Zenn
🪟

ChromebookでXを。

2025/03/31に公開

CLIのLinuxもいいけれど、いいんだけど…ということで、今回はあの"X"を再現してみます。

1.はじめに

Chromebookは大好き。なんだけど、あれってブラウザだけでしょ?
そんなあなたと私のために「Chromebookをもっと好きになる」をお届けします。

2.Linuxのセットアップ(0)

とにもかくにも、まずは、Chromebook に Linux をセットアップします。
以下のサイトを参考にセットアップしてみましょう。

https://support.google.com/chromebook/answer/9145439?hl=ja

3.Linuxのセットアップ(1)

インストールが完了したら、Linuxのバージョンを確認します。
ターミナルで、以下のコマンドを入力します。

cat
$ cat /lib/os-release

私の環境(2025.3.31現在)では、以下のLinuxバージョンでした。

os-release
PRETTY_NAME="Debian GNU/Linux 12 (bookworm)"
NAME="Debian GNU/Linux"
VERSION_ID="12"
VERSION="12 (bookworm)"
VERSION_CODENAME=bookworm
ID=debian
......

4.Linuxのセットアップ(2)

次に、Linuxのパッケージを最新化します。
ターミナルで、以下のコマンドを入力します。

apt-get
$ sudo apt-get update && sudo apt-get dist-upgrade

そしていよいよ本命Xのインストール。xserverとx11を入れておきます。

xserver
$ sudo apt-get -y install xserver-xorg
$ sudo apt-get -y install x11-apps

5.満を持してstartxだ!

これで準備は完了。でもでも、せっかくだから、startxって言いたい。言いたいのです!

なので、シェルスクリプトを用意します。

startx
#!/bin/bash
xcalc &
xclock &
xeyes &
xlogo &

そして、

startx
$ . startx

を叩くと…こんな感じに!

6.まとめ

あー、楽しかった。あの頃の思い出が蘇る、懐かしのstartxと仲間たち(xcalc、xclock、xeyes、xlogo)。

/binフォルダの中には、他にもアプリケーションたちがインストールされています。
あなたも、自分だけの"X"を呼び出してみませんか?

電算システム 有志

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