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JSTQB Advanced Level テストマネージャ試験受験体験記

2023/11/27に公開

2023年11月23日:JSTQB Advanced Level テストマネージャー試験の体験記

※2023年11月30日:合格しました!

2023年11月23日、JSTQB Advanced Level テストマネージャーの試験を受けました。現在、CBT形式での受験も可能で、受験時期を選べるのは非常に便利です。勉強計画を立て、最適なタイミングで受験することができました。

JSTQB Advanced Level テストマネージャへの道:Foundation Level受験からの学習プランと目標設定

2023年8月20日にFoundation Levelの受験を終えた後、JSTQB Advanced Level テストマネージャの勉強を開始しました。勉強時間は約100時間を目安に設定し、1日1時間の学習を計画しました。このスケジュールに基づき、11月下旬を目標に勉強を進めました。

JSTQB Advanced Level テストマネージャー試験対策:問題解決から学習プロセスまで

勉強は、想定される問題を解き、苦手分野を特定することから始めました。海外のサイトにはサンプル問題がありましたが、英語からの翻訳作業を考慮すると(ChatGPTを利用するべきだったかもしれません)、国内の資料を探しました。しかし、見つかったのは有料のスクエアリングサービスだけでした。結局、課金することにしました。

まず、章ごとに問題を解き、全体の概要を掴むことから始めました。難易度はそれほど高くなく、Foundation Levelの基礎知識が大いに役立ちました。名前が示す通り、テストマネジメントに関する問題が多く、過去数年間のテストマネジメント経験が直接役立ちました。したがって、「シラバスで定義された用語」の学習に重点を置きました。

  • 問題を解く:15分〜30分で約30問
  • 理解不足や誤解がある箇所を特定し、シラバスを読む
  • ある程度理解したら、その内容を記事にまとめる
  • 業務に役立つ内容を実践に活かす
  • 自分のマネジメント方法とシラバスの定義に差異がある場合は、それを補正する

多角的アプローチ:JSTQB Advanced Level テストマネージャ試験への道のり

テストプロセス改善と標準化

シラバスを参考に、テストプロセスの改善と標準化をドキュメント化しました。これは仕事にも直結し、一石二鳥の効果がありました。

リスクベースドテストに焦点を当てたテストマネジメント

特にリスクベースドテストに焦点を当てて取り組みました。当時、リスクベースドテストを用いてテストプロセスを進行していたため、この分野を深く探求しました。技術書典15での執筆もこの経験に基づいています。業務への応用と振り返りの機会としても、これは一石二鳥でした。

マネジメントレビューと監査のレビュー

JSTQB Advanced Level テストマネージャーでは、マネジメントレビューと監査に重点を置いて学習しました。特に、マネジメントレビューにおいては、シラバスの定義と実務の乖離を認識し、その補正に努めました。

テストプロセスのさらなる改善

TPI Nextは以前から使用していましたが、他の手法は初めてだったため、理解に時間を要しました。

テストツール自動化

自動化は得意分野なので、特に深く勉強する必要はありませんでした。実際、サンプル問題でも良好な成績を収めています。

スタッフのスキルアップ

相対的に問題数が少なかったため、この分野に関してはそれほど集中して勉強しませんでした。

JSTQB Advanced Level テストマネージャ試験準備:学習時間の内訳と実務応用

  • スクエアリングサービスを利用した勉強時間は約60時間でした。
  • シラバスの読解や記事の作成に関しては正確な計測はしていませんが、おおよそ50~60時間を要したと推定されます。
  • 業務における知識の応用がどの程度学習に貢献したかは明確ではありません。

JSTQB Advanced Level テストマネージャ試験準備:実務と理論のギャップに焦点を当てて

  • スクエアリングサービスに過度に依存するのはリスクが伴います。
  • スクエアリングサービスでは、言葉のニュアンスに関する問題が多く見受けられます。
  • 標準やテストプロセスに関する問題が目立ちました。
  • しかし、実際の試験では、これらのトピックは想定ほど多くは出題されませんでした。
  • 実際の試験では、論理的な問題が圧倒的に多い傾向にあります。
  • 文章理解力、論理的思考能力が問われます。
  • シラバスは2012年版でやや古いものの、アジャイルやスクラムを基礎とした内容や、ユニットテストを前提とするなど、現代的な要素が含まれています。
  • スクエアリングサービスは、自分の苦手分野を特定するために役立ちます。
  • 少しネガティブな表現になってしまいましたが、スクエアリングサービスには感謝しています。

JSTQB Advanced Level テストマネージャ試験の挑戦:準備から実践までのガイド

準備

  • 3時間と長丁場なので、コンディションは重要
  • 3時間文章読んで論理的に考える必要あるので集中力は重要
  • 3週間前にファイスティングして、直前の睡眠の質と胃腸の状態を整えておいた
  • 胃腸の状態が整うと集中力が保つ
  • 実際、3時間のテスト中。途中息抜きはしたが、集中力が切れることがなかった
  • 直前に大福を食べると良い。尿意がこない(集中力キープにはこれ重要)

テスト中

65問は3時間中、2時間で一周した。
2週目は、選択肢から外した選択肢が「それは違う」という観点で見直し、自信がないところも自信が持てたし、3問くらい答えを修正。ってか、1週目の解答で良かったものが多いので、自信あるものの正答率は高そう
全くわからん!って問題はなかった。2択まで絞れて、どっちも正解じゃね?って悩むパターン多い

決して間違いではない選択肢で、「どれが最適ですか?」的な問題…これはずるいw
例えば、性能試験は、やろうと思えばユニットテストでやれるでしょ。やれるならやるでしょ

でもおそらく、結合・(使いたくない言葉だが)システムテストでやる前提での回答をする必要がある

問題に書いてないものは解答にならないと思われるが、問題なくて選択肢にあるもので悩む

テストの振り返り

  • ギリギリまで問題を解いているのではなく、3時間中2時間で一周できた
  • ファーストテイクは「これが正解だろう」という観点
  • 2周目は「他の選択肢は違うだろう」という観点
  • 2周目は45問くらいまでは見れた。
  • 解答修正は3問くらい
  • 逆にいうと、ファーストテイクの正答率が高そう
  • おそらく80%くらいは取れていると思う

テスト結果は出ていないが、本番の集中力、コンディションの良さ、1周目が2時間で終わったこと、見直しをして自信を持てたこと。このことから自信はある。

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