お気に入りのライブラリ、GitHubでwatchしませんか?
はじめに
TL;DR
GitHub でお気に入りのライブラリのリリースを watch すると、そのライブラリのアプデをいち早く知ることができておススメです。
概要と対象読者
こちらは GitHub の watch 機能に関する紹介記事です。内容としてもすごい軽めでフランクな記事ですので、ぜひ気軽に楽しんでいただけると幸いです。
主な対象読者は普段 GitHub を使っているエンジニアです。もちろん、これに当てはまらなくても普通に読んでいただけますが、GitHub ユーザのほうが刺さりやすい内容だと考えています。
背景
筆者は GitHub というサービス自体が好きで、業務の他、趣味でも結構利用しています。エンジニアであれば多くの方が利用しているサービスですよね。筆者の場合、Zenn 記事の執筆やライブラリ開発、デモプロジェクト公開などでよく使っていまして、Projects や Actions, Pages など幅広くお世話になっており、ほぼ毎日 GitHub を開く生活をしています。その中でも、日頃からお世話になってる GitHub の機能に「リポジトリの watch」がありまして、最近その恩恵が業務でも生かせる機会が多くなってきたので、この機会に共有したいと考えました。
GitHubのwatch機能を使おう
リリースのwatchがオススメ
GitHub の watch 機能とは、リポジトリの各種アップデートを通知する機能のことです。
個人のリポジトリや同じ Organization のリポジトリではデフォルトですべてのアクティビティが通知されますが、気になっているライブラリのリポジトリでも設定可能です。
今回おススメする watch 機能ですが、いわゆる画像にあるようなボタンがそれにあたります。
watchボタン
watch ボタンを押すと色々メニューが開きます。自分に関係が無いリポジトリではデフォルトで Participating and @mentions になっていますが、「All アクティビティ」にすれば issue やプルリクが作成されるたび通知されるようになります。
また Custom を選ぶと細かく通知の種類を選択できるようになります。
watch の設定をすると、設定項目でアップデートがあるたびに GitHub の notification とメールで通知が来るようになります。リポジトリの開発状況や個人の好みにもよりますが、個人的には Custom→Release にチェックを入れる設定がおすすめです。筆者は一時期 issue やプルリクも watch していたのですが、開発が盛んなリポジトリだと結構通知が多くなってしまい追うのが疲れる印象でした。リリースであればある程度の頻度で通知されますし、リリースノートを見ればプルリクも追えます。
watchすると嬉しいこと
ここまでで筆者が GitHub のリリースを watch するのがオススメであることは述べましたが、実際に watch すると何が嬉しいのかご紹介します。
ライブラリのアプデをいち早く知ろう
みなさんは普段、自分の使っているライブラリのアップデート情報ってどうやって仕入れていますでしょうか。Twitter で回ってきたり、社内やコミュニティで話題になってから知る人も多いのではないでしょうか。熱心な方であればライブラリの Twitter アカウントをフォローしたり通知をオンにしているかもしれません。
GitHub で watch 機能を有効にすればアプデ情報がメールで来ますし、自分のように毎日 GitHub を見ている人は notification にそういう表示が出できます。
これによって新しいリリースが出ると知ることができます。
そのライブラリのブームを知ろう
「ライブラリのアプデをいち早く知ろう」にも関係するのですが、アプデの通知があるとリリースのタイミングや内容を把握できます。例えば自分がよく使う Babylon.js というライブラリは 1 週間に 1 回くらいのリリースがあるのですが、リリースされたら毎回リリースノートを確認するようにしています。Babylon.js 5 のころからやっているので、直近 1 年くらいのリリースはすべて目を通していることになりますね......。
能動的に「今日はリリース日だ!」「そろそろリリースされたかな......」とチェックするのは骨が折れますし続けるのも大変ですが、通知が来るので毎回のリリースをチェックできるんですよね。最近だと、社内製品で使われているライブラリのアプデをキャッチして、ミーテイングの時にチームへ共有する、みたいなこともできています。情報の更新が早い業界なので新機能のリリースなどはキャッチアップするのが大変ですが、自分が何もしなくても「教えてもらう」体勢を作ることで負担が軽くなるわけです。
またリリースノートを確認していると、そのライブラリのブームがわかります。「最近この機能のアプデが多いな」「ドキュメントには載っていないけど、最近この単語をよく目にするな」などわかっていると、ライブラリの開発方針がわかって良いです。
おわりに
まとめ
今回は軽めの内容ということで、筆者がお気に入りの「watch 機能」についてご紹介しました。GitHub を日ごろ使っているエンジニアの方は多いと思いますので、ご参考になれば幸いです。
最後まで見ていただきありがとうございました。
Discussion