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TReK配列とは

2024/10/01に公開

私が2年間かけて模索した「日本語入力」と、「vimオペレーション」の両立を目指して作った40%物理・論理配列です。

基本形

一体型配列では以下のような配列になります。
(私は「P」と「;」を入れ替えて使っています)
1.75Uを4つ使用するため、一般的なキーキャップセットでは揃えることが出来ません。
また、1.5Uのハイフン、1.25Uのシングル・ダブルクォーテーションも入手困難(というか恐らく存在しない)になっています。


基本形

「日本語入力」と「vimオペレーション」の両立を目指しましたが、コレと言ってに特化した箇所はないのですが、一般的な40%配列では裏レイヤーに押しやられてしまうことの多い「;」をレイヤー0に配置してあります。
日本語入力に特化した部分は「-」(長音記号)をレイヤー0に配置してあります。
プログラムで多用するシングル・ダブルクォーテーションもレイヤー0️に配置してあります。
バックスラッシュも多用するのですが、Fn+「'」に配置してあるので、シフトキーで打鍵するのと変わらない打ちやすさになっています。
この配列を採用しているキーボードは「TReK Lagoon」があります。


TReK Lagoon

左右対称型

右手最上段のズレかたを変えています。
考え方としては「Yが押しにくいのをなんとかした」という感じになります。


左右対称型

右上のハイフンキーが1Uになっているので、一般的なキーキャップセットに含まれるキーになっています。
現在、この配列を採用しているキーボードはありません(現在設計中)。

左右分離型

基本形の配列の「B」キーを2つにして、左右を6キーづつで分割した形になります。
BOOTHで頒布しているのは、今はこの形のキーボードだけになっています。


左右分離型

親指位置の「Fn/SPC」キーが「B」キーの真下に来ているので、非分離型の配列に慣れていると親指キーの誤打が頻発します(すぐに慣れて誤打は減っていきます)。
この配列を採用しているキーボードは「TReK GT40 DONUMCOELI」、左右ともに7キーづつで分割している「TReK GT40Plus PARALLAX」、中央にテンキーを配置してファンクションキーを追加した「TReK G70 CLAVIS」、 RP2040-Zeroを使用して全体的に薄くなっている「TReK G50 TIJUANA」があります

BOOTH頒布ページ


TReK GT40 DONUMCOELI

TReK GT40Plus PARALLAX

TReK G70 CLAVIS

TReK G50 TIJUANA

左右対称分離型


左右対称分離型

左右対称型を、左右に分離した形になります。
私の2024年現在の理想形の配列となっています。
この配列を採用しているキーボードは「TReK 40Plus SYMMETRIA」、「TReK Lagoon SP」、左右分割した中央にテンキーを配置した「TReK AVAIN」があります。


TReK 40Plus SYMMETRIA

TReK Lagoon SP

TReK AVAIN

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