Check GitHub changelog weekly - October, 2024
EUにおけるGitHib Enterprise Cloudのデータ レジデンシーが一般公開
2024年10月29日より、EUにおけるGitHub Enterprise Cloudのデータ レジデンシーが一般公開されました。GitHub Enterprise Cloudの顧客は、堅牢で企業水準の開発プラットフォームを、自在に提供できどこにコードが保存されるかを選択できるようになります。まず、欧州連合(EU)地区から利用可能で、順次拡大予定です。また、GitHubステータスページから地区ごとにサービスのステータスや可用性を監視できます。
GitHub Enterprise Cloudは、Microsoft Azureにより強化された企業水準の性能を提供するマルチテナントでエンタープライズ向けのSaaS環境です。
コードをどこに保存するか自由に選択でき、コンプライアンスやパフォーマンス、可用性や他の理由を満たすために、データ レジデンシーの設定を管理できます。
利用し始めるには、セールス チームにご連絡ください。また、詳しくはドキュメントをご覧ください。
フィードバックはコミュニティ ディスカッションからご共有ください。
Visual StudioにおけるC#開発者向けのGitHub Copilot コード補完の改善
Visual Studio 2022の最新バージョンで、GitHub Copilotのコード補完が、ファイルをエディタで開いてなくても、自動的に意味に対する関連性の高いC#ファイルや追加のコンテキストを考慮できるようになりました。これにより、捏造を減らせたり、より正確で関連性の高い提案ができるようになります。
利用するには、Visual Studio 2022のバージョン17.11以上であることと、有効なGitHub Copilotサブスクリプションをお持ちである必要があります。
GitHubでは、Visual StudioおよびVS Codeの両方でCopilotのC#開発者向けのサポートを改善することに注力しています。VS Codeでも類似の更新が予定されています。
詳細は、.NETチームのブログをご確認ください。
ぜひ専用のコミュニティ ディスカッションにご参加いただき、この更新についてディスカッションしたり、知見を共有したり、他の開発者との出会いにご活用ください。
Copilot Workspaceでコードレビューの提案を洗練し検証する(public preview)
同僚や同業者、Copilotのコード レビューや自動修正のようなAIエージェントによるコード レビューや提案は、コードの品質を向上してくれるが、ときに余計であることもあります。これより、Copilot Workspaceをプルリクエストのコンテキストから直接利用できるようになり、すばやく洗練したり、テストしたり、チームメイトやAIエージェントからのコード レビューのフィードバックや提案を盛り込めるようになります。品質の妥協なしに素早く公開していきましょう。
利用するには、ウェイトリストに登録してください。これにより、Copilotのコード レビューへのアクセスも有効になります。
プルリクエストでCopilot Workspaceを使うと、次のことができます:
- プルリクエストのコンテキストで、改善された差分表示の体験を利用して、チームメイトやAIエージェントからの提案をレビューし盛り込む
- 言語サービスやCopilotのコード補完を用いた改善されたコード編集の体験を利用して、プルリクエストから直接マージをブロックしているフィードバックを整理し解決する
- プルリクエストで提案された変更を、個人のビルドやテスト環境に影響することなく、ビルドしテストして実行する
詳しくは、ドキュメントをご参照ください。また、ぜひGitHubコミュニティでディスカッションにご参加ください。
GitHub Copilot ChatでOpenAI o1がpublic previewで利用可能に
OpenAI o1-previewおよびo1-miniがVS Code、Visual Studio、github.com/copilot のGitHub Copilot Chatで、すべてのユーザーが利用できるようになりました。
OpenAI o1は高度な推論能力を備えたAIもでるの新しいシリーズで、複雑なタスクを内部の思考プロセスを使って複雑なタスクを考えられるよう訓練されています。GitHub Copilotでのo1-previewの探求を通して、このモデルがコードの制約やエッジケースをより理解でき、より効率的で高い品質の結果を生成できることがわかりました。
これより、ご自身でこれらのモデルを試していただけるようになります。GitHub Copilot Chatで、o1-preview、o1-miniとデフォルトのGPT-4oモデルを利用できます。会話の最中にモデルを切り替えることにより、APIを説明させたり、複雑なアルゴリズムを設計するコードのボイラープレートを生成させたり、バグのロジックを解析させたりして素早く行動に移せます。
このプレビューにより、OpenAIの最新の進歩を利用者に提供でき、Copilotを利用してソフトウェアを開発したり、次世代の素晴らしいLLMベースの製品を構築したりするのを楽しみにしています。
ぜひGitHubコミュニティでディスカッションにご参加ください。
GitHub MobileでGitHub Copilot拡張機能がpublic previewで利用可能に
GitHub Copilot拡張機能がGitHub Mobileでpublic previewとして利用可能になりました!
Copilot拡張機能により、GitHub MobileでいつでもGitHub Copilotの能力を拡張できます。拡張機能を利用することで、自然言語で、サードパーティ ツールやプライベートのデータを利用できます。
プレビュー プログラムに参加するには:
- iOSの場合: TestFlightをインストールし、指示に従いGitHub Mobile ベータ プログラムに参加する
- Androidの場合: Google Playでベータ テスターになり、指示に従い、GitHub Mobileのベータ バージョンをダウンロードする
また、内部的な利用のためにプライベートで独自の拡張機能を構築したり、拡張機能をGitHub Marketplaceで公開したりできます。詳しくは、Copilot拡張機能を構築するドキュメントをご参照ください。
注釈: メンテナンスのため、一時的にJetBrains IDEsのGitHub Copilot拡張機能のサポートを差し戻しています。現在、拡張機能はJetBrainsをサポートしていませんが、できるだけはやく復元できるよう努めています。GitHub Changelogでのお知らせをお待ちください。
Copilot Autofixがパートナーのコード スキャン ツールをサポート
Copilot Autofilxが、パートナーのコード スキャン ツールであるESLintにより検出された問題に対する修正の提案をサポートしました。Autofixはプルリクエストと履歴でのアラートの両方で利用可能です。
ESLintはCopilot Autofixでサポートされる最初のパートナー ツールです。JFrog SASTやCoverity®により強化されたBlack Duck’s Polaris™プラットフォームのような追加のパートナー ツールに対するサポートは、利用可能になったときにチェンジログでお知らせされます。サードパーティー ツールに対する修正提案を選択的に無効にするには、コード スキャンの設定ページからできます。
Copilot AutofixがESLintのアラートを選択できるように、対象のリポ塩t理でコード スキャン ツールとしてESLintを有効にする必要があります。参考に、新しいGitHub Actionsのワークフローをリポジトリに設定するとき、更新されたスターター ワークフローを選択できます。ESLintスキャンとCodeQL analysisは同じリポジトリで両方利用できます。
詳細は、コード スキャンに対する Copilot Autofix の責任ある使用をご参照ください。もしフィードバックがある場合は、こちらからディスカッションにご参加ください。
Visual Studio CodeにおけるGitHub Copilotコード レビュー(public preview)
Visual Studio CodeにおけるGitHub Copilotのコード レビューにより、コードを書いたときや、プッシュ前にすべての変更をレビューさせたいとき、より速くAIによる強化されたフィードバックを得られます。
VS CodeでCopilotコード レビューを使うには2通りあります:
- 選択範囲をレビューさせる: VS Codeでコードを選択し、最初のレビューを依頼する (すべてのCopilotの利用者が利用可能)
- 変更をレビューさせる: 「Source Control」タブで、プッシュ前のすべての変更をじっくりレビューするようCopilotに聞く。また、GitHub.comのプルリクエストでも同様のことができる (Copilotの利用者は、ウェイトリストに参加できる)_
Copilotのフィードバックは、コード行に添付される形でエディタにコメントとして表示されます。可能な場合、そのコメントには適用可能なコードの提案が含まれ、1クリックで適用できます。
Copilotコード レビューについての詳細は、ドキュメントをご覧ください。
GitHub Copilotのコード補完がXcodeでpublic previewとして利用可能に
XcodeでGitHub Copilotがpublic previewで利用可能になりました。これは、多種多様なプラットフォームに渡り、Copilotを開発者にとって重要なツールにするという、GitHubが取り組んでいるミッションの中の主要なマイルストーンです。今、Appleに関わる開発者は、彼らの好みのIDEにシームレスに統合されたコーディングの賢いアシスタントを同じように楽しむことができるようになりました。Copilotの力をより多くの開発者に届けることができ、より速く革新や構築を強化できることに興奮しています。
GitHub Copilot for Xcodeの主要な機能:
- コード補完: CopilotはXcodeにシームレスに組み込まれ、入力ごとにリアルタイムにコードの提案を提供する
- 多言語対応: GitHub Copilot for Xcodeは、SwiftやObjective-Cを含むAppleのエコシステムで利用される一般的なプログラミング言語をサポートする
- 複数行の提案: デフォルトでは単一行の提案だが、利用可能な場合複数行の提案が利用でき、Optionキーを長押ししてそれにアクセスし、Option+Tabを入力足てすべての提案を採用できる
- コンテンツ フィルタ: Copilotは高度なフィルタを搭載していて、傷つける可能性があったり不適切なコンテンツを提案から除外する。これにより、すべてのコードの推奨がプロの標準を保ち、安全に平和的にコード環境に貢献できる
- 公開されたコードに合致する提案をブロックする: パブリック コードに一致する候補の有効化を利用でき、GitHub上にある公開されたコードと合致する提案をブロックできる
利用し始めるには
Copilot for Xcodeを利用するには、Copilotライセンスが必要です。すべてのCopilot Individual、business、enterpriseの利用者がpublic betaを利用できます。拡張機能をインストールするには、スタート ガイドの手順に従ってください。
フィードバック
フィードバックのご提供や問題をご報告いただくには、https://github.com/github/CopilotForXcode/issues でイシューを開いてください。類似の問題がないか既存のイシューを確認いただき、現象を共有したり質問するにはコメントを追加してください。
コミュニティへご参加ください
他の開発者とつながって、知見の共有やCopilotに関する他の更新のディスカッションを行うには、Copilot専用のコミュニティ ディスカッションをぜひご利用ください。
Copilot Autofix によるSecuciry campaignsがpublic previewで利用可能に
Copilot AutofixによるSeucirty campaignsがpublic previewで公開されました。GitHub Advanced Securityの一部として利用でき、security campaignsはバックログにあるアプリケーション セキュリティの負債を素早く減らします。Copilot Autofixを使って一度に最大1,000件もの潜在的なコード スキャン アラートに対して文脈を持った説明とコードの提案を生成することで、security campaignsは開発者やセキュリティ チームがスピードと自信をもって脆弱性の修正に協力するのを手助けします。
GitHubのCodeQLのようなコード スキャンの検出エンジンは、コード スキャン アラートの形式でコードに潜む潜在的なセキュリティ脆弱性を開発者に自動的に知らせることに非常に優れています。ほとんどの開発者は、フラグが立てられたプルリクエストでそれらの脆弱性をCopilot Autofixの力を借りて修正できます。しかし、これらのアラートが適切なタイミングで修正されない状況では、セキュリティの負債が蓄積され、展開されたアプリケーションに対して深刻なリスクをもたらす可能性があります。security campaignsを使えば、Copilot Autofixの助けを借りてセキュリティ チームや開発者は簡単に一度にセキュリティの負債を修正して撲滅できます。
GitHubのsecurity campaignは、選択された時間枠の中で修正されるようセキュリティチームにより優先付けされた大量のコード スキャン アラートを内包します。campaignが作成されると、Copilot Autofixは自動的にサポートするすべてのアラートに対して修正を提案し、そのコードに一番関わっている開発者に知らされます。それから、彼らはその修正をレビューし、プルリクエストを作成し、セキュリティの負債を修正できます。
セキュリティチームはcampaignの進捗を監視でき、修正されたアラートの数を追跡できます。security campaignを利用し、重大なアラートに集中して最大の効果が発揮されるよう、割り当てられた労力の中でセキュリティや開発チームがCopilot Autofixを使ってセキュリティの負債を取り除くために一緒に作業できます。
security campaignsはGitHub Enterprise CloudのGitHub Advanced Secuirtyの利用者が利用可能です。詳細は、GitHubドキュメントのsecurity campaignsについてをご参照ください。
フィードバックがありましたら、GitHubコミュニティのディスカッションにぜひご参加ください。
Copilot Autofix for DependabotがTypeScriptリポジトリで利用可能に(private preview)
Copilot Autofix for DependabotがTypeScriptのリポジトリでprivate previewとして利用可能になりました。
この新しい機能はDependabotとGitHub Copilotの力を組み合わせることで、以前より依存関係の更新により生成された破壊的な変更を自動的に修正しやすくなります。Copilot Autofixにより、Dependabotが起票したプルリクエストで依存関係のアップグレードが引き起こす破壊的変更を解決するためにAIが生成した修正を受けて、時間を節約し中断を最小化できます。
なぜ、Copilot Autofix for Dependabotか?
依存関係の更新はCIテストの失敗や展開の遅延を引き起こすような破壊的変更を生成することがあります。これらの破壊に対する正確な原因と特定したり、正しい修正を実装するには膨大な時間と労力が求められることがあり、依存関係のバージョンを最新で安全に保つことは挑戦的になります。
DependabotはCopilot Autofixの力を活かし、プルリクエストの中で、CIテストを失敗させるような依存関係の更新を解析し、修正を提案できるようになりました。Copilot Autofix for Dependabotは、依存関係を最新に保つための手助けだけじゃなく、CIをグリーンに保てるようになります。破壊的変更を伴う依存菅家尾の更新を最新に保つことも、これまでより簡単で速くできるようになります。
private previewに参加するには
機能のウェイトリストに登録するには、関心について記入しフォームをお送りください。数週間の間にこの機能を展開する選ばれた参加者にご連絡します。
この機能はGitHub Enterprise CloudでGitHub Advanced Securityを利用する顧客が利用可能です。本日より、TypeScriptのリポジトリでGitHub Actionsによるテストの構成がサポートされます。この機能を引き続き開発し、追加の言語やテストの要件に対して対象を広げていきます。
詳しくは
機能がpublic previewや一般公開されるまで、更なる更新についてチェンジログをぜひご確認ください。
より知りたい方は、ウェイトリストに登録いただいたり、最新のGitHub機能プレビューをご確認ください。
他の人の意見を得たりあなたが持つ情報を提供するには、GitHubコミュニティにぜひご参加ください。
GitHub Modelsがpublic previewで利用可能に
GitHub Modelsがpublic previewになりました!GitHub Modelsは、すべてのGitHub開発者に提供され、プレイグランドやAPIなどを介して最高レベルのAIモデルにアクセスできます。
約3か月前のGitHub Modelsのお知らせから、いくつかの強化と新しいモデルの提供を開始しています。
新しい機能:
- 並べて比較: 二つのモデルの出力において、同じプロンプトに対する応答をリアルタイムで比較できる
- モデルのプリセット: プロンプト、パラメーター、メッセージをあとで使ったり友人に共有するために保存できる
- マルチモーダルのサポート: マルチモーダルの機能をサポートするモデルにプレイグラウンドで画像を提供する
- 合理的な展開工程: 開発から本番へ、Azureの本番キーを利用してアプリケーションを素早くいこうできる
モデルを利用する新しいUI:
-
Models CLI拡張機能: GitHub CLIで
gh extension install https://github.com/github/gh-models
を実行して拡張し、コマンドラインからどのモデルでも利用できる -
Models Copilot拡張機能: GitHub Models Copilot拡張機能をインストールし、GitHub Copilot Chatで
@models
を使ってGitHub Modelsを呼び出せる - Azure AI Toolkit for VS Code: VS Code Marketplaceから利用できる、プレリリースのAzure AI ToolkitでVS CodeからGitHub Modelsに接続できる
新しいモデルの提供:
- OpenAI o1モデル: Copilotの利用者はo1-previewとo1-miniを利用できる
- Meta Llama 3.2: Llama 3.2 11BとLlama 3.2 90Bで最新のマルチモーダルモデルを利用できる
- Microsoft Phi 3.5: Phi 3.5 MoE instruct、Phi 3.5 mini instruct、Phi 3.5 vision instructで、新しいMicrosoft Phi 3.5のモデルファミリーを利用できる
- Cohere Command R series 08-2024: 最新のCohere Command RとCommand R+のモデルを利用できる
- A21 Jamba 1.5: 最新のJamba 1.5 largeやJamba 1.5 miniモデルを利用できる
GitHub Modelsについてより詳しく知るには、ドキュメントをご参照ください。
コミュニティにぜひご参加ください
専用のコミュニティ ディスカッションにぜひご参加いただき、この更新やスワップの知見について話したり、フィードバックを共有ください。
APIインサイトでOrganizationのREST APIのアクティビティが閲覧できるように(public preview)
GitHub Enterprise CloudのOrganizationの所有者もしくは指名された利用者は、APIインサイトを利用して、Organization全体や特定のアプリやユーザーにおけるREST APIのアクティビティを可視化できるようになりました。この新しい機能は、現在public previewで、REST APIのアクティビティを時間軸やアプリ、複雑なAPIのエンドポイントで可視化することで、その発生源を把握し第一のレート制限を管理するのに役立ちます。
アクセスするには
APIインサイト機能は、Organizationレベルで利用できます。既定で亜h、Organizationの所有者のみがアクセスできます。また、Organizationの所有者は、Organizationレベルのカスタム ロールでView organization API insightsのパーミッションを割り当て、そのカスタムロールをOrganizationのメンバーやチームに割り当てることで、所有者じゃない人にも権限を付与できます。詳しくは、Organizationのカスタム ロールを管理するをご参照ください。
どこで利用できるか
public previewのAPIインサイトは、すべてのGitHub Enterprise Cloud配下のOrganizationで有効化されます。Organizationのホームページからアクセスするには、画面上部の付近にあるInsightsを選択し、画面左側にあるREST APIを選択します。
利用するには
PeriodやIntervalのドロップダウンを使って、チャートに表示される時間の範囲や、チャート上のREST APIリクエストの表示を度の粒度で表示するかを選択できます。また、これらのドロップダウンは、「すべてのRESTリクエスト」、「Primary-rate-limitedリクエスト」やチャートの下部にあるActorsの表における時間の範囲を設定できます。
Actorsの表は、そのOrgnizationにおいて選択した時間の期間内にREST APIリクエストを行ったGitHub Appsや利用者を表示します。GitHub Appを選択すると、そのREST APIのアクティビティやprimary-rate-limitingを表示します。利用者を選択すると、パーソナル アクセス トークン(PATs)や彼らの代理として振舞うOAuthアプリによる彼らの個別のREST APIアクティビティを表示します。
フィードバックをお待ちしています
このコミュニティ ディスカッションでフィードバックを歓迎します。
詳細はAPIインサイトのドキュメントをご参照ください。