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C# サンプルプログラムの試し方

2023/05/23に公開

概要

ここでは、C# サンプルプログラムを掲載している記事について、それを実際に実行して試す方法を紹介します。

実際の手順では具体的な画面例を示しますが、Webカメラ2台を使用した簡易3D映像プログラム(C#)の記事(以下「例示記事」と呼ぶ)を例として取り上げます。

例示記事では、具体的に以下のような情報が掲載されています。

項目
開発ツール Visual Studio 2019
言語 C#
テンプレート Windowsフォームアプリケーション
フレームワーク .NETFramework4.7.2
プロジェクト名 StereoCam
実際のコード
(掲載されているコード)
Form1.cs
Form1.Designer.cs
AppSettings.cs
FormSettings.cs
FormSettings.Designer.cs
追加パッケージ NuGetにて
OpenCvSharp4.Windows
OpenCvSharp4.Extensions

本記事で紹介する手順の大まかな流れは、次のとおりです。(オプション)の項目は、該当する場合のみ実施します。例示記事では、(オプション)が2項目とも該当します。

  1. 開発ツールの用意
  2. 掲載コードをファイル保存
  3. Visual Studio で、プロジェクト(ソリューション)作成
  4. (オプション)Xxxx.Designer.cs がある場合、フォームを追加
  5. すべてのタブを閉じる
  6. プロジェクトへファイルを追加
  7. (オプション) NuGetによるパッケージの追加
  8. 試しに実行

手順

1.開発ツールの用意

C# サンプルプログラムが掲載された記事には、「作成したプロジェクト」の項目がありますので、そこで指定している開発ツールを用意します。C#の場合、Microsoft社の Visual Studio を使用していることがほとんどです。

2.掲載コードをファイル保存

記事内にある「実際のコード」項目に示しているコードを、メモ帳にコピー&ペーストし、記載されたファイル名で保存します。

具体的な手順

以下は、「Form1.cs」を作成する例です。

ファイル保存1
コード部右上のアイコンをクリック(コードがコピーされる)

ファイル保存2
メモ帳へペースト

ファイル保存3
メモ帳で、「ファイル」メニュー → 「名前を付けて保存」

ファイル保存4
掲載コードに記載されているファイル名(Form1.cs など)で、任意の場所に保存する(上図はデスクトップの cs フォルダに保存している例)

例示記事では、他に、

  • Form1.Designer.cs
  • AppSettings.cs
  • FormSettings.cs
  • FormSettings.Designer.cs

もあるので、同じようにメモ帳で作成し、保存します。

3.Visual Studio で、プロジェクト(ソリューション)作成

記事内の「作成したプロジェクト」項目で示されたプロジェクト(同名のソリューション)を作成します。

具体的な手順

プロジェクト作成1
Visual Studioを起動

プロジェクト作成2
「新しいプロジェクトの作成」クリック

プロジェクト作成3
「C#」選択 → 「Windowsフォームアプリケーション(.NET Framework)」選択 → 「次へ」ボタン

プロジェクト作成4
プロジェクト名(StereoCam)を入力 →「作成」ボタン

4.(オプション)Xxxx.Designer.cs がある場合、フォームを追加

手順2で保存したファイルの中に、Form1.Designer.cs 以外に、ファイル名の 末尾が「.Designer.cs」であるファイルがある場合、プロジェクトにフォームを追加する必要があります。

例示記事では、「FormSettings.Designer.cs」というファイルがありますので、この手順を実施する必要があります。

追加するフォームの名前は、ファイル名から「.Designer.cs」を取り除いた名前となります。
たとえば、例示記事では、ファイル「FormSettings.Designer.cs」がありますので、追加するフォーム名は「FormSettings」 となります。

具体的な手順

フォーム追加1
「プロジェクト」メニュー → 「フォームの追加(Windowsフォーム)」をクリック

フォーム追加2
名前にフォーム名(FormSettings)を入力 → 「追加」ボタン

5.すべてのタブを閉じる

Visual Studioでプロジェクトを作成すると、初期状態で「Form1.cs[デザイン]」というタブが表示されています。

また、上の手順でフォームを追加した場合、「Xxxx.cs[デザイン]」(Xxxx 部分は追加したフォーム名、例示記事では FormSettings)というタブも表示されています。

ここでは、これらのタブを全て閉じます。
この後の手順で、ファイルを上書きしますが、開いた状態ですと上書きができないためです。

具体的な手順

すべてのタブを閉じる1
タブには「✗」ボタンがあるので、これをクリックして閉じる

すべてのタブを閉じる2
全てのタブを閉じる

6.プロジェクトへファイルを追加

手順2で保存した全てのファイルを、プロジェクトへ追加します。

具体的な手順

プロジェクトへ追加1
「プロジェクト」メニュー → 「既存の項目の追加」をクリック

プロジェクトへ追加2
保存した全てのファイルを選択 → 「追加」ボタン

プロジェクトへ追加3
「置き換えますか?」の問い合わせに、「すべての項目に適用」にチェック → 「はい」ボタン

追加されたことを確認する 具体的な手順

追加の確認1
「表示」メニュー → 「ソリューション エクスプローラー」をクリック

追加の確認2
追加したファイルが含まれていれば良い(Xxxx.Designer.cs は、Xxxx.cs の左横▷をクリックすると表示されます)

7.(オプション) NuGetによるパッケージの追加

Visual Studio には、第三者が作成したライブラリを簡単に扱える機能として「NuGet」があります。
もし、掲載サンプルプログラムで追加パッケージを使用している場合、NuGetパッケージ管理ツールを使用して、パッケージを追加します。
(例示記事では、追加パッケージを2つ使用していますので、この手順を実施します。)

具体的な手順

ここでは、OpenCvSharp4.Windows パッケージを追加する例を紹介します。

NuGetパッケージ1
「プロジェクト」メニュー → 「NuGet パッケージの管理」をクリック

NuGetパッケージ2
「参照」クリック → 検索ボックスにキーワード(opencvsharp4 など)を入力

NuGetパッケージ3
一覧から「OpenCvSharp4.Windows」をクリック → 右側で「インストール」クリック(右側には、「インストール」ボタンの他に、様々な情報が表示されるので、ライセンス確認や安全かどうかの参考とする)

NuGetパッケージ4
「変更のプレビュー」が表示されたら、内容を確認し、「OK」クリック(OpenCvSharp4.Windows パッケージに必要となる関連パッケージが追加でインストールされるので、その一覧が表示された)

NuGetパッケージ5
しばらく待つとインストールが完了する。「出力」をクリックし、エラー等が表示されていなければ良い。

例示記事では、他に

  • OpenCvSharp4.Extensions

を使用しますので、同様の手順で追加します。

8.試しに実行

以上で準備は完了です。
試しに「デバッグ実行」で実行してみます。

具体的な手順

試しに実行1
「デバッグ」メニュー → 「デバッグの開始」をクリック

試しに実行2
エラー等がなければ実行される

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