偏見に満ちたテキストエディタ紹介
エディタ何使ってますか。
僕は、古い CUI エディタが大好きです。
Vim とか Emacs とかですね。
キーバインドは Vim 派なので、Emacs は Spacemacs を使ってます。
そんな、レガシーエディタ (Spacemacs は超モダンだぞ) 大好き人間が、一般的に使われているエディタを一通り使ってみたので、紹介していきたいと思います。
目次
- Visual Studio Code
- Atom
- Sublime Text
- Brackets
- サクラエディタ
- Vim
- Emacs
Visual Studio Code
お馴染み VSCode です。
全世界のプログラミングしてる人の半分以上はコレ使ってるっていう話もあります。
Microsoft 製の、高機能エディタです。軽量 IDE という説もあります。
今この記事読んでる人で、自分のエディタにこだわりがない人は、いますぐ VSCode に乗り換えましょう。
それぐらいこのエディタはヤバいです。
もともとの性能もヤバいのに、プラグインが豊富にあり、カスタマイズが可能です。
それでいて、超軽量。
また、対応言語もケタ違いに多いです。
おそらく、この世の全ての言語に対応しているエディタって、コイツと Vim、あと Emacs ぐらいだと思います。
オープンソースなので、アップデートも頻繁に行われ、このエディタで不自由することは基本的にないと思います。 (Vimmer と Emacser を除く)
Microsoft 製なので、セキュリティ面や将来性も抜群ですね。
合わなかったらアンインストールしても構いませんので、とりあえず一回使ってみましょう。
きっとあなたのプログラミングに革命が起こります。
Atom
GitHub 製のエディタです。
VSCode が登場するまでは、コイツの天下でした。
ただコーディングするだけなら、VSCode ではなくこちらを選んでも良いと思います。
素のままでも十分使えますが、プラグインでカスタマイズするのをおすすめします。
欠点をあげるとするなら、重いことです。
低スペックなら、インストールするだけで、目に見えて重くなります。
Sublime Text
「恋に落ちるテキストエディタ」がキャッチコピーの、有料エディタです。
有料といっても、無期限で試用できます。
かなり軽いです。
カスタマイズしまくった Vim や Emacs より軽いかもしれません。
拡張性が高く、またプラグインを大量に入れても重くなりません。
僕は、プログラミングをはじめた頃、コイツを使ってました。
かなり設定が面倒くさかったのを覚えています。
それでも、最終的に、自分の満足するレベルまで機能を増やせたときは、とても嬉しかったですね。
Brackets
Adobe 製のエディタです。
最初から日本語化されています。
また、ライブプレビュー機能なども標準搭載です。
ライトなコーディングをしたい方、また Web デザイナーの方などにおすすめです。
サクラエディタ
国産エディタです。
今でも根強い人気があります。
人気があるというより、サクラを強制する職場が多いのかな?
ただ、Python や Ruby、JavaScipt には対応していませんので、別途設定が必要です。
Vim
Vim は、おそらく今回紹介する中で、最もエディタとしての機能、つまり編集機能が優れていると思われるエディタです。
独特のキーバインドは、最初こそ戸惑いますが、慣れた先には爆速コーディングが待っています。
また、ほとんどの Unix 環境にプリインストールされていますので、非常に汎用性が高いエディタです。
設定ファイルを書き換えて、自分好みのエディタに育てることができます。
ちなみに、Vimmer は年収が高いらしいです。
仕事の質が高いのかなぁ。
NeoVim
Vim の上位互換的なやつです。
本家 Vim よりもアップデートが活発で、まさに次世代の Vim です。
Oni2
NeoVim をもとにつくられた GUI な Vim です。
見た目は VSCode に近い感じです。
コード補完やファイラーはもちろん、ブラウザまで標準搭載です。
ただし、商用利用の場合、機能をすぐに利用する際は有料のライセンスが必要です。
機能追加から 18 ヶ月後に、無料での利用が開始されます。
Emacs
Vim と双璧を成す、大御所エディタです。
独特の操作方法は、やはり慣れると編集速度が上がります。
しかし、Emacs の本質はそこではありません。
Emacs はエディタというより、OS なのです。
Emacs の中から、ブラウジングやメールの読み書き、Slack やテトリスまでできてしまいます。
また、org-mode というモードは、世界で最も優れたメモ機能とも言われます。
Spacemacs
そんな Emacs を、さらに強化したエディタが Spacemacs です。
Emacs の拡張ディストリビューションで、Emacs がわからなくても Vim がある程度分かれば使えます。
Space キーによって全ての操作を簡単に行えます。
Vim の優れた編集機能と、Emacs の最強の拡張が両方使えるという、究極のエディタです。
結論
VSCode を使いましょう。
Vimmer or Emacser は、現状のエディタを使い続けるか Spacemacs を使いましょう。
僕は今は Vim と Spacemacs に落ち着いています。
終わりに
エディタに終わりはない(って誰かが言ってた)。
Discussion
Oni2は「time-delayed dual license」という形式をとっており、有料ではありません。
あと、Oni2はNeoVimではありません。
訂正ありがとうございます。
Oni2については、良く知らずに、まさに偏見で書いてしまっていました...
直ぐに修正いたします。