正負電源回路の作成①

2025/02/01に公開

買い物品ばかり使っていたけど、自分でも設計と評価をしたいので。

仕様

  • Type-Cから5V入力、±5V,2次側GNDを出力。
  • 出力はほどほどでok。 500mAも出てくれば十分。
  • 出力の安定化は不要。
  • 保護回路不要💣

部品選定

Type-Cコネクタ (2171790001)

端子がそこそこ出ていて手はんだしやすそう。
16pinのUSB2.0までしか使えない端子だけど、今回は電源として使うので問題なし。(Type-Cだからとりあえず3Aまで通せて便利)
CC1,2端子を5.1kΩでプルダウンして使う。

MOLEX 2171790001
https://www.digikey.jp/ja/products/detail/molex/2171790001/13913749

電源用トランス (760390012)

今回のメインパーツ。トランスドライバSN6505のデータシートに推奨トランスが入出力電圧の組み合わせ毎に載っているので、それを選択。
電流定格も0.75Aまであるため、十分。

Wurth 760390012
https://www.digikey.jp/ja/products/detail/würth-elektronik/760390012/3831260

トランスドライバ (SN6505)

メインパーツその2。トランスの1次側をドライブするIC。
500mA程度の出力であれば、ICを使っちゃうのがお手軽だし性能も良い。
評価もドライブ段とかサボれて楽

SN6505A,B,Dがあるが今回はBを使用する。
ソフトスタート機能と420kHzの高めの発振回路目当て。

他にも電圧スルーレート制御やスペクトラム拡散クロックでEMI性能が良いらしいので余裕があったら測定してみたいところ。

SN6505BDBVR
https://www.digikey.jp/ja/products/detail/texas-instruments/SN6505BDBVR/5994596

回路図

簡単な全波整流とトランスセンタータップを使った両電源回路。
保護回路レスとはいえ、U1の過電流保護機能があるため、そこまで変なことにはならないはず。
電源付いたらLEDを光らせる。(USBあるならUARTなりで通信して、ADCで出力監視してもいいかも)

やること

  • フットプリント作る
  • 基板AW

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