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AWSを使いこなす上で読んだ資料

2021/10/04に公開

概要

私は普段AWSをインフラとして使って開発を行っているですが、ご存知の通りAWSはとても進化が早く、学ぶべき事も多いです。そしていざ学ぼうとするとホワイトペーパーやBlack Beltの資料など山程出てきて、結局どれから読んでいいか分からない!ってなる人も多いと思います。
今回はそんな人の為に、私が実際にAWSを使う際に読んだ資料をご紹介します。内容としては「AWSを最近使い始めた」という人から「AWSを普段使っているけどもっと使いこなしたい」という人まで幅広く活用できるものをピックアップしました。

ホワイトペーパー

AWS セキュリティのベストプラクティス

PDF:https://d1.awsstatic.com/whitepapers/ja_JP/Security/AWS_Security_Best_Practices.pdf?did=wp_card&trk=wp_card
これは外せません。サービスを提供する上で一番重要なのはセキュリティです。AWSもセキュリティを最重要視しており、かなり力を入れている部分です。
ですがその分設定項目が難しかったり、どのような方針にすれば分からなくなった時はこちらを読んでみてください。

AWS Well-Architected フレームワーク

https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/wellarchitected/latest/framework/welcome.html?did=wp_card&trk=wp_card
「AWS Well-Architected フレームワーク」はAWSでシステムを構築する際に費用対効果が高く、安全で堅牢なシステムを設計、運用していく為のフレームワークです。
このフレームワークに従う事で各種ベストプラクティスに則ったAWSの運用を行う事ができ、また定期的に実施する事で運用中のシステムの改善点を見つける事ができます。特にオンプレミスの環境をAWSに移行する際、システム運用の考え方が大きく変わりますので、これを読んで適切な選択肢を選べるようにしましょう。
またこのフレームワークの中に登場する「柱」にそれぞれ着目したホワイトペーパーもありますのでそちらもおすすめです。

Black Belt

AWS IAM

Part1:https://www.slideshare.net/AmazonWebServicesJapan/20190129-aws-black-belt-online-seminar-aws-identity-and-access-management-iam-part1

Part2:https://www.slideshare.net/AmazonWebServicesJapan/20190130-aws-black-belt-online-seminar-aws-identity-and-access-management-aws-iam-part2

基本的にBlack Beltの資料はプレゼンターが話しながら使う前提で作られているので、発表を聞かずに資料だけで理解しようとすると難しいです。ですので最初はAWS公式から配布されているホワイトペーパーを読んでサービスの概要を掴んでから読むことをおすすめします。

IAMに関してはこの資料が非常に詳しく書かれているのでおすすめです。
セキュリティを考える上で各種リソースへの認証、認可は非常に重要です。それをAWSで担ってるのがこのIAMです。
一度打ち合わせの際、相手もAWSを使っている事でどうやって連携するか話していた時、「ルートユーザーを使いまわしている」と聞き転げ落ちるくらい驚いた事があります。ルートユーザーの普段使いはセキュリティ的にも非常に危険なのは大半の人は分かっていると思いますが使い始めたばかりの人は分からないのではと思いピックアップしました。ルートユーザーの普段使いは絶対に止めてください!

VPC

https://www.slideshare.net/AmazonWebServicesJapan/20201021-aws-black-belt-online-seminar-amazon-vpc

AWSリソースを使う上で必ずお世話になり、AWSアカウントを作ったら最初に設定する事が多いVPCです。一度設定して運用を開始した後に変更するのが結構大変だったりするので、最初の設計時にきちんとポイントを抑えてAWS運用を開始できるように読んでおいたほうが良いものです。よくある「EC2に疎通できない」系のトラブルはだいたいこのVPCやルートテーブル、NACLやセキュリティグループの設定ミスである事が多いです。

セミナー資料

10のことシリーズ

https://pages.awscloud.com/JAPAN-event-OE-At-least-10-Architecting-2020-reg-event-LP.html?aws_introduction_page

AWSを利用するメリットを最大に活かす為の設計ベストプラクティスを紹介しています。非常に分かりやすく費用面でも多くのメリットがありますので大変おすすめです。

最後に

皆さんが読んで勉強になった資料とかあればぜひ教えて下さい!

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