AWS User Notificationsを利用してAWS Console Mobile Appへ通知を行う
AWS User Notifications
こんにちわ。
DevelopersIO BASECAMP一期参加者の加藤です。
2023年 5月 3日 AWS User Notificationsが一般提供(GA)となりました。
モバイルアプリから通知が出るのは良いねとユーザーコミュニティ内でも話題に上がっていましたので、少し時期は遅れましたが、実際に設定してみました。
事前準備
AWS Consoleアプリをインストール(※IPhone、Andoroid)しサインイン。
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App画面下部の「Notifications」をタップ。
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「Enable Notifications」をタップ。
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「Get Started」をタップ。
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「OK,Go It!」をタップ。
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通知の送信を許可。モバイル側の作業は以上です。
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次に今回はEC2の状態変化をトリガーにするイベントを選択する予定ですので、インスタンスをCreateしておきます。
本作業
コンソールから「AWS User Notifications」を検索し以下サービスへ移動します。
「通知設定を作成」を押下します。
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任意の通知設定名を入力。
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前述していた通り、今回は確認が用意な「EC2 Instance State-change Notification」を選択します。
[参考]2023年5月28日現在選択可能なリソース
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通知を集約する設定を選択します。今回は推奨の5分のまま次に進みます。
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今回の目的である「モバイルアプリ」を選択し、「Device」から先ほど通知の許可設定を行なった端末を選択します。(Appインストール用のQRコードが添えてありますが、Deviceを検出し直す為のリロードボタンがないので、Appの設定まではこの画面を表示する前までに済ませておくか、ブラウザをリロードする必要があります。)
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ここまで選択したら「通知設定を作成」を押下します。
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正常に作成が完了したようです。
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「配信チャネル」には以下のように表示されています。
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裏で動くEventbridgeルールです。
動作確認
インスタンスを停止してみます。
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通知が確認出来ました。私はPixel6aを使っていますが、デバイス側の設定でスマホ側をサイレント通知にしている場合も「例外」扱いにする事も可能のようです。
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通知センターでも発生した通知イベントを確認可能です。
終わりに
現在の所、Cloudformationのリソースタイプは存在しないようでした。
様々なリソースに対応しているサービスのようですので、モバイルアプリへの通知に関わらず、「従来よりこういうケースで楽になる」という所を実際に利用された方の感想などから知れたらなと思いました。
お読みいただき有難うございました!
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