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俺のモバイル開発環境を紹介するぜ

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この記事は、東葛.devアドベントカレンダー 7日目の記事です。

はじめに

はじめましての方ははじめまして。ご存知の方はそうだよヒズミさんだよ。
Twitter→ https://x.com/endo_hizumi

型破りという言葉は、ご存知でしょうか?ご存知ですよね。
予想外のこと、普通じゃないことで物事を解決することですが、これはちゃんと、型を知らないと型無しと呼ばれ、区別されています。

一般的なことをキチン知りつつも、目的のために、セオリーを無視する。
それが型破りな行動と言えるでしょう。
自己流にアレンジすると言ってもいいのではないでしょうか。無駄を削ぎ落とし、洗練させる。
その先に、自分だけの型ができる。。。自分流のやり方はそうやってできるのでしょう。
(それで、通常以上に成果が出ていると、他人にも広まっていくのかなぁ)

本題

家だと、気が散って、作業できない・・・そんなとき、外のカフェで作業する(MacBookをスタバで広げて、ドヤァ…とか一時期騒がれましたね。)
そうしたいときが僕にもあります。
そのため、外で作業できるように、モバイルPCをもっています。こちらです。
https://amzn.asia/d/ibRZKpl

SteamDeckです。マジです。
SteamDeckは、PCゲームストアのSteamの運営会社Valve社が開発したのゲーミングUMPCと呼ばれるジャンルのパソコンです。
OSはWindowsではなく、Arch LinuxをベースにしたSteamOSを搭載しています。

CPUはAMDのカスタム品、既製品で相当するものを上げると、Core i5の10世代目。Ryzenだと Ryzen 5 3300X相当
グラフィックは、GTX1050相当のスペックになります。
RAMは、16GBで、APEXとかのAAAタイトルを高画質で遊ぶのは難しいですが、設定を落とせば、遊べます
まぁ、エルデンリングとかホグワーツレガシーが遊べるので、スペック的にミッドレンジ、中間あたりです。サブ機としては、十分すぎるスペックです。
それで、10万を切る価格なので、お買い得かなと思います。
気になる互換性は、Steamにあるゲームは、もちろん。Windows用のゲームの9割が動作します。

経緯

周りの反応から、僕のモバイルマシンは変わっている部類なのでしょう。
なぜ、そうなったのかというと、僕は長らく持ち運ぶノートパソコンは、前職で貸与されているMacBook Proしかありませんでした。(勉強会とか個人開発にも使っていいと許可をもらっていたので)。
しかし、前職とあるように、退職してしまったので、勉強会などモクモク会にもっていくマシンがありません。

さて、どうしましょう。
普通のノートパソコンはありませんが、手元にSteam Deckはありました。

これは見た目こそ、ゲーム機ですが、中身は、ただのLinuxのPCです。
ちゃんと、デスクトップ画面も用意されているので、キーボードとマウスを繋げれば、ちゃんと、モバイルパソコンとして、利用ができます。

みんな大好き、VSCodeも使えますし、Dockerの代わりに、podmanがプリインストールされています。

最低限、3Dゲームが遊べるスペックなので、Web開発には問題ありません。Unityとかのゲーム開発はわからないけど。

周辺機器

ご覧の通り、SteamDeckは単体では、ゲームくらいしかできません。
外部機器をつなぐ必要があります。

しっかし、モバイルディスプレイ、キーボード、マウス・・・すべてをガチャガチャもっていくのは、エレガントではない。
事はすべてエレガントにこなせ。トレーズ閣下もそうおっしゃっています。(SteamDeckの時点でスマートではない? パンパンパン...そんな野暮なツッコミをする方は宇宙で悲しい事故に合われました。全身に鉛玉が食い込んでいたとか…お労しや。)

Dopesplay キーボード付きモバイルモニター

要するに、ノートパソコンのように使えればいいのです。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0CSSRVW8G?ref_=ppx_hzsearch_conn_dt_b_fed_asin_title_4

こちらのデバイスを使えば、このように、SteamDeckが14インチノートパソコンに早変わり!

本来は、Androidスマートフォンをノートパソコンのように使うものなのですが、Type-C一本で画面出力できるものであれば、何でも行けます。
これ自身がUSBハブ機能をもっているので、こいつとSteamDeckだけをもっていけば、完璧です!(もっと言えば、勉強会のメモ程度なら、Xperiaを繋げば、事足りるので、荷物を少なくできます)
5000mAhのバッテリー内臓で、接続したスマホを充電してくれるので、電源の心配もありません。(スマホの場合に限る)
SteamDeckへは、電力が足りないので、別のアダプターを噛ませる必要があります。

wisecoco 7インチポータブルモニター

https://amzn.asia/d/68ztrrz
SteamDeck自身、サブディスプレイにできるほど、机が広ければいいのですが、早々ないので、小さいモバイルディスプレイを追加できるようにしています。
こちらもType-C接続ができ、Mini-HDMIでの接続にも対応しているので、SteamDeckだけもっていった場合にもセカンドディスプレイ環境が作れます。こんなふうに。

HIDISC マグネット式ノートパソコン用スマートフォンホルダー

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ここまで2つが、Amazonの怪しい企業(失礼)でしたが、こちらは日本の企業製品です。
磁石でスマートフォンをマウントしてPC横に浮かせることができる器具です。
机がなくても、これを使えば、膝の上で、メモ取りができます。
ダイソーで一個500円。

棒状の方をノートパソコンの天面に貼り付けて、magSafeもしくはPixelSnapまたはマグネットリングを貼り付けたスマホを円状の方にくっつけます。PC側は強力な両面テープでくっつくので、貼り付ける位置は気をつけてください。

これの良いところは、左右80度まで回転できるので、PCの裏に収納できるところです。

オウルテック Owltech USB急速充電器

https://www.yodobashi.com/product/100000001008694067/

SteamDeckには、充電気がついているのですが、でかいし、コードが外せないので、持ち運びにくい・・・
コンパクトに済むこちらをカバンに入れています。65WまでのPD充電に対応していて、最大2台まで充電できるので、前述のディスプレイとSteamDeckの両方充電に充電可能です。(二台のときは、45Wと15W)

オウルテック モバイルバッテリー 20000mAh

https://amzn.asia/d/dmEIZya

かなしきかな。モクモク会場に、必ず電源があるとは限りません。
現代を生きる我々に、電源喪失は、死活問題です。
なので、こちらも60Wでるモバイルバッテリーも持参です。

こちらもPD対応なので、ディスプレイとSteamDeckに電源供給可能です。
我に死角なし!

サンワダイレクト Bluetooth 超小型 マウス

https://amzn.asia/d/1mXn5NS

ディスプレイの方にトラックパッドがついているんですが、無いよりマシ程度の品質なので、マウスが無いとストレスです。
普通のマウスって、大きいし、かさばるんですよね。
なので、こちらをカバンに入れております。

こんな小さいのに、付属の無線のUSBレシーバーとBluetoothを合わせて、3台まで接続可能なス
グレモノです。

Hagibis ARグラス用USB-C変換アダプター

https://amzn.asia/d/06qHPt3

SteamDeckには、Type-Cアダプターが一つしか無いので、ディスプレイとつなぐとバッテリー駆動を余儀なくされる・・・長時間の作業の際には、バッテリー残量が気になります。
そんな問題を解決できるアダプターがこちらです。
映像&通信と電源を分離して、繋いだまま、充電ができます。荷物は増えてしまいますが、これは仕方ないでしょう。スマートグラス用に映像出力と電源を分離するアダプターはいっぱいあったけど、通信も一緒に通してくれるアダプターが見つからなくて、いくつか博打で買ったのが思い出…

あとは、Type-C↔HDMI変換のためのアダプターやTypc-CtoAアダプター、SteamDeckのケース、専用バッグなど、色々あるのですが、全部紹介すると、キリがないので、割愛します。(テーブルにぶちまけた画像だけ)

余談

ここに行き着くまでに、色々試行錯誤がありました。

SteamDeckと2千円の中古タブレットをセカンドディスプレイにして、それをモバイル環境にしたこともあり...

近所のコメダに、15インチのモバイルディスプレイを持ち込んで、環境にしてみたり…

まだ、この頃は、ケーブルがめっちゃ多かったんですよね。(給電と映像出力のケーブル、タブレットとの通信ケーブル・・・準備だけで一苦労。

そう思うと、今は、ケーブル一本で済むので、随分楽になった…(充電時に一本増えるけど)

最後に

前職を辞めて、半年経ったけど、わりとこの環境で落ち着いている。
もくもく会のときは、SteamDeck用のボディーバッグとモバイルディスプレイの入ってるPCバックを2つ持って、勉強会では、モバイルディスプレイのPCバックをもっていってます(開発しないなら、SteamDeckはいらないしね)。
その時は、Xperiaを繋いで、デスクトップモード運用しています。
散歩用に、スマホ用のミニキーボードとマウスを持っているので、そちらをズボンに入れて、行くこともありますが、そちらは、また別の機会に。

ああ、そうそう、買ったガジェットについては、Twitterだと反応がないので、mixi2に書いてることが多いです。

それでは、皆さん、良いお年を。

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