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M1 macでhomebrewでnode, npm, nvmを一気にインストールする方法
Apple Sillicon (M1, M2, M3, M4) Mac で homebrew
を使って Node.js, npm, nvm をきれいに管理するための手順を以下に示します。また、fish
の環境で管理する場合、~/.config/fish/config.fish
に必要な設定を記載する方法も含めます。
1. Homebrew を使った Node.js, npm, nvm のインストール
a. Homebrew を使って nvm をインストール
まず、nvm
をインストールします。
brew install nvm
b. 必要なディレクトリを作成
nvm
のデフォルト作業ディレクトリを作成します。
mkdir ~/.nvm
2. fish シェルの設定に nvm を追加
以下を ~/.config/fish/config.fish
に追記します。
# nvm 用の環境変数設定
set -gx NVM_DIR ~/.nvm
set -gx PATH $NVM_DIR/bin $PATH
# Homebrew の nvm をロード
if test -s (brew --prefix nvm)/nvm.sh
source (brew --prefix nvm)/nvm.sh
end
# bash 補完をロード
if test -s (brew --prefix nvm)/etc/bash_completion.d/nvm
source (brew --prefix nvm)/etc/bash_completion.d/nvm
end
設定を適用するために fish
を再起動します。
3. Node.js と npm のインストール
a. nvm を使って Node.js をインストール
インストール可能な Node.js のバージョンを確認します。
nvm ls-remote
希望するバージョンをインストールします(例: 最新の LTS)。
nvm install --lts
b. デフォルトの Node.js バージョンを設定
以下のコマンドでデフォルトのバージョンを設定します。
nvm alias default node
c. npm の確認
Node.js をインストールすると、npm も自動的にインストールされます。バージョンを確認します。
node -v
npm -v
4. fish シェルでの永続的なパス設定
nvm
を使わずに brew
を使ってインストールした Node.js や npm のパスを永続的に設定する場合、以下を ~/.config/fish/config.fish
に追記します。
# Homebrew の Node.js のパスを追加
set -gx PATH /opt/homebrew/bin $PATH
これにより、brew
でインストールした Node.js や npm が優先されるようになります。
5. 動作確認
すべての設定が正しく機能しているかを確認します。
node -v
npm -v
nvm list
ポイント
-
Homebrew の管理:
brew upgrade
を定期的に実行して、nvm
やその他のパッケージを最新状態に保ちます。 -
fish の環境変数: 設定が適用されない場合は
fish_config
コマンドを使用して現在のパスや環境変数を確認してください。 -
設定ファイルの確認: 設定後に問題が発生する場合、
~/.config/fish/config.fish
や~/.nvm
の内容を確認して修正します。
この手順で Node.js, npm, nvm をきれいに管理できるはずです!
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