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学生エンジニアの私が自己成長をするために心掛けていること ~様々な枠組みから外れてセルフブランディングをする~

に公開

お久しぶりの記事投稿になります!やっぱりアウトプット〜なのでこれからは頻繁に更新すると思います。

ちなみに今回は少し真面目です。

はじめに

今までの投稿で自己紹介をしていませんでした。
ですのでここに自己紹介をここでしておきます。

プロフィール

名前:木戸亮輔
学校:福岡デザイン&テクノロジー専門学校
専攻:ホワイトハッカー専攻
卒業年度:2028卒

所属

技術領域

  • バックエンド(Go/Typscript,Node.js)
  • インフラ(オンプレ/CloudFlareAWS/GCP)
  • フロントエンド(ReactNative/Next.js/Vue.js)

趣味/特技

語り始めたら本当にキリがないのでこの辺にしておきます笑
また詳細な自己紹介は別の記事で書きますね。

本題

本記事に込める想い

よくお話しする企業の採用担当者さんやちょっとだけ年上の方などから、「木戸さんのこと知ってます!」や「よく活動してるよね〜」などお褒めの言葉をいただくことがあります。
その際に特に同じ学生の方から「ブランディング等、やってますか?」と聞かれる場面があります。

実際めっちゃやってます。私が特に力を入れている部分でもあり最近特に聞かれてる気がするので知見として共有したいと思います。

私の関わっているコミュニティ運営の経験やイベントでの行動の話、思想に関わる話も出ますので全ての方に参考になる記事かと言われるとそういうわけでもありません。

ですが、この記事を手に取っていただいてる皆さんの知見の一助になれれば良いと思っています。

セルフブランディングとは

気になって今回のセルフブランディングについて調べてみました。

セルフブランディング(Self Branding)の「self」には、自分自身、個人といった意味があります。
セルフブランディングとは、個人で活動する人が自分をブランドとして捉え、その価値を高めるための活動です。

とあるように自分自身をブランドとして捉えその価値を高めるための活動のことを指すようです。


私の中で意識していることは、特に3つです。

  • リアルイベントに積極的に足を運ぶ
  • イベントで仲良くなった方との交流を絶やさない
  • 個人開発をする。GitHubを動かす。(エンジニアなら必ずやるべき)

なぜするのか。

結論から言うと、「自分自身を『人』として信頼してもらうため」です。

今の時代、GitHubのコミット履歴や技術ブログの記事を読めば、その人の技術力は容易にわかります。しかし、それだけでは「この人と一緒に仕事がしたいか?」「このプロジェクトを任せられるか?」という人としての信頼は伝わりません。

セルフブランディングの目的は、単に「すごいエンジニア」に見せることではなく、「一緒に何か面白いことができる人」という印象を確立することにあると考えています。

私が特に力を入れている3つのことについて、さらに深掘りして解説していきます。

1. リアルイベントに積極的に足を運ぶ

オンラインでは得られない「熱量」と「偶然の出会い」
技術カンファレンスや勉強会、ハッカソンなど、私は可能な限りオフラインのリアルイベントに足を運ぶようにしています。

これは、オンラインの交流では絶対に得られないものがあるからです。

登壇者の熱量: スライド越しではなく、目の前で語られる技術への情熱や、直接裏話を聞くことで、その技術やコミュニティに対する解像度が格段に上がります。

偶然の出会い: イベント会場の休憩時間や懇親会でのふとした会話から、想定外の素晴らしい出会いがあります。企業の方、著名なエンジニア、そして同じように熱意ある学生...これらの出会いは、私の活動の幅を大きく広げてくれました。

ポイント: ただ参加するだけでなく、積極的に質問をする、登壇者や主催者に挨拶をする、公式ハッシュタグでアクティブに呟くなど、「存在感」を出すことを意識しています。

2. イベントで仲良くなった方との交流を絶やさない

信頼は「点」ではなく「線」で築く
イベントで名刺交換をしたり、SNSをフォローし合ったりして終わり...という学生が多いように感じます。しかし、本当のセルフブランディングは、そこからがスタートです。

私は、イベントで出会った方々との関係を「線」にするために、以下のことを心掛けています。

SNSでの積極的な交流: イベント後に簡単な感想とともに感謝を伝えたり、その方の投稿にリアクションをしたりすることで、関係性を継続させます。

「助け合い」の精神: 困っていることがあればすぐに助ける。逆に、自分のプロジェクトで人手が足りないときには、迷わず声をかける。この「ギブ・アンド・テイク」の積み重ねが、強固な信頼関係を築きます。

こうした交流が、私の所属するコミュニティへの協力や、新たなプロジェクトへの参画といった具体的な成果につながっています。

3. 個人開発をする。GitHubを動かす。(エンジニアなら必ずやるべき)

「口だけじゃない」を証明する最重要ファクター
いくら活動が派手でも、肝心の技術力が伴っていなければ、それはただの営業です。エンジニアとしての価値を示すには、コードで語るのが最もシンプルで強力な方法です。

個人の「名刺」としてのGitHub: 私にとってGitHubは、履歴書よりも雄弁に私を語ってくれる名刺のようなものです。どんな技術に興味を持ち、どれくらいの頻度で手を動かしているかが一目でわかります。

スキルを掛け合わせる挑戦: 私はバックエンド、インフラ、フロントエンドと幅広い領域に手を出していますが、これは個人開発を通じて「フルスタックでサービスを生み出す力」を磨くためです。学んだことをすぐさま個人開発に投入することで、実戦的なスキルとして定着させています。

この3つの活動は、単なる「作業」ではなく、「自分の価値を高めるための投資」です。 そして、この活動を続ける中で見えてきたのが、本記事の副題にもある「様々な枠組みから外れる」という考え方です。

様々な枠組みから外れるということ

ここまで、私がセルフブランディングのために実践している具体的な行動についてお話ししました。これらの行動の根底にあるのが、「様々な枠組みから外れてセルフブランディングをする」という思想です。

私たちが当たり前のように身を置いている環境には、意識的・無意識的に作られた「枠組み」が存在します。この枠組みに安住することは楽ですが、自身の価値を際立たせ、飛躍的な成長を遂げるためには、自らその枠組みを壊し、外に出る勇気が必要です。

私自身が、特に意識的に外れようと努力している3つの「枠」について解説します。

1. 学校という「枠」

学校は知識を体系的に学ぶための最高の場所であり、土台を築く上で欠かせません。しかし、学校のカリキュラムや、学内の評価基準に囚われてしまうと、急成長の機会を失います。

カリキュラムを超えた技術への挑戦: 私の専攻は「ホワイトハッカー」ですが、活動領域はバックエンド、インフラ、フロントエンドと多岐にわたります。これは、学校の授業で扱う技術に限定せず、「今、社会で求められている技術」「自分が本当に面白いと感じる技術」を自ら選び、学び、実践する姿勢を貫いているからです。

学内ヒエラルキーからの脱却: 学校内での成績や立ち位置は、社会に出ればほとんど意味をなしません。私は、学外のコミュニティや企業との活動を優先し、プロのエンジニアが評価してくれる環境に身を置くことで、自分の成長度合いを常に市場の基準で測るようにしています。

「学校の代表」を自ら作る: 学校公認団体Tech.C Ventureの代表として活動しているのは、「学校からの提供を待つ」のではなく、「学校というリソースを活用して、学生として最大のアウトプットを出す場を自分で作る」という意図があります。この活動自体が、私を単なる一学生の枠から外してくれます。

2. 専攻という「枠」

私の専攻は「ホワイトハッカー」です。しかし、この肩書きだけで活動を制限することは、エンジニアとしての幅を狭めます。

T字型人材からπ型人材へ: 専門分野(セキュリティ)の深い知識を持ちつつ、複数の技術領域(フロントエンド、バックエンド、インフラなど)で戦える「π(パイ)型」の人材になることを目指しています。

「専門外」をあえて強みとする: セキュリティを専門とする学生が、コミュニティ運営をし、ウェブサービスのインフラ構築を経験している。この「専門の掛け合わせ」こそが、企業の方や他のエンジニアから興味を持ってもらえる最大のフックになります。 「専攻はこれだけど、こんなこともできるんだ」 というギャップが、私というブランドを面白くするのです。

技術の目的を問い直す: セキュリティはあくまで技術の一部であり、最終目的は「良いサービスを作ること」です。専攻という枠に縛られず、様々な技術を学ぶことで、サービス開発の全体像が見えるようになり、結果として専門であるセキュリティの知識もより活かせるようになります。

3. 学生という「枠」

学生であることは、時に「守られた存在」「経験不足」と見られがちです。セルフブランディングにおいて、この「学生」という枠組みを最も早く超えることが、飛躍の鍵となります。

アウトプットの質をプロの基準に: 個人開発やコミュニティ活動におけるアウトプットの品質を、「学生レベルだから」という言い訳をせずに、プロのエンジニアのそれと同等に引き上げるよう努めています。

責任とコミットメントを持つ: 北九州発ITコミュニティStepByCodeで「技術メンター」を務めているのは、私自身が学生でありながら、他者に技術を教え、コミュニティの品質に責任を持つ立場を負うことで、「学生」という枠から外れようとしているからです。責任の重さが、成長のスピードを加速させます。

年齢の壁を破壊する交流: 企業の採用担当者さんや年上のエンジニアとの交流を絶やさないのは、私を「学生」としてではなく、「一人の技術者、活動家」として見てくれる環境に身を置くためです。彼らの視点や期待に応えることで、自然と「学生」という制約から解放されていきます。

枠組みから外れることは、自らリスクを取り、居心地の良い場所から一歩踏み出すことを意味します。

私の活動が、多くの企業やエンジニアの目に留まり、「木戸さんのこと知ってます!」と言っていただけるようになったのは、この「枠外し」の行動哲学を徹底した結果だと確信しています。

SNSは「名刺」ではなく「信頼の証拠」にする

前述したように、私は「リアルイベントに足を運び」「交流を絶やさず」「GitHubを動かす」ことを重視しています。この活動があるからこそ、私のSNSは 「頑張ってブランディングするための場所」ではなく、「信頼性を担保する場所」 として機能しています。

SNSは「名刺」ではなく「活動のログ」: 正直なところ、私は他のインフルエンサーの方々のように、緻密に計算された「バズる記事」や「技術解説」を頻繁に投稿しているわけではありません。私がTwitter(現X)やその他のSNSで意識しているのは、以下の2点です。

活動の「証拠」を残す: イベントに参加した際は、その熱量や感謝を込めた投稿をします。登壇者や主催者の方々をメンションすることで、交流を深めたリアルな繋がりを可視化します。

ハッカソンで制作したものの進捗や、個人開発の小さな成果でも、「手を動かしている」事実を短く投稿します。

SNSのタイムラインは、私という人間が 「口だけでなく、本当に活動しているんだ」 という証拠のログになります。

人間性を伝える: 私の趣味はDJや技術カンファレンス巡りです。技術の話だけでなく、「木戸亮輔」という人間が何を楽しみ、どんな価値観を持っているかを垣間見せる投稿をします。

例えば、DJの投稿で「技術と音楽は一緒。どちらも突き詰めるのが楽しい」といったコメントを添えることで、技術に対する私の独自の思想を伝えることができます。

信頼はSNSの「裏側」で築かれる: 最も重要なのは、SNSで発信される情報(表面)よりも、その情報につながる裏側の活動(深層) です。

私の活動を知ってくださっている企業の方やエンジニアの方々は、SNSのフォロワー数やいいね数で私を評価しているわけではありません。

リアルイベントでの行動(質問の質、周りへの配慮、熱意)

コミュニティでの役割(代表としての責任感、メンターとしての指導力)

GitHubのコミット(着実にコードを書いている実績)

これらの 「リアルな活動」が土台となっており、SNSは、その活動を検索されたとき、思い出してもらったときに、私の存在を肯定する ための装置として機能しています。

SNSの結論: 私にとってSNSは「人となりと行動実績をライトに確認できる場所」です。リアルでの出会いがなければ、単なる「よく活動するアカウント」で終わってしまうでしょう。リアルでの圧倒的な行動量と熱量があるからこそ、SNSの投稿一つ一つが「信頼の証拠」に変わるのです。

まとめと、今後の展望

ここまで、私が学生エンジニアとして自己成長とセルフブランディングのために心掛けていることについて、具体的な行動と思想の側面からお話ししました。

【行動】

リアルイベントに積極的に足を運ぶ

イベントで仲良くなった方との交流を絶やさない

個人開発をする。GitHubを動かす。

【思想】

学校、専攻、学生といった様々な枠組みから外れることを恐れない。

SNSは 「活動の証拠」 であり、「人」として信頼を築くための補助ツールと位置付ける。

私の活動は、まだ道半ばです。これからも枠にとらわれず、様々なコミュニティで活動し、技術を深め、多くの方と面白いことに挑戦し続けるつもりです。

この記事が、今、何かを始めたいと考えている学生の方々や、自身の価値を高めたいと考えている全ての方の背中を押す、小さくても確かな一助となれば幸いです。

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