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ドキュメント移行を考える(Evernote2obsidian)
1. はじめに
ずっとやらなきゃと思っていたEvenoteからのドキュメント移行をやってみました。
参考になれば幸いです。
読み手の対象:
- evernote から他のドキュメントサービスへと一括移行したいと考えている方
- evernote デスクトップ版を利用できる方
- WSL2 上のubuntuでアプリケーションのインストールができる方
2. どう移行したか
2.1. データのエキスポート
普段はWeb版とモバイル端末での利用に絞って使っています。データを取り出す場合、web版だとエキスポートが出来ないので、デスクトップ版をインストールして、ENEX形式に変換します。
ディスクに余裕のある方は、アーカイブ用にHTML形式への変換も実施しておくとよいと思います。
(1) デスクトップ版の入手・インストール
(2) エキスポート操作
2.2. データのコンバージョン
Obsidianへのファイル形式でもあるmarkdown形式へと変換するやり方を紹介します。
- google で"evetnote to markdown"で検索するといくつかやり方が出てきます。
- Yarle がよさそうだったので、windows wsl2 ubutu 環境で試してみます。
# (1) node の環境切り替えツールとnodeをインストールします。
$ curl -o- https://raw.githubusercontent.com/nvm-sh/nvm/v0.39.5/install.sh | bash
$ source ~/.bashrc
$ nvm install --lts --latest-npm
$ nvm alias default 'lts/*'
$ npm install yarle-evernote-to-md@latest
# (2) 環境に応じて、config.jsonファイルを用意ください。
$ vi ./config.json
# (3) コンバージョンを実行します。
$ node ./node_modules/yarle-evernote-to-md/dist/dropTheRope.js --configFile ./config.json
2.3. データ確認
オリジナルの文書からmarkdownファイルとイメージファイルの分離ができました。
そのあとはmarkdown ファイルをresouceファイルをObsidianのローカルフォルダに移動します。
あとはObsidianで確認します。タイトルのだぶりなど書式で気になる点はありますが、なんとかできたようです。
あとは時間つくって文書間のリンク付けやってく感じです。これは別途ですね。。。
参考: https://publish.obsidian.md/help-ja/ここからはじめる
3. まとめ
これまで10年以上Evernote を使い続けていましたが、Notion、One-Note等クラウドサービスの使い分け、Evernoteを取り巻く環境も変化してきていることもあり、今年の終わりにIT断捨離するぜ!と思い立ち、本日実行しました。
最初のドキュメントの作成日付みたら2009年でした。evernote 長い間本当にありがとう!!
(使用期間:1000ドキュメント/14年、ドキュメント変換:3.0時間)
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