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nextjsをバックグラウンド実行する方法
バックグラウンドでNext.jsのアプリケーションを実行するにはいくつかの方法があります。以下に2つの一般的な方法を紹介します。
nohup
コマンドを使う方法
1. nohup
コマンドは、ターミナルが閉じてもプロセスが続行するようにします。以下のように使用します。
nohup yarn start &
このコマンドはバックグラウンドでNext.jsサーバーを起動し、ターミナルが閉じられたとしても実行を続けます。ログはデフォルトでは nohup.out
という名前のファイルに書き込まれます。
pm2
を使う方法
2. pm2
はNode.jsのアプリケーションをデーモン化し、それを管理するためのツールです。これによりアプリケーションのクラッシュ復旧、ログ管理、ダウンタイムなしのリロードなどが可能になります。
pm2
をインストールするには次のようにします。
sudo npm install pm2 -g
pm2
を使用してNext.jsアプリケーションを実行するには以下のようにします。
pm2 start yarn --name my-app -- start
npmの場合は以下のような書き方です。yarnをnpmに書き換えるだけ。
pm2 start npm --name my-app -- start
ここで、my-app
はアプリケーションの名前を示し、start
は実行するスクリプト名です。
pm2
でアプリケーションを管理するには、以下のようなコマンドを使用します。
-
pm2 stop my-app
: アプリケーションの停止 -
pm2 restart my-app
: アプリケーションの再起動 -
pm2 delete my-app
: アプリケーションの削除 -
pm2 list
: 管理している全てのアプリケーションの一覧表示
この2つの方法はいずれもアプリケーションをバックグラウンドで実行しますが、長期間稼働させるようなプロダクション環境では、pm2
のようなプロセスマネージャを使うことをお勧めします。それによりクラッシュからの自動復旧やログの管理など、多くの便利な機能を活用することができます。
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