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SunoAIで作曲&Cubaseで音声解析!CeVIOでボカロ打ち込みまでの手順を検証・解説
初めに
ボカロ曲を作りたくなったので、AIを使って挑戦してみました。半日ほどで作成できましたが、ほとんどの時間は打ち込みにかかりました。
まだ荒いですがそれっぽくはなりました
使用ソフト(仕様サービス・ツール)
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SunoAI
- SunoAIはAIが曲を作成してくれるオンラインサービス。
- 商用利用(YouTubeへのアップロードなど)を考えている場合は、有料プランが必要になる場合あり。
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Cubase
- Steinberg社の作曲・DAWソフト。
- 一定期間のトライアル版が用意されており、試用可能。
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CeVIO AI(可不 など)
- ボカロ系音声合成ソフト(歌声合成エンジン)。
- MIDI打ち込み&歌詞入力でボーカルパートを作成する。
- https://www.amazon.co.jp/音楽的同位体-可不-KAFU-スターターパッケージ-通常版/dp/B09WJTGNVQ/ref=asc_df_B09WJTGNVQ?th=1&psc=1&tag=jpgo-22&hvadid=707442136233&hvpos=&hvnetw=g&hvrand=15278476620517152005&hvpone=&hvptwo=&hvqmt=&hvdev=c&hvdvcmdl=&hvlocint=&hvlocphy=1009549&hvtargid=pla-1646814989651&psc=1
1. SunoAIで曲を作成
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SunoAIにアクセス
- アカウントを作成し、サービスを利用します。
- ※YouTubeなど商用目的での公開を考えている場合、有料プランが必要になる場合があります。
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楽曲を生成
- 画面上の入力欄やプリセット・プロンプトを活用して、希望するジャンルや雰囲気の曲を作成します。
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Stems(ボーカルとオケ)を分離してダウンロード
- Sunoの楽曲画面の.........メニュー(3点リーダー)から Get Stems を選択して、ボーカルとインストを分離します。
- 「Download」→「WAV Audio」などで、分離したボーカル(Vo)とインスト(Inst)のファイルをダウンロードします。
- Sunoの楽曲画面の.........メニュー(3点リーダー)から Get Stems を選択して、ボーカルとインストを分離します。
2. Cubaseで準備(プロジェクトの作成・テンポ検出・コード検出)
ボーカル音源↓
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Cubaseを起動・新規プロジェクト作成
- 新規プロジェクトを作成し、空の状態にしておきます(テンプレートは何でもOK)。
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オーディオ(ボーカルとインスト)をCubaseにインポート
- ダウンロードしたボーカルとインストのWAVファイルをCubaseのトラックにドラッグ&ドロップして読み込みます。
- ダウンロードしたボーカルとインストのWAVファイルをCubaseのトラックにドラッグ&ドロップして読み込みます。
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テンポ検出
- メニューから「プロジェクト」→「テンポの検出」を選択します。
- 曲のオーディオファイル(インストトラックなど)を選択した状態でテンポの解析を行うと、自動でプロジェクトテンポを合わせてくれます。
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コードトラックの作成&コード検出
- トラック追加ボタンから「コードトラック」を追加。
- インスト側のオーディオを「コードトラック」にドラッグ&ドロップすると、Cubaseの機能で自動的にコード進行を解析してくれます。
- 自動検出されたコードは、後でボカロの編曲やコーラス付けの参考にもできます。
- トラック追加ボタンから「コードトラック」を追加。
3. CubaseでボーカルのメロディをMIDI化(VariAudio)
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インストゥルメントのトラック追加
- インストゥルメントトラックを追加し、音源は何でも構いません。
- インストゥルメントトラックを追加し、音源は何でも構いません。
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VariAudioを使ってメロディ解析
- ボーカルトラックのイベントをダブルクリックで「サンプルエディター」を開き、「VariAudio」パネルを有効にします。
- 「ピッチ&ワープ」などの機能を使って、ボーカルの音程を解析・修正できる画面になります。
- 解析したボーカルの音程情報をMIDIデータとして抽出し、インストゥルメントトラックに出力します。
- インストゥルメントトラックに出力されたMIDIデータを使って、他の音源で再生したり、さらなる編集を行います。
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プロジェクトをMIDIで書き出し
- VariAudioで解析したボーカルを含むプロジェクトをMIDIファイルとして書き出します。
- メニューから「ファイル」→「書き出し」→「MIDIファイル」で書き出しを行います。
抽出したメロディ↓
4. ボカロソフト(CeVIO AIなど)でボーカルを打ち込む
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CeVIO AI(可不など)のプロジェクト作成
- CeVIO AIを起動し、歌声ライブラリをセットアップします(可不、初音ミクNT、その他対応ライブラリなど)。
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Cubaseから書き出したMIDIをインポート
- CeVIO AIのメニューから「ファイル」→「インポートで、先ほど書き出したMIDIデータを読み込みます。
- メロディや歌詞があれば、必要に応じて歌詞を当てはめたり、発音・抑揚などを調整します。
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歌詞入力・調整
- 作成したい歌詞をノート(音符)ごとに入力します。
- ピッチやブレス、ビブラートなど細かいパラメータも調整すると、より人間的な歌声に仕上がります。
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音声合成
- すべてのパートが揃ったらレンダリング(音声合成)を実行し、最終的な歌声データ(ボーカルトラックWAVなど)を生成します。
まとめ
- SunoAIで曲・ボーカルの基本素材を用意
- Cubaseでオーディオを編集 → テンポ検出やコード検出で楽曲情報を取得
- VariAudioでボーカルのメロディを解析 → MIDI化
- CeVIO AI(可不など)にMIDIをインポートして歌声を打ち込む
- Cubaseで最終ミックス→書き出し→公開
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