ロータリーエンコーダー
私は趣味でキーボードを自作(自作キーボード)しているのですが、キーボードにロータリーエンコーダーというダイヤルのようにクルクル廻せるものを、必ず3つ搭載するという事にこだわっています。このロータリーエンコーダーなのですが、大きく分けて2種類ありまして、軸の上半分が金属パーツで構成されている「EC11互換」と呼ばれるものと、プラスチックパーツで構成された「EC12互換」と呼ばれるものがあります。機能に特に違いはなく、回転動作にプラスしてプッシュ機能の有無のバリエーションがあります。私は普段のキーボード製作には、遊舎工房さんで販売されているPCB設置面からの高さが17.5mmのロータリーエンコーダーを使っています。これはこれで問題なく使えているのですが、掌の位置に配置しているロータリーエンコーダーの背を、もうちょっと抑えて低くしたいと考えていました。
そんな感じの思いを馳せていたところ、AliExpressで15mmのEC11互換ロータリーエンコーダーを見つけました。プッシュ対応です。このロータリーエンコーダーは、いままで使っていた17.5mmのものよりも、2.5mm低いので20個購入してみました。
このロータリーエンコーダーで掌の位置にあるロータリーエンコーダーを置き換えてみました。
ちょっとだけ低くなりました。キーをタイプする時に掌が当たることはなくなったのですが、今度はロータリーエンコーダー自体が廻しづらくなりました。一長一短ですね。
手元にあるロータリーエンコーダーを並べて比較してみると、こんな感じです。
一番右の20mmは、手元に200個近くあるので、特に低くする必要のない場合(テンキーパッドなど)はこれを使うのですが、メインキーボードの掌の場所は出来るだけ低くしたいので、15mmを使います。
なので、3つあるロータリーエンコーダーのうち中央には17.5mmを使い、左右掌の位置には15mmを使う形にしています。
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