🪟
ChromebookでXを。
CLIのLinuxもいいけれど、いいんだけど…ということで、今回はあの"X"を再現してみます。
1.はじめに
Chromebookは大好き。なんだけど、あれってブラウザだけでしょ?
そんなあなたと私のために「Chromebookをもっと好きになる」をお届けします。
2.Linuxのセットアップ(0)
とにもかくにも、まずは、Chromebook に Linux をセットアップします。
以下のサイトを参考にセットアップしてみましょう。
3.Linuxのセットアップ(1)
インストールが完了したら、Linuxのバージョンを確認します。
ターミナルで、以下のコマンドを入力します。
cat
$ cat /lib/os-release
私の環境(2025.3.31現在)では、以下のLinuxバージョンでした。
os-release
PRETTY_NAME="Debian GNU/Linux 12 (bookworm)"
NAME="Debian GNU/Linux"
VERSION_ID="12"
VERSION="12 (bookworm)"
VERSION_CODENAME=bookworm
ID=debian
......
4.Linuxのセットアップ(2)
次に、Linuxのパッケージを最新化します。
ターミナルで、以下のコマンドを入力します。
apt-get
$ sudo apt-get update && sudo apt-get dist-upgrade
そしていよいよ本命Xのインストール。xserverとx11を入れておきます。
xserver
$ sudo apt-get -y install xserver-xorg
$ sudo apt-get -y install x11-apps
5.満を持してstartxだ!
これで準備は完了。でもでも、せっかくだから、startxって言いたい。言いたいのです!
なので、シェルスクリプトを用意します。
startx
#!/bin/bash
xcalc &
xclock &
xeyes &
xlogo &
そして、
startx
$ . startx
を叩くと…こんな感じに!
6.まとめ
あー、楽しかった。あの頃の思い出が蘇る、懐かしのstartxと仲間たち(xcalc、xclock、xeyes、xlogo)。
/binフォルダの中には、他にもアプリケーションたちがインストールされています。
あなたも、自分だけの"X"を呼び出してみませんか?
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