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MacのUSキーの英かな変換をKarabiner Elementsでカスタマイズする
はじめに
- Macキーボードの英かな変換のショートカットに、最近まで「英かな」アプリを使っていたのですが、Macのバージョンが上がったからか、よく落ちるようになってしまいました。(対応バージョンは3年前のSierraまでらしいので、よく考えたら動いている方がすごい)
- 流石に体験が悪くなってきたので、思い切ってKarabiner Elementsに乗り換えることに
- その際いくらか手間取ったので、その手順をメモしておきます。
対象読者
- Macbook の USキーの英かな変換のショートカットをカスタマイズしたい人
- Karabiner Elementsを使ったことがない人
この記事のゴール
- 「英かな」アプリのように、Karabiner Elementsを使って「左コマンドキー」で英字入力、「右コマンドキー」でかな入力として機能するようにする
- 最終的には
~/.config/karabiner/karabiner.json
が以下のようになるはず
karabiner.json
{
"profiles": [
{
"complex_modifications": {
"rules": [
{
"description": "コマンドキーを単体で押したときに、英数・かなキーを送信する。(左コマンドキーは英数、右コマンドキーはかな) (rev 3)",
"manipulators": [
{
"from": {
"key_code": "left_command",
"modifiers": { "optional": ["any"] }
},
"parameters": { "basic.to_if_held_down_threshold_milliseconds": 100 },
"to": [
{
"key_code": "left_command",
"lazy": true
}
],
"to_if_alone": [{ "key_code": "japanese_eisuu" }],
"to_if_held_down": [{ "key_code": "left_command" }],
"type": "basic"
},
{
"from": {
"key_code": "right_command",
"modifiers": { "optional": ["any"] }
},
"parameters": { "basic.to_if_held_down_threshold_milliseconds": 100 },
"to": [
{
"key_code": "right_command",
"lazy": true
}
],
"to_if_alone": [{ "key_code": "japanese_kana" }],
"to_if_held_down": [{ "key_code": "right_command" }],
"type": "basic"
}
]
}
]
},
"name": "Default profile",
"selected": true,
"simple_modifications": [
{
"from": { "key_code": "caps_lock" },
"to": [{ "key_code": "left_control" }]
}
],
"virtual_hid_keyboard": { "keyboard_type_v2": "ansi" }
}
]
}
手順
Karabiner Elementsのインストール
- 私はHomebrewでインストールしました。
brew install --cask karabiner-elements
- MacbookのUSキーは、「ANSIキーボード」に該当します(インストール直後に聞かれる)
- インストールをした後、Macbookのシステム設定から、Karabiner Elementsの設定を有効にする必要があります(指示に従ってください)
左右コマンドキーを、それぞれ「英字」「かな」に変換する
- 今回の設定の仕方について、以下の方のサイトにとても!とても!!助けられました(心よりお礼申し上げます🙇♂️)
- ただ、この方が書かれた時期と、今のUIが若干変わっていたので、以下にその手順を示します
-
Complex ModificationsからAdd predefined ruleを選択
-
import more rules from the Internetを選択
- ブラウザが開きます
- International -> For Japanese を import
- プリセットが色々用意されているので、その中から「For Japanese」を選択
- Karabiner Elementsで、特定のルールをEnableにする
-
Add predefined ruleの画面に、インポートされたルールが追加されているので、Enableにする
-
以上で、左右コマンドキーがそれぞれ「英数」「かな」に変換されるようになりました🎉
CapsLockをControlに変換する
- 一点、私が悩まされたのが、Karabiner Elementsを起動すると、CapsLockが強制的に「オン」になってしまうことでした
- なので、CapsLockをControlに変換する設定を追加します
-
Simple Modifications -> For all devicesで、矢印の左にCapsLockを割り当てる
-
矢印の右にControlを割り当てる
- 以上で、CapsLockをControlに変換する設定ができあがりました🎉
おわりに
- 以上で、Karabiner Elementsの設定は完了です
- みなさま良いKarabiner Elementsライフを👋
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