ParrotOSのパネル・メニューを戻す方法(Mateパネル)

2024/11/24に公開

やりたいこと

ParrotOSの上下のパネルがじゃまだなぁ。。
そう思って消したらやっぱり欲しくなった。。そんなときの戻し方です。
日本語情報がなくて困ったので記事にします。

↓このパネルとかメニューとかを戻したい

手順

パネルの初期化

Terminalを開きます。(Desktop上で右クリックから開けます)
下記を実行するとパネルのレイアウトをすべて初期化できます。

mate-panel --reset

たとえば下部バーがこんな感じになります

いかにもDesktopな画像はすべてのウィンドウを最小化してデスクトップを表示するボタンです。
不要なので右クリック→「ロックする」のチェックを外す→「パネルから削除」で抹殺します。

必要なアイテムをパネルへ追加していく

パネル上の何もないところで右クリックして「+ パネルへ追加」を選択します。
出てきたメニューから必要なアイテムを選びます。

ParrotOSでは本来、初期状態で下記のパネルが下部に追加されています。

  • Brisk Menu
  • ウィンドウの一覧(これは初期状態で存在するので追加不要)
    ※日本語化されている前提ですが、英語のままの場合は上記に相当するものを選択してください

Brisk Menuを追加してみます。

なんだか後ろの方に追加されました。。

ParrotOSの初期状態ではもっと左なので、メニューを右クリックして「移動」を選択。
一番左に持っていきます。

しょうもないですが、一応これで下部バーは初期状態になりました。
再起動すると、winキー(既定でsuperキーに設定されている)でメニューが開くようになります。

上部バーも同様に、もともとあったシステムモニタなどを戻せば元に戻ります。

Mateについて

戻し方は以上ですが、ここからは背景となるMateについて補足です。

Mate(マテ?の方が正しそうだがメイトと呼ぶ人が多い気がする)はGNOME2というLinuxのデスクトップ画面(環境)の派生版です。
これを使うとデスクトップ画面でLinuxを動かせるわけです。

Mateには様々なデスクトップ画面のコンポーネントがあり、

  • Caja: ファイルマネージャー
  • Pluma: テキストエディタ
  • MATE Panel: デスクトップパネル
  • MATE Terminal: ターミナルエミュレーター
  • Atril: ドキュメントビューアー

この中の一つがmate-panelという、ここまででいじってきたコンポーネントになります。

より詳細な情報が必要な場合は、mate-panelで検索するとよさそうです。

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