ChromeBook にインストールしたUbuntu(22.04)にアクセスしてみた

勉強がてら自分のMacbookからChromeBook にインストールしたUbuntu(22.04)にアクセスして遊んでみたのでメモ

1.UbuntuにApach をインストール

sudo apt update
sudo apt install apache2

インストールが完了したら、Apacheサービスを起動・有効化

sudo systemctl start apache2
sudo systemctl enable apache2

Webブラウザで http://localhost にアクセスして、Apacheのデフォルトページが表示されることを確認します。

2.MacBookからUbuntuサーバーにアクセスする

UbuntuサーバーのIPアドレスを確認します。ターミナルで以下のコマンドを実行してください。

hostname -I

表示されるIPアドレスをメモしておきます。

MacBookのブラウザで、先程確認したUbuntuサーバーのIPアドレスにアクセスします。
例: http://[表示されたIPアドレス]

これで、MacBookからUbuntuサーバー上のApache Webサーバーにアクセスできるはずです。

3.ファイヤーウォールの設定

Ubuntu側で以下のコマンドを実行してファイヤーウォールを有効化します。

sudo ufw enable

ufwコマンドが無い場合はインストール

sudo apt install ufw

http通信のために、80番ポートに許可を出しておきます。

sudo ufw allow 80

4. ネットワークネットワーク接続情報を確認

アクセスする前にUbuntu側で現在のネットワークネットワーク接続情報を確認してみましょう。

sudo netstat -tlpan 
.
.
tcp    0    0:::80     :::*   LISTEN   プロセスID/apache2
.
.
tcp    0    UbuntuIP情報 :80    MacbookIP情報 :XXXX   ESTABLISHED   プロセスID/apache2

LISTEN: この状態は、サーバーがクライアントからの接続要求を待ち受けていることを示しています。つまり、サーバーがアクティブにポートを開いており、クライアントからのTCP接続要求（SYNパケット）を受け付ける準備ができている状態です。

ESTABLISHED: この状態は、クライアントとサーバー間でTCP接続が正常に確立され、データの送受信が可能になったことを示しています。TCPハンドシェイク（SYN、SYN-ACK、ACKの3ウェイハンドシェイク）が完了し、両者間で通信が開始される状態です。

5.ポートを閉じてみる

httpのポートを閉じてみましょう。

sudo ufw deny 80

この状態で再びMacbookからアクセスしてみるとThis site can’t be reachedとなり接続できないはずです。
それでも接続できる場合はUbuntu 側でプロセスを終了してみましょう。

sudo kill <PID>

<PID>には4.で確認したプロセスID/apache2のプロセスIDが入ります。

完了したら

sudo netstat -tlpan 

で再度接続情報確認してみましょう。
先ほどまで表示されていたESTABLISHEDのラインが消えているはずです。

6. ポートを解放して再び接続してみる

sudo ufw allow 80

これで再びMacBook側から接続できます。
ネットワークとFireWallの簡単な勉強のためにメモを残してみました