クォータニオンによる回転表現
軸n(∣n∣=1)の周りで、ベクトルpを角度θだけ回転する操作を、クォータニオンを用いて表す。
クォータニオンq:=(wv)を、w:=cosθ/2,v:=(nxsinθ/2,nysinθ/2,nzsinθ/2)とし、クォータニオンpをp:=(0p)とする。
このとき、上述の回転操作は、回転後のクォータニオンをp′とすると、
p′=qpq−1
と書くことができる。
導出の方針
- ロドリゲスの回転の公式を導出
- 愚直にqpq−1を展開
導出に必要な知識
前準備:クォータニオンの積

前準備:ロドリゲスの回転の公式

導出
スカラー三重積、ベクトル三重積、倍角の公式を使う。この辺は証明略。



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