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Catch-up! 週刊 GitHub updates(2024年5月27日-6月2日)

2024/06/04に公開

GitHub Changelog for May 27 - June 2, 2024

こんにちは、@dz_ こと、大平かづみです。

先週のGitHub Changelogの週刊キャッチアップをお届けします。

GitHubアカウントのアメリカ合衆国における売上税と控除

https://github.blog/changelog/2024-05-28-united-states-sales-tax-and-exemptions-on-your-github-account/

2024年8月19日より、業界標準の規制慣行にならい、アメリカ合衆国で支払いを行う利用者に対して、該当する場合は、洲により義務づけられた売上税の徴収を開始します。すべての米国の利用者は、正確な売上税の金額が評価されていることを確認するために、支払い情報(特に住所)の更新が要求されます。支払いを行う利用者においては、領収書に税の行が追加され、支払ったGitHub製品やサービスに対して適用される税に関する内訳が提供されます。
本日(2024年5月28日)より、支払い情報画面で更新できるようになります。該当する場合は、住所を更新し、以下についての情報を提供ください:

  • GitHubは住所記入欄で以下の項目を必須にする:
    • 通り(Street Address)
    • 市・町(City)
    • 郵便番号(Zip Code +4)(5桁、任意でさらに4桁の郵便番号)
  • もし課税控除の資格を持つ、または非課税事業体の場合は、審査と承認を得るために、有効で完全な売上税免除の証明書を支払い情報画面から提出する必要があります。

2024年8月19日までにこれらを更新してください。正しく行われていない場合、サービスの提供が中断する恐れがあります。

支払い情報の更新に関しての詳細は、支払い方法を追加または編集するの手順ガイドをご参考ください。売上税免除の証明書の提出については、Adding a sales tax certificateをご参照ください。

終了のお知らせ - タグ保護(Tag Protections)

https://github.blog/changelog/2024-05-29-sunset-notice-tag-protections/

本日(2024年5月29日)より、タグ保護ルールの終了に向けて対応を開始し、完全な廃止は2024年8月30日を予定しています。完全な終了の計画については、以下をご参照ください。既存のタグ保護ルールは、ルールセット機能へのインポートを利用して移行できます。

GitHubは、昨年リポジトリ ルールを発表し、これはタグ保護ルールに求められる要件を満たしており、さらにOrganizationレベルのルールやイベントの作成・閲覧・更新に関する細かな制限、リポジトリ管理者の権限を必要としないより細かなバイパスモデルなどの新しい機能の提供など拡大したサポートが得られます。このように、リポジトリ ルールセットのプラットフォームへの投資を続けるために、タグ保護ルールは終了します。

既存のタグ保護ルールは、既存の移行機能でインポートできます。もし終了日までに何も行わなければ、GitHubはすべての既存のタグ保護ルールを該当するルールセットに移行します。

この変更はいつ行われるか?

GitHub.comにおける計画

  • 2024年5月30日: タグ保護ルールが設定されていないリポジトリでは、GitHub.comのUIから新しい保護ルールを作成できなくなる
  • 2024年7月24日から8月14日まで: API群の提供終了が始まる。日時に関する追加の情報については以下を参照
  • 2024年8月30日: すべてのタグ保護ルールは新しいタグ ルールセットに移行される。すべてのRESTおよびGraphQL APIのエンドポイントは廃止される

GitHub.com APIにおける計画

  • 2024年5月30日: APIは廃止のお知らせを返却するようになる
  • 2024年7月24日: 1時間の試験的な停止
  • 2024年8月7日: 8時間の試験的な停止
  • 2024年8月14日: 24時間の試験的な停止
  • 2024年8月30日: タグ保護ルールのAPIはNULLを返却するようになる
  • タグ保護ルールのAPIは次のカレンダーバージョンで廃止される

GitHub Enterprise Serverにおける計画

  • バージョン 3.14: タグ保護ルールは製品内のバナーとともに廃止として扱われ、APIのレスポンスは廃止のお知らせを含むようになる
  • バージョン 3.15: 変更なし
  • バージョン 3.16: タグ保護ルールはルールセットに移行され、タグ保護ルールの機能は利用不可になる

ご要望・ご意見がある方は、GitHub Communityにぜひご参加ください。

Secret scanningの有効性チェックがアラートのタイムラインが含まれるように

https://github.blog/changelog/2024-05-30-secret-scanning-validity-checks-now-included-in-the-alert-timeline

GitHub Secret scanningでは、パートナーによる有効性チェックによってシークレットがactiveまたはinactiveを知ることができます。これらのチェックは、サポートされるプロバイダに対し、有効性チェック機能が有効化されたリポジトリにおいて継続的に実行されます。

本日(2024年5月30日)より、シークレットの有効性は、既存の解決やバイパスイベントとともに、アラートのタイムラインに反映されるようになります。シークレットの有効性の変移は、Organizationの監視ログにおいても引き続き含まれます。

Secret scanningに関する60分のフィードバックセッションにぜひお申し込みください。その時間は補償を受けられます。

くわしくは、Secret scanningによるリポジトリの保護Secret scanningのパートナー登録をご参照ください。

GitHub Copilot Enterprise - Copilotによるリポジトリやリリース、コミットの認識、ほか2024年5月の更新

https://github.blog/changelog/2024-05-31-github-copilot-enterprise-copilot-knows-about-repositories-releases-commits-more-may-2024-updates

GitHub Copilot Enterpriseの5月の更新の勢いをご紹介します

Copilot Chat in GitHub.comがレベルアップ。リポジトリやリリース、コミットなどを要約したり回答できるように

  • リポジトリに関する学習: Copilotはリポジトリに関して質問に答えたり、所有者や概要、スターやフォークの個数、様々なタイムスタンプに基づきリポジトリの比較ができるように。詳しくは、GitHub docsのリポジトリについて探索的な質問をするを参照
    • ご自身で試すには: GitHub.comでリポジトリを開き、Copilotにこのリポジトリについて教えてと聞いてみる
  • リリースについて尋ねる: Copilotはリポジトリのリリースについて教えてくれたり、最新のリリースについて取得できるように。Copilotに、お好きなオープンソースプロジェクトの最新のリリースを要約させたり、リリースノートに紐づいたイシューや変更点を掘り下げてもらえる。詳しくは、GitHub docsのリポジトリについて探索的な質問をするを参照
    • ご自身で試すには: GitHub.comでオープンソースのリポジトリを開き、Copilotに最新のリリースについて教えてと聞いてみる
  • コードベースで起きた変更の理解: Copilotは、プルリクエストに関連する変更(コミット)を一覧化でき、詳細に理解する必要がある特定のコミットを掘り下げられるように。詳しくは、GitHub docsの特定のコミットについて質問するを参照
    • ご自身で試すには: GitHub.comでコミットを開き、Copilotにこのコミットの変更点を要約してと聞いてみる

どこから始めたらいいかわからない?Copilot Chat on GitHub.comは、会話を始めるとき、あなたがいる場所に基づいて候補を提示します。イシューを要約したり、ユニットテストを作成したり、Copilotにができることを探索したりする場合、Chatは、GitHubにおけるコンテキストやあなたが何をしようとしているかをすでに知っているのです。

これらのCopilot Enterpriseに対する最新の変更により、リポジトリやリリース、最新の変更において、より早く途切れることなく作業速度が向上しやすくなります。詳しくは、ドキュメントをご参照ください

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