人間中心設計スペシャリストの合格に向けて勉強を始めました

フロントエンドエンジニアからデザインエンジニアに転向して3年、デザインチームのリーダーになって半年。
実務で活用できるデザイン知識を身につけるためにHCDの勉強を始めます!

人間中心設計(HCD)とは?
国際規格(ISO)では「システムの使用に焦点を当て,人間工学及びユーザビリティの知識と手法とを適用することによって,インタラクティブシステムをより使えるものにすることを目的としたシステムの設計及び開発へのアプローチ」と定義されている
要するに「人間にとって使いやすいようにモノを作りましょう」ということ

ユーザビリティとは?
日本語では「使いやすさ」と言い換えられることが多いが、正確な訳語は「使用性」ということになっている。
製品が持つ基本的な機能は、ユーザーの目標を達成するための主要な能力であるが、ユーザビリティはその製品の機能をユーザーが発揮させるために、どれほど容易に製品の操作を行えるかを表す用語である。
日常的に使う「使いやすさ」という言葉から、ユーザビリティはユーザーが使いやすいと感じる度合いのことだと思っている人もいるかもしれない。
しかし、ユーザビリティは製品・サービスの品質を指す言葉であり、あくまで製品・サービスの側の概念である

良いデザインプロセスとよい意思決定は別次元
UXデザインプロセスに従ったからと言って、ビジネスが成功するとは限らない。
ビジネス判断で支持が低い案を選んで成功した例がいくつもあるため、どのような製品やサービスを提供するかは最終的にはビジネスの総合的判断となる。

アフォーダンスとシグ二ファイアの関係
アフォーダンスとは
環境が人や動物に提供する、行動を促す意味や価値のこと。
例えば、椅子は「座る」という行動を、ドアノブは「握る」という行動をアフォード(提供)する。
シグ二ファイアとは
モノを適切に使ってもらうための適切な手がかりのこと。
例えば、ボタンのUIデザインであれば押せるように見せるために陰影をつけたり、「押す」をいうラベルを設定する。
ユーザーがアフォーダンスを認識し、適切な行動を選択するのを助けるためにシグニファイアを用いる。

デザインプロセス
行ったプロセスを可視化できるようにアウトプットすることでプロジェクトメンバーと共通認識を持って方向性を見失うことなく進めることができる。

ユーザーモデリングの3段階
想定ユーザーが決まっているときに、そのユーザーの体験価値・本質的ニーズにあたる価値を定める。
次に、この価値を感じられるような行為、かつ想定ユーザーが実施可能な新しい行為を作り出す。