろしくお願いいたします!
Goでマルチプレイのゲームを作る(powered by Ebitengine) | ponyo877
Goでマルチプレイのゲームを作る(powered by Ebitengine)が公開されました。先日のぷちConfで発表いただいた内容のフォローアップ記事その1となります。
実際にソースコードも公開されています。Ebitengine の入門として、そして WebSocket を用いたリアルタイム通信の入門としても最適なのではないでしょうか!
ミニマップ描画とぷちConf参加|らんだむあくしょん!制作記録3 | 長井長縄
ミニマップ描画とぷちConf参加|らんだむあくしょん!制作記録3が公開されました。フォローアップ記事その2となります。
長井さんは、自作のローグライクゲームについて、ご自身のブログで精力的に発信されています。この記事以外にも、非常にわかりやすい記事がたくさん公開されているので、ぜひご覧ください!
さらには先日のぷちConfで星さんと「スクロールの実装に関する example が欲しい」という話題になったあと、爆速で実装された(ソースコードはこちら)という、いい話(?)も。
Live2D Cubism SDKの非公式Golang版を作った | Chan Aethiopicus
Live2D Cubism SDKの非公式Golang版を作ったが公開されました。フォローアップ記事その3となります。
Live2D Cubism は Core 部分がプロプライエタリとなっており、つまりどの言語で実装しようと Core 部分を別途同梱し呼び出す必要があるというわけです。これが逆に純粋な C# とかで実装されていると Go に移植する手間がかかるのですが、それができないのはかえって割り切りやすいですし、purego が非常に適した場面と言えるでしょう。
ソースはこちらで公開されています。私も手が空いたらWeb版への対応をコントリビュートしたいと考えております。内部構成は非常に整理されており、読みやすいです。
Live2D のような外部ツールとの連携の強化は、より Ebitengine でゲームを作りやすい環境を作っていくために欠かせない流れだと思います。今後もこういった流れが加速していくことに期待です!
Releases
leap-fish/necs - Networked Entity Component System; a networking layer for donburi
TinyWorld v0.2.0 released - Tiny World
Neko, the cursor-chasing cat
来週の Ebitengine Weekly もお楽しみに!
最新情報や過去の記事はこちらからチェックいただけますので、ぜひフォローなどしてください🙏
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