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学生エンジニアを支える日報

2023/02/24に公開

はじめに

TL;DR

  • 日報を書くと楽しい
  • 日報が行動のモチベーションになることがある
  • 振り返りの機会になる

本記事の概要

本記事は「○○ エンジニアを支える技術」シリーズのオマージュとして書かれたポエム記事です。
筆者が日報を書くようになったキッカケや良かったことなどをご紹介します。
タイトルに「エンジニア」と入っていますが難しい技術の話は一切出てきませんので、気楽に読んでいただけると幸いです。

日報を始めたきっかけ

日報とは

日報の定義についてネットで検索すると「日々の業務を報告する書類のこと」と出てきました[1]。こちらの説明の通り、日報とは本来仕事で書くものです。
この記事で扱う「日報」とは「日記」とほぼ同義ですが、誰かに報告するような体裁を以て日々の生活の様子を少し硬めの表現を文面したものや、そういった文化を指します。ある種のネタというか、ノリに近いですね。

筆者について

現在筆者はいわゆる学生エンジニアでして、主に個人活動や業務で Unity などを用いた AR アプリケーション開発をしています。そして Scrapbox で日報を書き始めて 2 年以上が経ちました。
エンジニアにとって個人開発などの活動を続けるためにはモチベーション維持が大事ですが、日報を書くという行為がそれを助けているのではないかと最近考えることが多く、筆を執った次第です。

知人が Scrapbox で日報を始めた

筆者が日報を書くようになったキッカケは、当時インターンで一緒になった知人が Scrapbox で日報を書いていたのを見かけたことでした。その時のインターンでは業務終了後に毎日日報を提出する事になっていたため、自分も業務で書く日報がどんなものかをわかっていましたが、それを業務ではなく日常的にやるというアイデアに強く惹かれました。

https://twitter.com/ninisan_drumath/status/1315661427110076417

コロナ禍の影響

日報を始めた当時はちょうどコロナが流行したての頃で、外出自粛の影響により大学や企業インターンはオンラインになり、日々の楽しみだったオフラインの技術イベントも完全になくなってしまいました。そのような状況で日常生活の楽しみが減ってしまった方も多いのではないでしょうか。
筆者も、大学から出される課題を淡々とこなし提出するだけの虚無な毎日に嫌気がさし精神的に病んでしまっていました。何を楽しみに生きればいいのかわからず、日々が無下に流れていくような感覚がありました。逆になんとか楽しく過ごせないかといろいろ模索していた時期でもあり、日報を書くという新しい試みを始めるのにあまり迷いはありませんでした。

やっていて良かったこと

ここからは実際に日報を書いてみて良かったことなどの所感をご紹介します。

楽しい

「楽しい」、大事です。
もともとコロナ禍で楽しみを見つけるモチベーションが高かったというのもあり、日報が続いている最大の理由だと考えています。せっかく記事を書くので、日報の何が楽しいのかを考えてみました。

ネタとしての楽しみ

冒頭で述べた通り、日報という名前ではありますが中身はほぼ日記です。しかしただの日記ではなく、あくまで日報という体で書くことになりますので日々の生活が少しお堅めの表現で書かれるわけです。そこにある種の「茶番」のような面白味を感じることができクセになります。Scrapbox が提供する emoji やカスタム CSS などの機能もその茶番要素を加速しているように感じます。全く生産性のないことを全力でやってるときって無駄に楽しいですよね。「いやワカラン」という方はすみません......。

身内で楽しむ

日報を続けていると徐々に筆者の周りでも日報を書く人が増えてきました。その流れから各々で書いた日報を読み合いをすることもしばしばです。
人がどんな 1 日を過ごしていたのか知るのも楽しいですし、自分の日報を読んでもらうのも楽しいです。

以上が、筆者が感じている日報の楽しさです。

なにかやりたくなる

日報を書く良さとして「なにかやりたくなる」という効果があります。
前述のとおり日報を書くのは楽しいですし、書ける内容が多ければその分楽しみも増えます。
なので「今日は書ける内容が少ないから読書してみるか」といったような感じで日報に書くため何かの行動をするようになりました。
筆者の場合は(日報という体裁に倣って)日々の行動を「進捗」という名前で記しているため、個人開発や勉強などの進捗が増えると嬉しくなります。また日報に「今日のひとこと知見」という欄を設けており、1 日ひとつの知見を書くようにしています。それによってほぼ毎日 Zenn を見る習慣がついたり、何もやっていない日でも「ちょっと勉強するか」という気持ちが起きたりしています。
かといって技術的な進捗ばかりを書いているかというとそうではなく、趣味のギターの話や外出した時の話も書きます。生活を送るうえでやったことすべてが進捗だと思っている節がありますので。

振り返りの機会に

日々の活動を記録しておくことで、あとから見返すことが可能になります。
筆者は今年度から「月のまとめ」を書くようにしていますので、毎月先月の日報全部に目を通すのですが、とても良い機会になっているという実感があります。
1 か月って短いように見えて実はいろんなことをしていたりします。1 か月前に自分が考えていたことと今自分が考えていることはまるで違ったりしていて興味深いです。

振り返りの機会も楽しみたいということで、筆者は毎月「飯 of the month」という形で先月に食べたご飯で一番おいしかったものを書くことにしています。2023 年 1 月の飯 of the month は新年会の時に食べたラーメンでした。

冒頭でお話しした通り、筆者が日報を始めた時は日々の生活について虚無感を感じてしまっていました。しかし日報を書いているうちにだんだん薄れていったような気がしています。
どんなに些細なことでも日報に書いておくと、何もできなかったと思う日であっても、1 日の最後に見返したときには「案外いろいろやってたな」という感想になります。

おわりに

日報について筆者の考えを述べてみました。
筆者自身も何気なく始めたものではありますが、いつの間にか生活を支える 1 つの要素になっていたことを最近実感したため、この機会に言語化できてよかったです。
みなさんもぜひ、この機会に日報を始めてみてはいかがでしょうか。

脚注
  1. https://www.kaonavi.jp/dictionary/nippo/ より ↩︎

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