Check! GitHub Copilot Freeのチャットで使えるAIモデル2種について
Prologue
こんにちは、@dz_ こと、大平かづみです。
ありがたいことに、GitHub Copilotが無料で利用できるようになりました!🎉
回数制限/月があるものの基本的な機能(コード補完やチャット)を利用できます。制限を越えてしまったらしばらくお預けですが、トライアルではないので、次の月からまた利用できます。
さて、GitHub Copilot Chatでは、使用するAIモデルを切り替えられます。デフォルトはGPT 4oで、現状4つのモデルが提供されています。GitHub Copilot Freeでは、そのうち2つを利用できるので、ぜひ試してみてください!
GitHub Copilot Freeのチャットで使えるAIモデル
- GPT 4o: GitHub Copilot Chatのデフォルトのモデル。テキストと画像処理の両方に優れ、迅速に信頼性の高い応答を提供するように設計された、汎用性の高いマルチモーダル モデル。詳細は、GPT 4oモデルカードでご確認ください。
- Claude 3.5 Sonnet: 初期設計からバグ修正、メンテナンス、最適化に至るまで、ソフトウェア開発ライフサイクル全体のコーディング タスクに優れている。詳細は、Claude 3.5 Sonnetモデルカードでご確認ください。利用するには、設定で有効化する必要があります(後述)。
GitHub Copilot Chatで利用するAIモデルを切り替える
IDEでのチャット
GitHub Copilot Chatで利用するAIモデルを切替えられるIDEは、次の通りです。
- Visual Studio Code
- Visual Studio(※Visual Studio 16.12 Preview 3以降が必要)
それぞれ、チャット ビューの右下にあるドロップダウンからAIモデルを切り替えられます。
Visual Studio CodeでのAIモデルの切替え
Visual Studio 16.12 Preview 3以降でのAIモデルの切替え
GitHub.comでのチャット
GitHub.comでのGitHub Copilot ChatでAIモデルを切り替えるには、Immersiveビューから行います。
Immersiveビューは、画面上部のCopilotアイコンのプルダウンやチャット パネルの□のようなアイコンから遷移できます。もしくは、 https://github.com/copilot からも直接開けます。
画面上部のCopilotアイコンのプルダウンからImmersiveビューを開く
Immersiveビューの上部に、AIモデルを切り替えるプルダウンがあります。
Claude 3.5 Sonnetを有効化する
Claude 3.5 Sonnetを利用するには、設定で有効化が必要です。個人利用(GitHub Copilot FreeまたはGitHub Copilot Pro)の場合は、次のように自身の設定で有効化します。
右上のアイコンから「Settings」を開き、左の「Code, planning, and automation」セクションの「Copilot」を開き、「Anthropic Claude 3.5 Sonnet in Copilot」を「Enabled」に切り替えます。
GitHub.comの設定でClaude 3.5 Sonnetを有効化する
もしくは、前述のIDEやGitHub.comでのチャットでClaude 3.5 Sonnetを選択すると、有効化を促されるので、従って有効化してもよいです。
GitHub.comで初めてClaude 3.5 Sonnetに切り替えたときのダイアログ
GitHub Copilot BusinessやGitHub Copilot Enterpriseが適用されている場合は、それぞれ管理者にご相談ください。
Epilogue
GitHub Copilotの魅力を体感するには十分な無料プランが登場してうれしいです。これを機にGitHub Copilotとの開発ライフをぜひ体験してみてください!
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