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過去経験で感じたプロジェクトのアンチパターン

2021/12/31に公開約1,700字

過去色んなプロジェクトに参画させていただいたり、最近だとマネジメントを担当させてもらったりしますが、「あ〜このプロジェクト、絶対失敗する奴だ…」と感じることがちょいちょいあります。それを失敗しないようにするのが最近のPMの仕事なんですが、そう感じるパターンを簡単にまとめておこうと思います。

前提 対象読者

  • チーム開発経験が浅いエンジニアの方
  • プロジェクトマネジメントをこれからやる方

その1 顧客内(社内)での意見がまとまってない

割とあるあるだったりしますが、現場と経営層で意見が食い違っている、部署間で考えがまとまってない、など、でそのままなし崩し的に要件を詰めて、設計をしたところで、大抵ひっくり返されます。立場的にどうにもできないこともあったりしますが、顧客と直接接点がある場合は、

  • 顧客側のPMを立ててもらう。
  • 先方PMに意見を取りまとめてもらって、そこ以外からは基本的に受け付けない。

という形で進めていくのがいいかと思います。
もっと大変なのは、そのまとめ役すらいない時もあるので、そこは自分達でまとめるしかないですね…。

自社開発の場合、開発と営業間や経営層などとの意思疎通ができてないと、最後の最後に「何それ?」状態にもなりかねないので、事前の相談、連絡は大事ですね。誰に承認を貰えばOKなのか、は意外に知らないまま進むことも多かったりするので、プロジェクト開始時に把握し、その方々を巻き込みながら進めていきましょう。

その2 言われたことだけ開発をする

言うは易しですが、とりあえず言われたことだけやると、失敗します。「そう言ったのはお前じゃん!」と言いたくなるのですが、そういうもんなんです。最後にレビューをした段階で、やっぱり違うね、となり、プロジェクト終盤で泣く泣く修正をする、ということにも繋がりかねないかと思います。
大事なのは、

  • 言われたことの背景を明確にする。

の1点だけかと思います。ちゃんと深堀して聞いてみると、案外違う案の方が良かったりもするので、「あれ、これ何で作るんだっけ?」という疑問を早めに投げかけてもらえたらと思います。

その3 タスクのボール持ちが曖昧

「これ、◯◯さんがやっているかと思いました」「期限って今週までだったんですか?」みたいなやりとりは、日々繰り広げられています。口頭だけで依頼してしまったり、情報が散り散りになってしまったりで、当人の記憶の彼方に行ってしまい、依頼した側は進めているものだと勘違いして、結果遅延することは多々あります。
まずは、タスク管理の一元化をすることで、防いでいけるかと思います。今は様々なタスク管理ツールが出回っているので、それらを駆使するのもありです。ただし、プロジェクトのメンバーが使いこなせないのを使っても仕方がないので、大抵使い慣れているものになっていくのですが。
プロジェクトマネージャーの方であれば、常にタスクに抜け漏れがないか、進行に遅延がないかをチェックする立場になるかと思いますが、一元管理しているツール以外のところでタスクが発生してないかは、常に確認する必要があります。

その4 やりたいことが多過ぎる

新規開発をする際は、ほぼ毎回これにぶち当たりますが、リリースしたいスケジュールや割り当てられる工数と、やりたいことのバランスが全く取れてない、ということも多いです。曖昧な見積もりをして、そのまま突き進むと、大抵炎上案件の仲間入りになってしまいます。
そうならないためにも、

  • 優先順位を決める。
  • フェーズを切って、優先度が高いタスクから対応する。

という方法で、毎回切り抜けています。ただし、その優先度を決める際に軸がないと決められないこともあったりするので、このプロジェクトで何を達成したいのかを決めた上で、優先順位を決めていくのがいいかと思います。

まとめ

個人的にかなり多いな、と思ったものを紹介させてもらいました。これからチームでの開発を経験される方々が、早く危険を察知し、何か行動するきっかけになれば幸いです。

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