miseでwindows版PHP実行環境を構築
え?次の開発環境(ネイティブ)Windowsですか?
dockerは?ナシ!?
WSLは?使っちゃダメ?
・・・マ?
世の中広いものでこんな現場もあったりする
さて困った。
今までWSLが大前提で環境をどうやって作るかを考えてきたが、
ここにきてWindows側での環境構築が必要になった。
Windows版のPHPなんて10年以上触ってないわ。
Windows版はバイナリが用意されているので、
それを設置すればいい訳だがもうちょっと楽にしたいので熟慮
PHPにもバージョン管理ツールが存在するが、
専用で用意するのはあれなので、
いろんな開発環境のバージョン管理ができるmiseを使って、
環境を作ってみることにした。
ヾ(・ω<)ノ" 三三三● ⅱⅲ コロコロ♪
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インストール
アプリインストール(winget)を使ってインストール
winget install jdx.mise
mise --version
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/_/ by @jdx
2025.11.2 windows-x64 (2025-11-03)
mise WARN mise version 2025.11.3 available
mise WARN To update, run mise self-update
環境変数の設定
miseは各バージョンをディレクトリ別に保存するが、
指定のバージョンのシンボリックとして保存してあり use コマンドでバージョンを切り替えることができる
その保存先である shims を環境変数に登録する
PATHは以下のコマンドでわかる
mise activate bash --shims
export Path="C:\Users\xxxx\AppData\Local\mise\shims:$Path"
C:\Users\xxxx\AppData\Local\mise\shims この部分を環境変数Pathに登録
(setxには文字数制限があるらしいのでGUI推奨)
setx PATH "%PATH%;C:\Users\xxxx\AppData\Local\mise\shims"
PHPのインストール
指定バージョンのPHPをインストール
shimsにpathを通しているのでcomposerなど付随コマンドも一緒に使えるようになる
mise ls-remote php
mise install php@8.1
mise use php@8.1
php --version
PHP 8.1.33 (cli) (built: Jul 2 2025 08:50:17) (ZTS Visual C++ 2019 x64)
Copyright (c) The PHP Group
Zend Engine v4.1.33, Copyright (c) Zend Technologies
composer --version
Composer version 2.8.12 2025-09-19 13:41:59
PHP version 8.1.33 (C:\Users\magic\AppData\Local\mise\installs\php\8.1.33\php.exe)
Run the "diagnose" command to get more detailed diagnostics output.
php.iniの設定
php.iniのPATHは以下の場所
C:\Users\xxxxx\AppData\Local\mise\installs\php\x.x.x\php.ini
ただ、バージョン変わるごとに設定値が変わると不便なので、
開発環境のディレクトリに追加で設置するのがよい
------------------- ↓ 後書きはここから ↓-------------------
Windows上でPHPを使う機会は今後はないと思うけど、
miseの使い方がよく分かったので返って良かった。
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