WSLg(Windows11)時代のPHPStorm on WSL2のインストール方法
Windows Insider Previewでの記事なのでリリース時と異なる場合があります
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こんな記事が
キタ―――(゚∀゚)―――― !!
以前から発表があったように
WSL上でLinux GUI動くようになった。
執筆時(令和3年4月22日現在)ではInsider Previewのdevチャンネルのみだが、
リリースは時間の問題よね。
さて、これも以前から言ってるが、
Linux上でGUIを動かすということがわかった時点で、
PHPStormなどのGUIアプリをLinux上に載せて使うことは確実になった。
(VSCodeはまだわからない)
そこでLinux上のインストールの仕方をおさらいしておこう。
以前は個別のツールのインストール方法を記載していたが、
今はJetbrains Toolbox Appというインストーラー兼ランチャーがあるので、
そちらを使うようにする。
なお、WSLgのアップデート手順は後書に記述
ヾ(・ω<)ノ" 三三三● ⅱⅲ コロコロ♪
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前提
Windowsのバージョンを確認
version 21362+ になっていること
Jetbrains Toolbox Appのインストール
Toolbox AppのLinux版をインストールする。
とはいえ、ただのバイナリファイルなので、
解凍して適当な場所にコピーするだけ
リンクの取得
Jetbrains Toolbox Appのページに移動し
Linux版を選択
直接リンクにリンク先がでるのでURLをコピーしておく
Ubuntu上でwgetで取得し展開しておく
$ wget 'https://download.jetbrains.com/toolbox/jetbrains-toolbox-1.20.8352.tar.gz?_ga=2.18798398.665439295.1619095954-170303220.1583936480'
$ tar xfz jetbrains-toolbox-1.xx.xxxx.tar.gz
/usr/local/binにコピー
$ sudo cp jetbrains-toolbox-1.xx.xxxx/jetbrains-toolbox /usr/local/bin
Jetbrains Toolbox Appの起動
$ jetbrains-toolbox
available欄のinstallから好きなツールのインストールを実行
installed欄より起動する
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fuseが必要といわれる場合
AppImagesとやらがなんかエラーを出す
$ jetbrains-toolbox
dlopen(): error loading libfuse.so.2
AppImages require FUSE to run.
You might still be able to extract the contents of this AppImage
if you run it with the --appimage-extract option.
See https://github.com/AppImage/AppImageKit/wiki/FUSE
for more information
よくわからんがとりあえず調べてみると
FUSE · AppImage/AppImageKit Wiki
AppImages require FUSE to run. Filesystem in Userspace (FUSE) is a system that lets non-root users mount filesystems.
とある。
インストール方法も書いてあったので、とりあえずやってみる。
sudo apt install fuse
sudo modprobe fuse
sudo groupadd fuse
user="$(whoami)"
sudo usermod -a -G fuse $user
Error: Can't open display: と言うエラーが出る場合
細かい理由はわからないが、
WSLgで一度動かしても、
また、「Error: Can't open display: 」というエラーが出ることがあるようだ。
(筆者はWindows11にした後で発生)
アップデートで何かしら狂ったんだと思うので、
一度リセットした方がいい。
以下の設定をして一度GUI系をリセットする
Windows上のホームディレクトリ C:\Users\<ユーザー名>\.wslconfig
に以下の記述を追加してwslを再起動する
[wsl2]
guiApplications=false
いったん再起動
wsl --shutdown
wsl -d [ディストリビューション名]
WSLgが使えなくなってると思うので、
再度有効にする。
[wsl2]
guiApplications=true
もう一度再起動
wsl --shutdown
wsl -d [ディストリビューション名]
参考:
WSLg System Distro
Configure global options with .wslconfig
WSL2アップデート
ここでは既にLinux上でPHPStormなどを運用している人向けに
アップデート手順を記載しておく。
DISPLAY設定解除, X410アンインストール
以前にx11アプリを使えるようにしてる場合は環境変数DISPLAYを削除しておく
また、X410やVCXSRVなどのWindows用Xサーバーもアンインストールしておく
Linuxディストリビューションのバージョンアップ
Pengwin Linuxにアップデート方法が載っていたので、
これに沿ってやってみる
1. Be sure that Pengwin is already running in WSL 2. If not,
first switch it with wsl --set-version WLinux 2. Then run wsl --shutdown
2. Upgrade WSL running wsl --update from an elevated command prompt or PowerShell.
And restart WSL with wsl --shutdown.
前提としてWSLのバージョンが2になっていること。
なっていない場合は
> wsl --set-version [dist] 2
と打てばバージョンアップする
その後シャットダウンしておく
> wsl --shutdown
gsudoのインストール
管理者権限が必要なのでgsudoを使う。
> winget install gsudo
管理者権限で開く方法を知ってる方はスルーで
WSL2のアップデート
以下のコマンドでバージョンアップできる
> gsudo wsl --update
更新をチェック中...
更新をダウンロード中...
更新をインストール中...
この変更は、次回の WSL 再起動時に有効になります。強制的に再起動するには、'wsl --shutdown' を実行してください。
カーネル バージョン: 5.10.16
X11アプリインストール
アプリは何でも良いが
とりあえず目には目を
> wsl
$ sudo apt install x11-apps
$ xeyes
<●><●>
新品のWindows11で使用するとエラーになる
Installing, this may take a few minutes...
WslRegisterDistribution failed with error: 0x80370114
Error: 0x80370114 ???????????????????????????????????
新しいWindows11にてWSLを使用すると上記のエラー。
Linuxを選ぶ前にどうやら下記のコマンドを実行する必要があるらしい。
wsl --install
- 必要なオプション コンポーネントの有効化
- 最新 Linux カーネルのダウンロード
- WSL 2 の既定としての設定
- Linux ディストリビューションのインストールが実行
その後、Linuxを起動すればエラーは出なくなるはず
ubuntu
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