🍻

プログラミング・シンポジウムへの招待

2022/10/03に公開約12,500字

プログラミング・シンポジウム」という催しがあります。「プロシン (prosym)」が通称です。

年に一度、毎年お正月の 1 月に開催で、年明けの 2023 年には第 64 回 [1] の開催をむかえます。

えっ、年に一度なのに、第 64 回? そう、プログラミング・シンポジウムの第 1 回は、いまから 60 年以上も前の 1960 年 (昭和 35 年) だったそうです。

それって、自分が知ってるプログラミングではない、なにか別のもののことなんじゃ…、と思われた方、ご心配なく。あなたが知ってる、コンピューターを使う「プログラミング」のシンポジウムです。現在では、情報処理学会の主催になっています。

プロシンは学会方面のイベントですが、学術系の研究職ではなく企業でソフトウェア・エンジニアをやっている筆者は、いまプロシンの幹事団の一人をやってもいます。

本記事は、特にソフトウェア・エンジニアの方に向けた「プログラミング・シンポジウムに来てみませんか?」という、そしてあわよくば「プログラミング・シンポジウムで発表してみませんか?」というお誘いです。

発表申し込みはこちら (↓)

https://prosym.org/64/cfp.html

で、プロシンってなによ?

プログラミング・シンポジウム (プロシン) の「成り立ち」については、以下の記事を見ていただくのが早いかと思います。

https://prosym.org/articles/2022/09/29/beginning.html

コンピューター (計算機) 自体がまだ黎明期だったころ、日本でこのプログラミングという領域そのものを「開拓」してきた人たち…と言うと硬い表現ですが、ぶっちゃけた言い方をすれば、そんな時代からプログラミングという営みに魅了された「プログラミング好き」が、集まって「わいわいやってた」場で、それがいままで続いている場でもあります。

学会系の、しかも古くからのイベントということで、あまり学術系のコミュニティと関わりのない方からは行きにくい印象を持たれがちなのですが、要はプログラミング好きな老若男女 [2] が集まって、プログラミング絡みの好きな話でひたすら盛り上がる、ただの楽しい集まりです。

いわゆる「査読」もないため、大学の人にとっては成果になるわけでもないのに、年明けもはよから、みんな楽しみのために伊豆箱根まで毎年集まってくる、と言えば気分が伝わるでしょうか。 [3]

2020 年の第 61 回 [4] に来ていたただいた山本ゆうかさんによるこちらの漫画が、場の「そのまんま」の雰囲気をとてもよく伝えてくれています。実際こんなノリです。 [5]

その6「難しくて理解不能!? 第61回プログラミング・シンポジウムに行ってみた!」(Vol.61 No.3) p.1
その6「難しくて理解不能!? 第61回プログラミング・シンポジウムに行ってみた!」(Vol.61 No.3) p.2

(情報処理学会「情報処理」連載漫画「IT紀行」その6「難しくて理解不能!? 第61回プログラミング・シンポジウムに行ってみた!」(Vol.61 No.3) より許可を得て転載。漫画:山本ゆうか様)

筆者は RubyKaigi 2018 に参加したりもしたのですが、筆者はそのとき、コミュニティのノリとしてはけっこう近いのかも…、という印象を持ちました。

どんな分野のどんな人が来るの?

学会イベントや研究会は対象分野をしぼって行われるものが多いですが、プロシンはかなり「なんでもあり」の部類です。

「プログラミング」が絡んでさえいれば発表がリジェクトになることはほぼありませんし、話す側も聴く側も非常に幅広い分野から参加しているので、なんの話をしても、たいていなにかしら意味のある議論が成立します。

参加人数としては、過去には 200 人以上が参加したこともありましたが、ここ 10 年くらいは 70 人前後くらいで落ち着いています。

ここしばらくの参加者から主な (学術方面の) 専門分野を見てみると、プログラミング言語理論・処理系実装、正規表現、プログラミング教育、ゲーム (を解く) プログラム、応用数学、スパコンなどの HPC (高性能計算) やオペレーティング・システム、ビジュアル・プログラミング、セキュリティとプライバシー、などの人がいます。機械学習が専門の人はあまりいませんが、ゲームの文脈で機械学習に触れている人は多いですね。

所属や業種という切り口では、学術系の研究者や学生が多いのはもちろんとして、企業からの技術者やソフトウェア・エンジニアもけっこういます。それに加えて、起業した人やフリーランスもいます。企業の中にも、いわゆる Web 系のソフトウェア・エンジニアから、大手メーカーでスパコンをやっているエンジニア、自動車会社、スタートアップなど、いろいろなバックグラウンドの人がいます。

上に挙げた山本ゆうかさんの漫画にも名前が出てくるところでは、未踏の PM も務める竹内郁雄先生や、「日本最初のハッカー」と呼ばれる和田英一先生も参加されていました。

大学生向けの競プロとして知られる ICPC の問題作成・審判などをやっている先生もいます。 [6]

2005 年前後には未踏ソフトウェア創造事業 (当時) の参加者もよく来ていて、そのときから継続的に参加している人も何人かいます。

普段なにかしらプログラミングに関わっていて,プログラミングに関連して (特に分野をまたいで) 話したいことがあり、さらに他の方の議論にも活発に加わっていただける方なら、誰でも楽しんでいただけるイベントだと思います。

開催形態は?

ここ 2 年の COVID-19 の時期をのぞけば、最初の開催からずっと 2 泊 3 日の「合宿型」シンポジウムで、会場はだいたい箱根〜伊豆あたりの温泉地でした。ここ 10 年弱は伊東が多かったですね。 2021 年と 2022 年は COVID-19 のためオンライン開催となりました。

そして年明け 2023 年の第 64 回は、修善寺会場とオンライン会場のハイブリッドを予定しています。

https://prosym.org/64/

ハイブリッド開催はプログラミング・シンポジウム初の試みでして、具体的な形は幹事団が目下検討中なのですが、ここでは 2020 年までの現地会場開催をベースに、例年の様子を紹介します。

ここ 10 年強は、翌月曜日が祝日 (成人の日) になる金曜日〜日曜日を狙っての 2 泊 3 日が多かったです。 [7] 初日の昼過ぎに始まり、昼間はいわゆる研究発表プレゼンテーションが続き、夜はポスター・デモセッションや、アンカンファレンス的なセッション [8] や、ゲームやパズルをプログラムで解く競争をやる GPCC という分科会 [9] が開かれます。

そして、それら夜のセッション群からそのままの流れで、「夜の自由討論」 [10] というのがいつの間にか始まります。一つ大部屋 (だいたい畳部屋) に集まって、酒盃も交わしながら [11] 突発 LT をやったり GPCC のゲームの続きをやったり昼のセッションの感想戦をやったりただただプログラミング絡みの好きなことを話したり業界裏話を聞いたりしていると、いつの間にか夜中 [12] になっていて、あとは三々五々自室に散っていく…、というのが毎年の流れですね。

この夜の自由討論こそがプロシンの本番である、とする声もよく聞きます。

招待講演なども交えながらこの流れが 2 日目も続き [13] そして 3 日目の昼ごろにお開き、また来年、というのが例年の流れでした。

COVID-19 によるオンライン開催では、昼のプレゼンテーションに Zoom を、自由討論を含む夜のセッション群には SpatialChatGather を使ったりしながら、どうにかこのプロシンの雰囲気の再現に苦慮していました。

ハイブリッド開催を予定している年明け 2023 年の第 64 回では、この「夜の自由討論」をそのまま復活させるのは少なくともまだ難しいよねえ、ということまでは決まっているのですが、代わりにどんなことができるか、幹事団がうなりながら検討しているところです。

招待講演?

プログラミング・シンポジウムでは、おもしろい研究・活動をされている方を招待講演にお招きしています。特にここ数年は、情報科学・プログラミングそのものにとどまらない、時代を捉えた興味深い隣接領域の方をお招きすることが、隠れたテーマになっています。

年明け 2023 年の第 64 回プログラミング・シンポジウムの招待講演には、電気通信大学の伊藤毅志様より「デジタルカーリング」プロジェクトについてご講演いただきます。冬季オリンピックでカーリングが注目を浴びた 2022 年、興味深いお話をうかがえるものと楽しみにしています。

この数年の招待講演を、一覧にして振り返ってみます。

  • 第 63 回 (2022): 西澤勇輝 様, 岡本雄太 様 (Preferred Networks)
    • 『テキスト言語まで学べるコンピュータサイエンス教材「Playgram」開発秘話』
  • 第 62 回 (2021): 原貴洋 様 (ヤマハ株式会社楽器LTV推進G主事)
    • 『遠隔合奏を実現するSYNCROOMとその技術』
  • 第 61 回 (2020): 堤誠司 様 (宇宙航空研究開発機構 研究開発部門第三研究ユニット)
    • 『ハイパフォーマンスコンピューティングからエッジコンピューティングへ - 宇宙開発における数値解析技術の今後 -』
  • 第 60 回 (2019): 加納正裕 様 (富士通株式会社), 菊地亮太 様 (株式会社富士通研究所)
    • 『富士通 農業×ICTの取り組み 酒米栽培実証および醸造AI実証などの事例を交えて』
  • 第 59 回 (2018): 田中久美子 様 (東京大学)
    • 『プログラムはどうフラクタルか -経験則を通してみる自然言語との計量的差異-』
  • 第 58 回 (2017): 菅沼直樹 様 (金沢大学)
    • 『自動運転自動車における公道走行実証実験の概要とその成果』

プロシンのプレゼンテーション

さて、昼のメインイベントたる研究発表・プレゼンテーションについて見ていきましょう。

過去にどんな発表があったかは、「過去のプログラミング・シンポジウム」のページからいろいろ眺めていただくと少し雰囲気がつかめるのではないかと思うのですが、いわゆる大学での研究発表的な話題から、「こんなの作ってみた」のような話、はては「こういうことを考えてるんだけどどうだ」のような問題提起型の話題まで、さまざまなものがあります。

https://prosym.org/prior.html

前述のとおり、幅広い分野からの人が来ていますので、発表内容の分野も多岐にわたります。完成度という点でも、成果としてまとまった内容から、いま進行中のいわゆる WIP (Work-in-progress) 的な内容、学生の発表練習や、これから発展させるための議論を目的とした発表、まだ完全に構想段階の内容まで、いろいろです。

また、プロシンは発表そのものよりも議論に重きを置いているのが特徴で、通常発表 25 分に対して質疑 15 分、ショート発表 15 分に対して質疑 10 分と、質疑 (Q&A) と議論に多くの時間を割り当てています。発表そのものはさっさと終わらせてしまって、質疑でいろいろ議論したい、なんて人もいますね。 [14]

ひとまず、「この研究の新規性は」とか「この分野は素人なのですが…」のような、学術系が持たれがちな「こわい」印象を持つ必要はないと思います。 [15]

その上で、ソフトウェア・エンジニア向けの一般的な「勉強会」との違いを挙げるなら、以下のような点でしょうか。

  • 「こういう面白い・新しい技術・ソフトウェアが世に出たので紹介します」はあまりウケない。どんな小さなものでも、自分が作ったもの、自分が示したこと、自分の主張、自分がやった仕事、の話のほうが、基本的には聴衆の食いつきがいいです。
  • ハイコンテクストな話の前提があるとあまり伝わらない。前述したとおり幅広い分野の人たちがいるので「暗黙の前提」はあまり共有できません。たとえば「このくらいの Web 開発の知識はみんな持ってるでしょ」ではなく、その背景から説明するとうまく伝わります。
  • 「どうしてこれをやろうと思ったのか」から話すといい。学術研究的にはいわゆる「背景」とか「既存研究」にあたるところで、プロシンでは研究的な新規性にそこまでこだわらなくともいいけど、「単におもしろそうだから作りました!」でもいいから一言あると、聴衆もそのつもりで聞きます (笑)
    • 「単におもしろそうだから作りました!」の場合は、「ならでは」の特徴、アピールポイント、などが一言添えてあるとなおよし、ですね。「近い話でこういうのがあるから見てみるといいかも」などのコメントが得られるかもしれません。

チャット

プロシンではかなり昔から、プレゼンテーションと並行でチャットが動いているのも特徴の一つです。一昔前はローカルネットワーク上の IRC で、近年は IRC と Slack を連動して、オンライン開催の間は Slack のみで、発表に関連する内容について聴衆が議論していました。 [16]

現地会場開催のときは、プレゼンのためのメインスクリーンの脇にサブスクリーンが置いてあって、そこにプレゼンの裏で話されているチャットの内容が表示されています。発表者によっては、チャットの発言を拾って話に組み込んじゃったりする人もいます。

このチャットも、発表そのものより議論に重きを置く、プロシンの特徴の一つになっています。

論文と「口頭発表」枠

プロシンはこのようにかなり「ゆるい」場ではあるのですが、学術系をベースにしたシンポジウムということもあって、発表には論文の提出がセットになっていました。

学術系の人にとって論文を書くのは日常の一部ですが、ソフトウェア・エンジニアのような職の多くの人にとって、論文を書くというのはあまり日常的な営みではありません。筆者自身も企業のソフトウェア・エンジニアですが、「論文とか書くよりコード書きたい (登壇発表ならするけど)」というタイプの同業者はけっこう見かけます。

その一方で、情報科学や CS (コンピューター・サイエンス) において新しい発明や発見が企業・産業から出てくるのは当たり前のことになっています。もし、論文を書くことがソフトウェア・エンジニアが学術系のコミュニティと関わるハードルになっていたら、それはもったいないことでもあります。

そんな思いで、数年前のプロシンから、論文なしでも発表できる「口頭発表」という発表枠を試験的に設けています。

https://prosym.org/64/cfp.html#type

「最近こんなの作ったんだよ」というものがある方、「ちょっと大学の人とかの意見とか聞いてみたいんだけどな」という方、または、たとえば「情報系の学部とか大学院とか行き直すのに興味あるんだけど気後れしちゃって」というような方も、一度プロシンで発表してみませんか?

「コメント・フィードバック」

論文が必須ではない枠を作ったと言っても、プロシンとして「論文なんてもう古臭いから要らない」と考えているわけではありません。筆者個人も、新しい提案や議論を文章にまとめるフォーマットとして、いまも論文という形式には意味があると思っています。

そこで「口頭発表」枠で申し込んだ方も、任意で、短めの論文を書いてもらうこともできるようになっています。

そして、プロシンには「コメント・フィードバック」という仕組みがあります。これは、通常の論文締切より約 3 週間早く論文を提出していただいて、それから 1 週間以内を目安に、論文をよりよくするためのコメントを幹事からお返しする仕組みです。そして、最終的な締切までの残り 2 週間を使って、コメントをもとに、論文をよりよく修正していただけます。 (いわゆる「査読」ではありません)

https://prosym.org/64/cfp.html#comment

「論文って慣れてないんだけどちょっと挑戦してみたい」という方、この機会にいかがでしょう。

情報科学若手の会

ところで、「情報科学若手の会」という催しもあります。

https://wakate.org/about/

プログラミング・シンポジウムのはじまり」にもあるように、こちらもプログラミング・シンポジウムと関わりの深いイベントです。

筆者も過去に参加しましたが、ノリもプロシンと近いと思います。

以前に若手の会に参加したことのある方、あの雰囲気が懐かしくなったら、プロシンにもぜひ来てみてください。

ソフトウェア・エンジニアと学術の断絶

プログラミング・シンポジウムというイベントについて紹介してまいりました。

さて、筆者がこのような記事を書いて、特にソフトウェア・エンジニアの方に向けてプロシンを宣伝するのには理由があります。というのは、ソフトウェア・エンジニアのコミュニティと学会系のコミュニティの両方に身を置くものとして、この 2 つのコミュニティが断絶しがちだなあ、と感じているからです。

両方に身を置く中で、ソフトウェア・エンジニアの人からの「大学の研究者なんて使われもしないコードを書いて論文にしてるだけでしょ」という声も、大学の人からの「ソフトウェア・エンジニアなんて上から言われたことをコードにしてるだけでしょ」という声も、両方聞いたことがあります。

どちらにも関わりを持つものとして、どちらにも「そんなこたーない」と言えるし、言いたい。

研究を専業にしている人たちは、新しく出てくる数多くのトピックにも最前線で触れ続けていますし、それが過去のどういう流れから来ているのか、という多くの知見を持っています。また、新しいもの、作ったものを論文のような文章の形で出す「テクニック」は、ソフトウェア・エンジニアの業務でも役に立つ側面が数多くあります。

一方で、ソフトウェア・エンジニアのグループからトップ・カンファレンスの発表が出てくるのは、もう当たり前のことです。企業のソフトウェア・エンジニアだからこそ、「実用」の極限と戦い続けているからこそ見える世界、新しく作れるもの、出せる研究も数多くあります。

プロシンは、そんな中にあって大学の研究者も企業のソフトウェア・エンジニアも問わず、「プログラミングが好き」という共通項で人が集まって自由な議論ができる場として、両者をつなぐ場の一つであれるのではないかなあ、と感じています。

最近ちょっと大学寄り・学術寄りの CS (コンピューター・サイエンス) に興味が出てきたソフトウェア・エンジニアの方、そちらの人たちと話してみる入り口として、いかがでしょうか。

そして、たとえばソフトウェア・エンジニアをずっとやってきたけど一念発起して大学院で研究を始めたというような方、分野の研究会・カンファレンスだけではなく、こういうコミュニティもあります。ちょっと違う方面からも話を聞いてみたい、つながりを持ちたいと思ったら、ご一考ください。

ちなみにプロシンと直接の関係はありませんが、ソフトウェア・エンジニアとしてもう少し大学方面にも関わろう、という筆者の個人的活動の一つとして、この夏にこんなことをしてきたりもしました。

https://medium.com/@dmikurube/北の国から-2022-夏-4a7b46c0d5da

プロシンに興味を持った方は

「少し興味は湧いたけど、いきなり飛び込むのはちょっと…」「まだよくわからないし、もう少し話を聞きたい」という方、いきなり筆者 (Twitter: @dmikurube / GitHub: @dmikurube) までご連絡いただいても大丈夫です。 (Twitter の DM は閉じているので、もし Twitter の場合は、このあたりのツイートにでも一度メンションをください。)

https://twitter.com/dmikurube/status/1577125112247033859

また、オンライン開催の副産物と言いますか、過去 2 回、オンラインでの参加費はかなり抑えられています。 [17] まだ COVID-19 の心配もありますし、とりあえずオンラインで覗いてみようかな、オンラインで発表してみようかな、という方にも、ちょうどいい機会かもしれません。

ところで実は、筆者はこの (冬の) プログラミング・シンポジウムでちゃんとした登壇発表をやったことがなかったのですが [18] 今回は枠があって時間と状況が許せば、ここ 5 〜 6 年メンテナーを務めてきた Embulk というオープンソース・ソフトウェアの (苦労) 話でもしようかなあ、と思っています。 [19]

脚注
  1. 第 64 回: キリがいい数字ですね。 ↩︎

  2. 老若男女: たとえば、上は 70 代、下は 3 歳、とかいう年もありました。 3 歳は正規の参加ではありませんが、その子が会場のうしろでプラレールを走らせてるのを横目に発表が進行、なんていう年もありました。近年は託児所を設けるエンジニア向けの勉強会も多いですし、託児所とかあったほうがいいのかな、という話もたまに出るのですが、会議場で子どもが泣いても迷惑がる人がいなかったため、いまのところ「まあいいかー」となっています。 ↩︎

  3. プロシンを「新年会」と呼ぶ声もあります。 ↩︎

  4. 第 61 回: COVID-19 前の最後の現地会場開催のプロシンでした。 ↩︎

  5. 出せる写真がないのが残念ですが、今後は、会の様子をもっと外に発信するようにしていきたいですね。 ↩︎

  6. 筆者は選手側でした。 ↩︎

  7. 金曜日〜日曜日: それより以前は平日開催が主だったのですが、企業から参加の人が増えるにつれて「週末開催のほうが助かる」という声が多くなって変わったと記憶しています。近年は「家族との時間を考えると平日の方が助かる」という声もあり、また変わっていくことがあるかもしれません。 ↩︎

  8. アンカンファレンス的なセッション: 「夜のセッション」と言って、話したいトピックを、当日に会場現地で付箋で集めて決めたりしていました。 ↩︎

  9. GPCC: Games and Puzzles Competitions on Computers ↩︎

  10. 夜の自由討論: 「プログラミング・シンポジウムのはじまり」を再編集していて、この「夜の自由討論」という呼称が何十年もそうだったんだ、というのがおもしろい再発見でした。 ↩︎

  11. 酒盃: 「シンポジウム」とは、もともと「一緒に酒を飲む」を意味する古代ギリシャ語に由来するのだそうです。 ↩︎

  12. 夜中: 午前 2 時とか 3 時とかいうケースも…。 ↩︎

  13. 2 日目: ご想像のとおり午前 3 時組には朝がツラいやつです。 ↩︎

  14. 逆に、発表が伸びに伸びるパターンもあります (笑) ↩︎

  15. 「いやー、僕は C とか Java みたいなのはあんまり好きじゃなくてやっぱり Lisp がいいと思っているんだけどね、この言語だとこういう問題はどうなるんですか」みたいなのはあります (笑) ↩︎

  16. チャット: WISS (インタラクティブシステムとソフトウェアに関するワークショップ) が、同様のチャットを運用した最初、なのだそうです。プロシンにチャットが導入されたころ筆者はまだ参加していなかったので、どのようにプロシンに導入されたのかは知らないのですが。参考: 後藤 真孝: トピックス "WISS 2010とWISS 2011での改革", コンピュータソフトウェア (日本ソフトウェア科学会誌), Vol.29, No.4, pp.3-8, November 2012. ↩︎

  17. 現地会場開催のときは宿泊費もあったため、あまり安いとは言えない参加費がかかってしまい、「とりあえず一度来てみてよ」と言いづらいのがいつも悩みの種でした。とはいえ、「夜の自由討論が本番」という声にもあるように、現地参加してこそのプロシンだよなあ、という思いもあります。現地会場参加でも、学生の方や若手の参加費をどうにか抑えられないか、策を練っているところです。 ↩︎

  18. 夜のセッションのまとめをやったことは何度かあったり、実は「夏のプログラミング・シンポジウム」というのもありまして、そちらで発表したことはあります…。 ↩︎

  19. 締め切り駆動。 ↩︎

Discussion

ログインするとコメントできます