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久しぶりにさくらのVPSなんて使ってみたので備忘録

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最近はAWSでWebサービスをゴリゴリと作ったりメンテナンスしたりしてる日々なのですが(アマゾンの担当者から「そんな人数を捌いてるAmplifyのサービス聞いたことないです、、、」って言われた笑)、会社でちょっとしたサービスを立てたいとかあった時にやっぱり安くて便利ですよね「さくらのVPS」。そんなわけで、下から二番目くらいのやつを契約してサーバ構築してたんですが、色々便利になってて隔世の感を禁じ得なかった。

https://vps.sakura.ad.jp/

今回はUbuntuを使ってますが(というか脳死で大体Ubuntu選んでる。情報が多いので)サーバ契約時にスタートアップスクリプトというのが使えます。これが大変便利で、どうせやらないとならない各種設定などがやれるんですが、その中でCockpitというのを見つけてどれどれ入れてみよう、となって使ってみました。Cockpitとはどういうものかというと一言で言えば「Webブラウザからサーバ管理ができるやつ」なんですが、これが便利でなかなか良かった。

https://cockpit-project.org

しかーし。その後使いたいウェブアプリなどを構築するのにDocker Composeを使って構築してたところ、さくらのスタートアップスクリプトで入れたやつはローカルにインストールされてしまうので、後々面倒、ということが分かりまして。いや、結果的にはそれで良かったのかもしれないのだけど、要するにLet's EncriptなどでSSL対応しようとした時にリバースプロキシのnginxを前段に立てて、各サービスに振ってるんですが、あるアプリはDocker、Cockpitはローカル、となったときにnginxをdockerで管理したい、ということをすると一手間かかってしまう(らしい)。らしい、というのは結局ローカルに立ててことなきを得てるし、考えてみたらそのほうが後々受難にやれそうな気もするしと思いまして、まぁこれはこれでいいかなと。

全てのアプリをDockerで立てて、環境ファイルを管理しよう、みたいなことを考えてる場合はその想定で動いた方がいいよ、ということではあるんですよね。

ま、それも結局今度はDockerで用意されているもの以外使わない(使えない)みたいなことにもなるので、リバースプロキシくらいはローカルでいいか、と思ったりしました。最初にも買いたようにずっとAWS Amplifyで仕事してるのでサーバレスに慣れてるものの、サーバ環境というのはそれはそれでちゃんと魅力があるよなぁ、と思ったり。適材適所ですね。

全然技術記事じゃなくてコラムみたいになってしまいましたが(本当は色々描きたかったことはあるだけど、設定やって力尽きた)何が言いたいかというと「CockpitはVPSの最初に選ばないで良いと思うよ。あると便利だけど入れるなら後からdockerで入れたらいいのでは?」ということです。

ではまた。

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