ロータリーエンコーダーハック

2024/07/14に公開

ロータリーエンコーダーのクリックが硬い!

みなさん、ロータリーエンコーダー(以下「ロタリエ」)使ってますか?
私は、すべてのキーボード(マクロパッドを含む)にロタリエを「3つ」設置しています。

しかし!

この、ロタリエはものによっては回転させる時の「カチカチカチ…」というクリックが、かなり硬いものがあるのです。
私のキーボードのほとんどで、左右の掌(てのひら)の下の位置にロタリエが配置されているので、廻す時は摘むのではなく、親指の腹を外側に向けて廻します。
なので、クリックが硬いと上手く廻らず、「硬い」と認識した瞬間に「イラッ!😠」とします(かなりストレス溜まります)。

Xwitterで解決策を発見

なにげなくキーボードリストを眺めていたところ、あたるのさん( https://x.com/ataruno_key )が去年のアドベントカレンダーに書いていた記事を共有していました。

https://note.com/ataruno/n/nfdbef92c8a3c

あたるのさんの例ではEC12互換の例でしたが、私が普段よく使うのはEC11互換。
ものは試しと分解してみました。

しかし、あたるのさんの例で紹介されていた「クリックを発生させている円盤を裏返す」という手法の「円盤」が、摘み部分のパーツにリベット留めされているではないですか。

これはダメかな〜…と思ったのですが、クリックを発生させている金属パーツは湾曲させてテンションを発生させているだけです。
なので、突起の両側にピンセットを差し込み…

中央の突起を爪で押しながら、ピンセットの先端をチョイチョイっと上に上げる感じにします(表現が難しい…)。
突起の両サイドにひとつづつ折り目のようなものが出来るので、今度はそれを爪で元に戻るような感じで押します。
それを二箇所の突起で行なうと、突起パーツの隆起が低くなったような感じがしたので元通りに組んだところ、あまり変化がありませんでした。

最後の戻しが足りなかったかな?と思い、突起の両サイトの折り目をもう少し強く押し込んだところ、めちゃくちゃ軽くなりましたヽ(^o^)丿

EC11互換ロタリエを2つ分解してみたのですが、アリエクで買った安いのは内部にちょっとだけグリスが入っていたのですが、某氏から大量に貰ったものは「これでもか!」というくらいグリスが入っていました。
どちらも今回の方法で軽くなりました😊

※ この記事は「TReK 64 AVAIN rev1.1」で書きました ← これ書いてみたかった(^^

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