Catch-up! GitHub Copilot Enterpriseの祝GA🎉(GitHub Changelogのクイック和訳)
Prologue
こんにちは、@dz_ こと、岩永かづみです。
GitHub Copilot EnterpriseがGAしましたね!🎉
とりいそぎ、GitHub Changelogの方の記事を和訳して、できるところは動作確認してみました。GitHub Changelogはおもに機能にフォーカスして記載されています。
エモーショナルな発表内容は、下記のGitHub Blog本体の記事の方がより熱いメッセージと共に解説されているかと思います。併せてご参照くださいませ。
GitHub Copilot Enterprise is now generally available
ここで和訳している内容は、以下のGitHub Changelogの記事を元にしています。
GitHub Copilot EnterpriseがGAしました!🎉 最新の革新的なAI技術をお届けします。
GitHub Copilot Enterpriseでは、以下のことができます。
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あなたの組織独自のコードベースをより深く理解する: Copilot Chat in GitHub.comは、あなたのコードを理解し、開発者のためにコードに関する案内や理解を能率化します。
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組織がもつナレッジやベストプラクティスへの素早いアクセス: 開発者はナレッジベース(旧docsets)を会話に添付することで、Copilot Chat in GitHub.comはGitHubに保存されたMarkdownによるドキュメンテーションをもとに質問に答えられます。
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プルリクエストをより早くレビューする: GitHub Copilotにより生成されたプルリクエストのサマリとプルリクエスト上で変更に関してチャットできる機能により、レビュアーはプルリクエストを素早く理解できるようになり価値あるフィードバックを行うための時間を確保できます。
限定的なpublic betaで公開していた機能に加え、GitHub Copilot Enterpriseには以下の改善も対応し、Copilotはより賢くなりました。
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Copilot Chat in GitHub.comでの会話でBingの検索ができるようになり、、GitHub Copilotが一般的な情報やあなたのコードベース以外の情報を探して質問に答えられるようになります(public beta)
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Copilot Chat in GitHub.comのどの会話からもナレッジベース(旧docsets)にアクセスできるようになります、「Attach knowledge」ボタンから。Organizationの所有者は、organization settingsからナレッジベースを作成できます。
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Copilot Chat in GitHub.comの会話にナレッジベースをアタッチする「Attach knowlege」ボタン -
Copilot Chat in GitHub.comの会話にナレッジベースをアタッチする様子 -
Organizationの所有者は、organization settingsからナレッジベースを作成できる
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GitHub Copilotはあなたが見ているコードを理解します。そのため、会話に含めるために、どのファイルかとかシンボルとかスニペットかを正確に示す必要がなくなります。(筆者補足: 元記事のキャプチャから推測するに、GitHub.comでの動作)
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GitHub Copilotが生成するプルリクエストのサマリがより構造的になりました。「Summary」セクションを選択すると上位の概要(high-level overview)を返し、「Outline」を選択するとコードに沿った解説を返します。
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GitHub Copilotはプルリクエストの差分を解析して説明できるようになり、プルリクエストをレビューする人が変更を理解し優れたフィードバックを共有しやすくなります。
GitHub Chat in GitHub.comを試すには、下記のプロンプトから始めるとよいでしょう。
- Bing searchを起動するように最新のイベントについて聞いてみてください: "Node.js v20での更新は?"
- リポジトリの画面でGitHub Copilot Chatを開いて、リポジトリに関する質問をしてみてください: "turnOn関数はどこに定義されてる?"
- GitHub.comでファイルを開き、ファイルについて質問してみてください: "今見ているファイルの各関数に対してユニットテストのドラフトを作成して"
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