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Serverless Days Tokyo 2025 参加レポート (1日目)

に公開

ServerlessDays Tokyo 2025 (2025年9月20日(土))の参加レポートです。
いくつかの技術にスポットが当たっていましたが、自分の中で刺さったのはAIエージェントでした。

https://tokyo.serverlessdays.io/

最初にまとめ

  • 「LLM」はアプリケーションのバックエンドの一部、サーバレスでAIエージェントを実装できる
  • チャットではなく、イベントトリガーで動く Ambient Agent
  • イベントトリガーから「初手AI」へ、タスク管理をAIにさせることで、人間はAIから依頼された作業だけを行う

「LLM」はアプリケーションのバックエンドの一部、サーバレスでAIエージェントを実装できる

  • AWSの淡路さんが作成している ソフトウェア開発AIエージェント 「BedrockEnginner」
  • の、アーキテクチャ。注目すべき点はバックエンドのビジネスロジック部分が Amazon Bedrockのみとのこと
  • これは LLM はこれまでバックエンドの実装で使っていたツール、外部API、関数実装と同じようにLLMが使えるようになったということ

チャットではなく、イベントトリガーで動く Ambient Agent

  • AI との協働スタイル

  • ユーザーの入力(チャット)ではなくイベントをトリガーとして動く Agent : Ambient Agent

  • 人間が操作する必要がないので、同時実行数は(リソースが許す限り)無制限、レイテンシーが長くなっても大丈夫。 UI/UX についても制限がない

イベントトリガーから「初手AI」へ、タスク管理をAIにさせることで、人間はAIから依頼された作業だけを行う

ジェネラティブエージェンツ さんの発表より

  • 「初手AI」とは「タスク管理からAIにさせる」こと。人間はAIから依頼された作業だけを行う

  • AIエージェントに関する研修を事業で行っている

    • https://generative-agents.notion.site/1248866064fd805a8a3fe3c51007da9a
    • 多分これ。違ったらごめんなさい。
    • 研修を開催するにあたって、顧客とのメールや書類のやり取りなどやらなければならないタスクは結構ある
      →タスクのリストアップをしたら、管理はAIに任せて、人がやらなければいけないタスク以外はAIにやってもらう。
    • ワークフローではいけないの?
      →ワークフローでは完全自動化はできない。状況判断をして柔軟な指示を出す必要がある。ワークフローでは想定していない例外には対応できない。AI相手なら柔軟な指示を出せる
    • AIにタスクをさせるための業務設計をする→Ambient Agent の次の世界
  • サーバレスでAIエージェントを実装できる

    • LLMはステートレス
      • 履歴情報をストレージに保存することでステートフルかのように振舞う
        • 世代管理することで任意の状態から再開可能
    • マニュアル・ルールを Git で管理
    • MCPサーバー
    • チャット以外のUI/UX
      • イベント駆動

参考資料

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