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AWSって本当に良いの?

2023/06/10に公開

はじめに

巷で話題となっているAWS。オンプレミスより便利だとは聞くものの、実際どういった点で便利か説明できますか?
私が過去にいた案件ではクラウドに移行しつつも、中にはオンプレミスのまま残しておく企業もありましたし一概には言えないのでは?と思ってしまいます。
そういった背景もあり、私はざっくりとしかAWSの良さを説明出来ないので、自分なりに整理してみようと思いました。

オンプレミスとは

今一度オンプレミスについて整理してみようと思います。
企業で利用しているシステム構築に必要なサーバー機器などをお客さまで導入し、データセンターやオフィス内で運用することをいいます。
管理者はサーバーのセットアップ、ネットワークの設定、セキュリティパッチの適用など、すべての管理作業を自社で行います。
従来は、ほとんどの企業は、上記のようにして運用していました。
近年、IaaSと呼ばれるクラウドサービスが増えた為、それと区別する為に自社で導入・運用することを「オンプレミス」と言うようになりました。

AWSとは

Amazon.comの子会社であるAmazon Web Services, Inc.が提供するクラウドコンピューティングプラットフォームです。AWSは、オンデマンドのクラウドサービスを提供し、企業や個人が必要な時に必要なだけのITリソースを利用できる環境を提供します。

それぞれのメリットデメリット

少しでも見やすくする為、表にしてみました。
※〇、△、×は自身の感覚でつけました。
※オンプレミスが×、AWSが〇であれば、明確にAWSの方が優れていることとします。

オンプレミス AWS 説明
コスト × オンプレミスはお客さまでサーバー機器などをリースor買取をするため、初期投資が大きいのと拡張が必要となるたび初期投資が発生します。一方AWSは初期費用が必要なく、コストを最小限に抑えることが可能です。
調達スピード × オンプレミスの場合、機器選定から機器調達まで一ヵ月以上かかってしまうことが想定されます。AWSの場合、申し込みからサーバーの立ち上げまで、数分で利用できます。
災害 × お客さまの建物内に設置している場合、万一の災害によりサーバーが破損し、大切なデータがなくなってしまうリスクがあります。AWSのサーバーは、強固なデータセンター内にデータを保管しておくことで、リスクが軽減されます。
バックアップ × オンプレミスでは、ソフトウェアなどのバージョンアップの際に、検証環境やバックアップ環境を新たに導入する場合、コストがかかってしまうだけでなく、機器導入などにかかる時間や手間も増えてしまいます。AWSの場合、テンプレートを複製するだけで、簡単に検証環境を作れるほか、検証後簡単に削除できるので、コストも最低限に抑えることができます。
勉強のしやすさ × オンプレミスの場合、自社でインフラストラクチャを管理するための専門知識やリソースも必要ですし、会社で検証環境を用意して学習するしかないことが想定されます。AWSの場合はサーバ1つ立てるにしても無料のスペックを使用すれば済みますし、もし有料のAWSサービスを使うにしても作成してすぐに削除すれば、ほとんどお金がかからないので個人学習がしやすいです。よって、何か不明点があっても技術記事を見て解決しやすいです。
障害 × オンプレミスの場合、ハードウェアに障害が起きてしまったら、運用スタッフが自身で復旧を行う必要があり、多くのリソースを取られます。AWSの場合、サービス提供元が障害対応を行いますので、緊急時の負担が減少します。
カスタマイズ 自前で構築できるオンプレミスの場合、システムに合わせて環境をカスタマイズできるのに対しAWSは、ネットワーク機器やサーバー機器・OSなどのカスタマイズが限られるため、機器における自由度が劣ります。しかし、仮想サーバーを増やしたいとなった場合に即時に拡張出来るので柔軟に対応出来ます。
パフォーマンス × AWSの場合、ネットワークを介して離れたところにあるサーバーへアクセスするため、オンプレミスのローカル回線を利用する社内に設置されているサーバー機器の通信速度を比べると、速度は劣ります。
セキュリティ 社内に設置しているオンプレミスなら、ローカル環境でシステムの構築・運用を安心してできます。対してAWSの場合は、データの送受信がインターネット経由であるため、セキュリティ面においてリスクを懸念することも多いです。セキュリティサービスを利用することで、リスクを軽減することも可能です。

最後に

結論から言うと、AWSの方が優れていると感じました。
ただ、当初の予測の通り、一概には言えず要件定義・設計段階でオンプレミスが良いのかAWSの良いのかメリットデメリットを洗い出し、比較検討する必要があると再認識しました。

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