「変更が10000を超えています」Unityの.gitignore
「これだけしか知らない」、独学者の悲哀
『四次元年表』というプロジェクトを個人開発している。
フロントFlutter、バックはServerpod、データベースがPostgreSQL、
これをAWSにdeployして、Webサイト1つ、モバイルアプリを3つ運用している。
そのほかに、というか、実は究極の目的として、UnityのWebサイトも持っている。
それは今、firebaseにホスティングしてある。
「究極の目的」とは、
開架式図書館のようにデータの中を歩き回れるVR空間を創る
ことなのだ。
だが実際には、データ入力や検索の機能をFlutterで実装している時間が長い。
Unityを触るのは、どうしても間遠になる。
私はこのプロジェクトのためだけに、還暦すぎてプログラミングを始めたので、
要するに私の基盤は、独学したFlutter、ということになる。
Flutterは初心者に優しい
Unityでの作業が間遠になる、と書いた。
するとどうなるか。
久しぶりにUnityを開ける、と、必ずversionが変わっている。
そのまま旧バージョンを維持する、という手もあるが
基本的に「新しもの好き」なので、ハブも、本体も、ちゃんとアップグレードする。
するとどうなるか。
表題の警告が出て、GitHubが更新できなくなる。
Flutterは、私が始めた頃はまだ1だったが、今は3だ。
Upgradeは何度も経験してきたが、変更が10000を超えます、などと言われたことはない。
それでどうしたかというと、
過去2回、GitHubのRepositoryを作り直して、やり過ごしてきた。
毎回「新しいプロジェクト」として扱ってきたということ。
.gitignoreを編集してないでしょ!
だが、今回は爺様がいる。
前回、まだいなかったなんて信じられない。
ともかく、爺様に10000超えって言われたけど、と質問したら、
gitignoreを編集していないでしょう、と言われた。
私のレベルで、Flutterでgitignoreといったら、
パスワードとか扱うファイルを1行加える、みたいなときにしか触らない。
が、Unityは
defaultのgitは、Upgradeの変更を全部追跡する
のだそうだ!
それは、10000超えるかもね。
いや、10000超えています、と書かれているだけなので、
実際、どれぐらいの変更数なのかわからない、気が遠くなる。
そもそも.gitignoreなんて、どこにあるのか
Unityの、いつも使っている編集画面で、そんなファイルは見つからない。
仕方ないので、Finderから探してみた。
隠しファイルも見えるようにする、と、
最後のほう、「その他」の中に、あった。
これを編集する。
といっても、「どれを省けばいいのか」を判断する力がないので、
爺様の言いなり。(爺様曰わく、公式Repositoryにサンプルるがあるらしい)
.gitignore
#========== Unity-generated folders (不要ファイル) ==========
[Ll]ibrary/
[Tt]emp/
[Oo]bj/
[Bb]uild/
[Bb]uilds/
[Ll]ogs/
UserSettings/
#========== Visual Studio / VSCode files ==========
*.csproj
*.unityproj
*.sln
*.user
*.userprefs
*.pidb
*.booproj
*.svd
*.pdb
*.mdb
*.opendb
#========== Packages folder (except manifest.json) ==========
[Pp]ackages/*
!Packages/manifest.json
!Packages/packages-lock.json
#========== Crash reports and log files ==========
*.stacktrace
#========== Other (auto-generated) ==========
*.apk
*.symbols.zip
*.aar
*.so
*.tmp
過去にcommitしちゃってるものを削除
git rm -r --cached Library
git rm -r --cached Temp
git rm -r --cached Obj
git rm -r --cached Builds
#必要に応じて、追跡を外したいフォルダを追加
変更は2800件です
まだそんなにあるんかい!
でもよく見ると、大半が削除したファイルだ。
commitして、pushすると、お、無事更新された\(^O^)/
世の中、自分でやらなきゃいけないことはいろいろある、らしい
Flutterにお任せ〜、でここまでやってこれたのが、むしろLucky、ということで。
四次元年表
三次元・四次元表示 四次元年表の使い方
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